値渡しと参照渡し

※この記事は『麦とホップ 冬小麦』を飲んで書かれた。

技術記事にする余裕はないんだが、Pythonの関数引数が値渡しではなく参照渡しであるがゆえに意図に反して正常動作している(???)箇所があり胸をなでおろしている。

動員力

心理学の実験には人が必要だ。

動員という言い方には来てくれた一人ひとりへの感謝が感じられなくて嫌なのだが、それでも事実として数を集めないと話にならない。

幸い思ったよりは勢いよく人を集められている。いいぞ。

いや、なんで今さら実験してるんだよ。意味わかんねえ…

↑なんかツイートみたいな羅列

麻痺

意外と修論行ける気がしてきた。脳のリスク評価をする部分が麻痺してきたようだ。

なにかしら形にして提出しよう。提出さえすれば合格か不合格の2択なので50%で勝ち。

Ingress復帰

Ingressは2015年ごろプレイしていた。自宅の前にアイテムを置く嫌がらせ(偶然?)を受けてやめていたが、僕の個人情報に対する感覚が変わってきたので再開してみた。

ポータルをレベル8にするためには刺さっている8本のレゾネーターが全てレベル8でなくてはならない。このためにはレベル8以上のエージェントが8人必要になる。これがなかなか難しく、レベル8のポータルは少ない。活動頻度や実績で他人に及ばなくても、レベル8になっているだけでポータルのレベルアップに貢献できるのが楽しい。

Ingressの画期的なところは世界が違って見えるということだ。言い換えれば普段の生活で僕は周囲の街並みをほとんど見ていない。ポータルに指定されるのは史跡や文化施設など、人々の精神的な営み?が行われる場所だが、大抵はIngressのアプリを通さないと存在すら気づいていない。現実の面白さに気づかせるのは位置情報ゲームの元祖にして(本当か?)本質的な面白さだと思う。

テクテクテクテクのターゲット

※僕はIngressを1年、ポケモンGOは1週間ほどプレイした。あと僕はドワンゴの利害関係者だ。

テクテクテクテクが発表された。

位置情報ゲームのビッグタイトルIngressからは5年遅れ、ポケモンGOからは2年遅れであり、位置情報ゲームはもう新しくない。そのタイミングでこれを出してきた狙いはIngressの徹底的なローカライズのようだ。

興味深いのは予約塗り機能だ。高速移動中でも通過したエリアを予約状態にでき、あとから塗れる。Ingressは高速移動中は操作が制限されるので車や電車で通勤している間はなにもできない。本格的にプレイしようと思ったらIngressのために外出して歩き回らねばならない。IngressはGoogleハングアウトを中心にしたコミュニティが形成されており、大規模イベントから簡単な情報交換まで交流が豊富だ。テクテクテクテクではソロでスキマ時間を利用したプレイがやりやすいというのは面白いが、忙しく人間関係に奥手な日本人に合わせてこのような仕様になったのだろうかと思うと悲しい。

プロモーションムービーでは人気キャラクターとのコラボがプッシュされていた。262秒のPVのうちに48%にあたる127秒をコラボキャラクターの紹介に割いている。

  • サキエル(新世紀エヴァンゲリオン)
  • 小林幸子
  • ポプ子&ピピ美
  • 大原優乃
  • シン・ゴジラ

エヴァのサキエルやシン・ゴジラはコンセプトに合致していて面白いが、これらに並べて小林幸子やポプテピピックを出してくる辺りに「ニコニコの文化に浸っている人間を狙い撃ちする」という強い意志を感じる。先日発表されたARTILIFEはシステムやビジュアルからテクノロジーに裏付けられた新しさへの意欲を感じたが、こちらはかなり過去の遺産を重視しているようだ。

大原優乃はグラビア女優で水着で登場する。MCが「水着をビルで遮蔽すると裸に見える」とか言い出して完全にブチギレた。本当に下らない発言だし気持ちが悪い。男子校じゃねえんだよ。いや、男子校センスの持ち主に向けたゲームですよというアピールなんだろうか。

公開されたらプレイしてみようと思うが、今使っている安物のスマホはGPSでかなり発熱するのであまり快適にはできなさそうだ。

難しすぎる

作ろうとしている実験プログラムが難しすぎて僕の頭脳では管理しきれない。世の巨大システムなんかはなおさらだと思うんだがどうすればいいんだ?

先輩が「麻婆豆腐が美味い」と勧めてくれた中華料理屋に行ってみたが、安いだけで平凡な味だった。あとで聞いてみたら料理人の当たり外れが激しいらしい。難儀な店だ。

麻婆豆腐は花椒を効かせたものもあるが、僕は苦手だ。花椒を食べると口がしびれて何を食べても鉄の味しかしなくなる。

私が普段いる文学部の建物にアライグマが住み着いているらしい。少し知識がある人なら知っているだろうが、アライグマはかわいい外見・イメージに反して迷惑な害獣だ。現に我々も糞害に苦しんでいる。駆除することになるだろう。

文学部の建物は地面を掘り下げて建てられており、その掘り下げた建物周囲の幅1〜2mの地下エリアをねぐらにしているようだ。このような建築になっている理由は地下の部屋に日光を取り入れることだろう。しかし実験室に日光はご法度で、視覚の研究室は暗室を使っている。この建物は古く、電気設備にもたびたびトラブルが発生して犠牲者(PC)が出ている。率直に言って研究には不便だ。壊して建て替えて欲しいのだが、文化的価値によってそう簡単にもいかないらしい。またこれは友人から聞いた話だが、特別な工法を用いていて建物をそのまま横倒しにしても壊れないほどの耐久性があるらしい。これでは祈祷で天災を呼ぶ手も使えない。

「獣」と入力して『獣の奏者』シリーズを思い出した。上橋菜穂子による全4巻のファンタジー小説だ。『守り人シリーズ』や『鹿の王』も読んだ。文化人類学のセンスを取り入れた異文化・異種族間の交わりを正面から描く力のある作家だ。

そういえば最近まっとうな読書をしていない。ぼんやりと小説を読めるような時間が欲しいが、そんなものはこの先一生手に入らないような気もする。