IYマイレジ ピピットスマホを会員限定にするな うたもくとgfnと酒を飲んだ

たまには日記を書く。

起きて、昼食に丸亀製麺のトマトカレーうどんチーズのせを食べた。

スポーツクラブに行って30分歩いたり走ったりした。本来日曜日は泳ぐのだが、今日は足腰の筋肉痛が持続していたので軽くした。マシントレーニングで同じ筋肉を週1回鍛えるとして、筋肉痛が1週間持続したらその間その筋肉の負荷は抑えるべきらしいので、有酸素運動を軽減せざるを得ない。なんというか、配分が難しい。人生を通してきちんと体を鍛えたことがなかったのでどうやればいいのかわからないことが多い。

IYマイレジ ピピットスマホを会員限定にするな

その後スーパーで納豆とヨーグルトを買って帰った。これまでスーパーではスマホをセルフレジ代わりにするサービスが使えたのだが、今日行ったら会員登録しないと使えなくなっていた。しかもその会員登録がスマホからしかできず、登録したらメール送りまくりますメール停止は面倒にしておきますと宣言するかのような文言があったので、腹が立って登録をやめた。

スマホに通知を飛ばせるという点でアプリをインストールさせるのが効果的なのは理解するが、会員登録には

  • メールアドレスの入力
  • パスワードマネージャによるパスワード生成

という作業が必要であり、これらを豆粒みたいなキーボードと1つのアプリしか同時に起動できない制約のあるスマホでやるのは面倒くさい。

そもそもスマホレジは有人レジを減らして人件費を抑えながらレジの待ち時間を減らせるwin-winの仕組みのはずなのに、どうしてそこに会員登録誘導というハードルを設けてしまうんだろう。

うたもくとgfnと酒を飲んだ

やっていきエナジーをかなり充填したのだが、2人はコードを書くことで世界に対してオンリーワンの貢献をしている一方で、僕は至って普通の職業ソフトウェアエンジニアで、ともすれば社内の事情や評価のことを考えがちだ。能力の高低以前に世界観のスケールが違う。

とは言っても彼らは会社のことなんか知らないで技術的探求に耽溺しているというわけでもない。むしろ技術的な最先端を突き進むことが会社の利益につながっていたり、逆に会社での制約を経験することで技術的な視野を広げたりしている。

レベルを上げて物理で殴れば全てが手に入るのだろうか。答えはわからない。具体例があるだけだ。ただ、こうして刺激をもらえる機会があるというのはありがたいことだ。

自分用ActivityPubインスタンスとしてGoToSocialを立てた

ツイッターがいよいよヤバそうなのでActivityPubのインスタンスを立てたくなった。まずMastodonを検討したが、リソースの要求が高いので諦めた。不慣れなRoRだしTypeScriptじゃないし構成も複雑なので個人で管理・改造するのは負担が大きいというのもある。

改めてActivityPub実装の中で軽量なものを探したところGoToSocialが良さそうだったので立てた。AWS EC2のt4g.microで現状問題なく稼働している。と言ってもまだフォローが少ないからかもしれない。ActivityPub、というか分散型SNSという仕組み上フォロー関係が増えると加速度的に通信が増大していくはず。

GoToSocial

GoToSocialはGoで書かれている。シングルバイナリで吐かれるアプリケーションとsqliteで動き、公式に提供されるdocker-compose.ymlを少し調整してリバースプロキシとしてnginxを立てるだけで動かすことができた。

現段階ではアルファリリースという位置づけであるが、大部分の基本的な機能に問題はない。今自分が把握している問題は以下の2つだ。

  • 動画が表示されない
  • notestockが利用できない
    • 利用を開始するためのnotestockのbotアカウントへのメッセージ送信がエラーで失敗する
    • mastodonには送れるのでnotestock側に何か問題があるのではと思っているが、notestockのソースコードは公開されていないので詳細不明

フロントエンドをほとんど持たず、サードパーティのクライアントから叩かれるAPIサーバーに専念している。推奨されているクライアントはpinaforeだが、pinaforeは2023年1月に開発の停止が発表された。webクライアントに限ればこれが最も盛んに開発されていたので先行きが不安だ(しかし作者自身が述べているようにpinaforeもだいぶ技術スタックが尖っていて将来性は怪しかった…)。ActivityPubデビューする人は最初にサーバーに登録してからクライアントを導入するだろうが、GoToSocialはユーザー登録用のフロントエンドも持っていないので一般に公開するにはハードルが高めかなと思う。自分はdockerコンテナに入ってCLIからアカウントを作成した。

自分でちょっとした改造を試みたときにdocker buildが大量のメモリを食ってEC2が落ちた(2GBでは足りなかった)。Dockerfileからswagger関連の処理をゴリッと消してやると直る。

何も楽しくない

近況報告です。

何も楽しくない

定期的に精神がおかしくなるのは既知なので驚くような話ではないのだが、また来た。ここ2週間くらい何をやっても楽しくない。

これだけコロナが流行ってると、公共交通機関で遠出するとか友達と会うとかはやりにくい。そして鬱屈とした気持ちを抱えながら自宅でネットでなんかする。でも今はみんな鬱屈とした気持ち、人によっては切実な困難と向き合いながら生きているので、ネットも面白い話より刺々しい話の方が多い。

結局人間には無理なのだ。「人間」である。人が一人だけで山奥でひっそり暮らしていれば感染症なんか何も怖くはないのだが、人と人が高度に支え合って成立している現代社会には感染症がてきめんに効く。人の関係のあり方を乱す。そうなると人間社会など脆いものだ。昨今の笑っちゃうような痛ましいニュースを見ていればわかるだろう。

なにか気が晴れるような面白いものはないかなと思って探しても、ネットの記事なんかは大半がPV狙いの釣りみたいなものだし、YouTubeを開けば過学習したAIがもう見た動画と興味のない動画ばかりサジェストしてくるし、一体誰が引っかかるんだという投資詐欺の宣伝を頻繁に見せられる。金を払ってない視聴者は客ではなく広告主に売るための商品なのだ。

ところでYouTubeでサジェストに不満があるとき、面白いコンテンツを探すというのは結構難しい。YouTubeの利用者は全人類なので「探索」タブから「話題」や「急上昇」のコンテンツを見ても自分にとっての打率が低い。その点ニコニコ動画はカテゴリごとのランキングでそこそこ面白いものが見つかる。ユーザーの同質性が比較的高いことと、よく知らないコンテンツでもコメントでなんとなく面白さがわかるというのが良さだろう。

オリンピックの男子体操について

内村の鉄棒予選落ちはショックだったが、仕方がない。いつでも100%のパフォーマンスができるわけではない。加齢とはそういうものだ。

橋本大輝の活躍は目覚ましかった。体操選手にしては長身な彼だが、胆力も相当なもので最初から最後までよく体が動いていた。特に鉄棒の完成度は相当なもので、放れ技をいい位置で掴んでスムーズに車輪につなげていた。解説でも触れられていたが、連続技加点を狙ったトカチェフ系の放れ技が流行する現在のメタにおいて、カッシーナ(コバチ系)・コールマン(コバチ系)・伸身トカチェフ・トカチェフひねり・ヤマワキとバランスよく取り揃えた構成は珍しい。なんとなく王者の器のようなものを感じる。

一番気になっていたのはあん馬のスペシャリスト亀山耕平だ。予選では構成をD:6.5に落としたうえで極めて完成度の高い実施を見せ、2位タイで決勝進出を決めた。持ち技的には決勝では構成をD:6.9まで上げる余地がありそうだが、それでEスコアがどこまで保てるか。直近の大会では厳しそうだったのでどこまで調整できているか注目だ。

予選1位の李智凱(得点は亀山・マクレナガンと並んでいるがEスコアが高いので1位)は優勝候補の筆頭。非常に美しい開脚旋回で高いEスコアを持つ。予選ではケイハ2(C)を使っていたが決勝ではケイハ(F)に上げてくるだろうから、少なくとも0.3点は伸ばしてD:6.7に乗せてくる。予選4位で現世界チャンピオンのウィットロックは男子団体決勝でD:7.0の世界最強の構成を見せたが、細かい減点が積み重なりEスコアが伸びなかった。今大会の採点傾向に適応できるか。

平行棒の「神」鄒敬園は団体決勝ではいくつかのミスと謎の減点(タイムオーバー?)で精彩を欠いた。もしかしたら吊り輪の疲労があったのかもしれない。演技内容を見るとツォラキディスやマクーツの停滞がなくなるなどこれまで以上の完成度が見られる箇所もあり、種目別決勝ではどんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。

Dota2の近況

Dazzleがメタから外れて以降MMRは3400前後で停滞している。現在の7.29もAghanim's Shardの導入によりDazzleが強いメタに見えるが、TI10のRegional Qualifierでは1回も使われなかった不名誉な11体のヒーローに名を連ねてしまっている。単純にスキルが弱いという評価らしい。以前の栄華を支えたNecronomiconは削除されてしまった。そうなるとPoison touchのダメージを延長するためには自分で殴らなければいけないし、Shadow waveを跳ねさせてダメージをかさ増しすることもできない。

あらゆる勝負事に言えることだが、やはり受け身の戦術は弱いのだ。というよりは受け身の戦術が強いゲームは面白くないから弱くなるように調整されるのかもしれない。スマブラシリーズを見ると、着地キャンセルで着地隙が0をできた64は攻撃側有利のコンボゲー、着地隙が半減されるDXは競技性の高さで長く楽しまれ、着地キャンセルが廃止され防御側有利が明確になったXはあまり競技としては盛り上がらなかったように思う。

最近あまりスマブラDXの競技シーンを追えてないんだがM2Kとかってまだ現役でやってるんです?

料理

体重増加を目指して食事管理アプリ「あすけん」を使っていた時期があった。これは期間限定で使えていた有料限定機能が使えなくなると途端に使いづらくなってしまって、既に傾向はつかめていたので記録はやめてしまった。

単純に摂取カロリーが少なすぎるというのと、ビタミンが取れていないのが問題だった。「もっと食え、野菜も食え」という話だ。これを受けて自炊の強化が少しずつ進行しており、最近ではグリコの『バランス食堂』シリーズのような惣菜の素を活用し、3日分程度を作り置きしている。

3日に1度、切って加熱するだけの簡単な調理で済むので簡単だし、一応栄養バランスも良いということになっている(本当かよ?)。単純に味が良いのが素晴らしい。切って焼くなんてそうそう失敗しないし、味はプロが調整してるんだから。

最近の悩みは鉄フライパンの劣化だ。ちゃんと調べたとおりに油をなじませてもすぐ油膜が失われて、欠けた表面にサビが発生する。何がいけないのか。

物欲

最近ガジェットを買ってないのでなにか欲しいという漠然とした欲求がある。候補はディスプレイ・iPad・PCメモリかな。

ディスプレイは既に3枚あってどれも本来の機能は申し分ないのだが、一番の安物であるBenQ製のディスプレイの基盤周り?の作りが甘いようで、入力切り替えに頻繁に失敗してディスプレイの再起動が必要になる。と言ってもそれほど困ってるわけでもなく、優先度は低い。

iPadは5年前に中古のminiを買ったやつがある。だいぶスペックが厳しくなってきており、ブラウジングが遅い。ストレージもカツカツで頻繁にKindleのダウンロードデータなどを消さねばならない。ただ買うとあまりにも高いのでなかなか踏ん切りがつかない。

PCメモリはいつだって欲しい。今のPCを組んだときは最悪の時期で、8GBx2が2万円以上した。今はその半額程度か。ブラウザが無限にメモリを食うのと、Dota2が最近メモリ不足に起因してそうな読み込み遅延を見せ始めているのが気になっている。ただ、いまさらDDR4-2666を買うの?というためらいがある。

楽しんでない?

いろいろ書いてみるとそれなりに楽しんでる気もしてきたな。ただこれは本当に楽しんでいたのか、感情を文字に押し込める(そう、押し込めているんですよ?)過程で自分は楽しんでいると自分に信じ込ませているだけなのか、わからない。

Yahoo! JAPAN Hack Day 2019 ハッカソン 参戦記

12/15(日)

メンバー

2年前にドワンゴのインターンに参加した6人。我々のチーム以外からも当時のインターンメンバーが2人出場していた。得意分野の内訳はフルスタック・フロント・フロント・フロント・フロント・低レイヤー。

作ったもの

サーバーの異常事態などの通知を受け取ったときに、ラズパイ経由で予め指定したルーティンでデバイスに通電して物理的な通知を行えるソリューション。推しはビジュアルプログラミングができるルーティン作成画面と、ラズパイ側がシングルバイナリであること。デモンストレーションではパトランプとウォシュレットを用いた。

プレゼン動画

1:20:18辺り、24番秘密結社Dev。

やったこと

フロントエンド人材が余ってたので特に技術的なタスクはなかった。が、そういうポジションにいたおかげで個別の技術にとらわれず全体でモデルを共有する重要性がわかった感じはある。

  • リーダーと一緒に諸手続き
  • 買い出し
  • 適当にメンバーの後ろに座って悩みを聞く
  • HTMLペラ1枚書いた
  • プレゼンのアイデア出し
  • 寸劇に出演

学び

技術的な貢献の少なさに反して大きな学びがあった

firebaseがすごい

FunctionsとFirestoreを使った。サーバーやDBの設定を自分でしなくても、Firebaseが提供するAPIをTypeScriptで叩くだけでシームレスに連携できる。細かいチューニングをしたいときには不向きだろうが、素早くプロダクトを世に出すという点ではとても便利なサービスだと感じた。

DDDの意義がわかった

最近は『エリック・エヴァンズのドメイン駆動設計』を読んでいる。この本の序盤では作るべきものをよく考えてモデルに落とし込むことの重要性が語られている。仕事だとすでに完成して動いているプログラムを改修することが多いのであまり実感が湧かなかったが、チームで新しいプロダクトを一から作るとなると書かれていることの意味がよくわかった。具体的にはエンティティと値オブジェクトの区別とか、仕様を精査しながら本当に必要な概念を抽出して名前やオブジェクト構造に反映するとか。

その他お気持ち

  • 軽い気持ちで徹夜しようとしたらめちゃくちゃしんどくて、結局効率を落としてしまった。会社員になったせいで規則正しい生活に体が慣らされてしまっている。
  • ハッカソンで評価されるためにはクリエイターとしての視点の鋭さとエンジニアとしての腕前の高さを併せ持つ必要がある。僕はエンジニアのことを「技術を使って問題を解決する人」と考えているが、問題を見つけ出す能力も育てていく必要があるのか、別に気にしなくてもいいのか。答えは出ていない。
  • 開始前に参加者を集めてキメ台詞を叫びながら写真を取ったり、SNSバズ賞があったり、審査員にタレントを呼んだり、Yahooはハッカソンの参加者にある程度の社会性があることを想定しているんだなと思った。
  • スポンサーが提供してくれたCOMP完全食は未来の味がした。

毛布がない/ディスプレイの高さ/dアニメストアのスペースだけ入ったspanタグ

11/30(土)

毛布がない

風邪のあと咳が長引いていた。そろそろ収まりつつあるのだが、ハウスダストの影響もあり得ると考えて毛布をクリーニングに出した。当然だが、クリーニングに出すと自宅に毛布がなくなる。寒い。現在進行形で。賢い人間は冬が来る前に毛布をクリーニングに出していたのだろう。どうして僕にもそうしろと言ってくれなかったのか。水曜日まで耐えねばならない。

ディスプレイの高さ

僕はバロンチェアをヘッドレスト付きで使っている。頭をヘッドレストに預けると視線が上を向くのでディスプレイがある程度高い場所にあってほしい。そこでツクモでディスプレイの台を買ってきた。概ね満足しているが、一つ計算外だったのはマウスのケーブルとディスプレイ台の足がぶつかることだ。現状問題ないが、少し気にする必要がある。

dアニメストアのスペースだけ入ったDOM

dアニメストアの作品ページにはエピソードリストがある。一つひとつのエピソードは話数番号・サブタイトル・サムネイルを持つが、作品によっては各エピソードにサブタイトルを振らないものもある。そういう作品はどうなるのかなと思ったら、サブタイトルとして   (スペース) が設定されていてひっくり返った。

話数番号とサブタイトルにはマウスオーバーしたときにクリック可能であることを表現するアンダーラインを表示するスタイル(text-decoration: underline)が当てられている。つまり、スペースにアンダーラインが付加されて謎の線分が出現するのだ。

これは強気すぎる。表示すべきものがないなら要素を消せばいいのに。

学生に向けて喋った/Slackの入力欄のWYSIWYG化を許すな/ガーリィレコード『フラフープデブ』

11/12(水)

学生に向けて喋った

会社の採用イベントでエンジニアが(普段の調子で)LTをして学生に聞かせるという会があった。何らかの力学によって僕もトーク役に抜擢され、ちょっとした話をした。トップバッターというアドバンテージもあり、反応は上々。懇親会では文系からエンジニアになろうとする人がおり、自分の経験をなるべく話すようにした。

一応ここにも書いておくと(もちろん弊社人事の見解ではなく僕個人の考えだが)新卒採用はその時点の実力はそれほど重要ではない。プログラミングが好きで勉強し続けられるという適性があることをアピールするのが大事で、そのためには何かを作って見せることが有効だと思っている。

Slackの入力欄のWYSIWYG化を許すな

Slackは新機能を一部のワークスペースに導入して様子を見ることがある。僕が加入しているSlackワークスペースの1つで(幸いもっともアクティブなワークスペースではない)エディタがWYSIWYG化された。

WYSIWYG化とはどういうことか。それは入力欄に、最終的に表示されるべきものと同じものが表示されることだ。これまではそうではなかった。つまり \chao\ と入力欄に入力すると最終的には chao と表示されていた。しかしWYSIWYG化かによって入力欄に \chao\ と入力した時点で入力欄の表示が chao に書き換わるのだ。

これはクソだ。私はバカなので文章とその装飾は別々に考えたい。しかしWYSIWYGエディタでは書いている途中で既にその2つが混ざる。そして装飾されたエリアから出るために1回多く矢印キーを押す必要が生じたり、装飾されたエリアを消すことができなかったり、行頭の1文字がEnterを押さずに勝手に確定されたりする。これはクソだ。本物のクソだ。

ガーリィレコード『フラフープデブ』

僕はずっとYouTuberのガーリィレコードチャンネルを推している。11/10に公開された『フラフープデブ』はトップ10に入る神回だったので紹介する。まずは見ろ。

とにかく高井がボケてボケてボケ倒すその勢いがたまらない。冒頭の間違ったフラフープの使い方が高井の驚異的な身体能力のせいで成立してしまっているのがまず面白すぎるし、そのせいで高井が「何がおかしい?」とでも言いたげな態度なのもいい。勢い余ってザコDIYで作ったテレビ台を破壊するのはガーリィレコードチャンネルの伝統芸能の『裁判』シリーズに通じるところがある。それを慌てて直そうとする3人と、手伝うつもりで邪魔する高井。そこから絶妙なタイミングで繰り出される「雷神!」も良すぎる。ノーカットの自然体の動画でありながら、情報が洪水のように押し寄せてくる快感がある。

ニコニコチャンネルに時折投稿されるメイキング動画を見ると、自然体に見える動画でもしっかり計画し練習をしているようだ。プロの芸人というのは本当にすごい。これが毎日タダで見られるのだから(このレベルで面白い動画はそうそうないが)いい時代だ。

というわけでみんなもニコニコチャンネルのガーリィレコードチャンネル裏アカをよろしくな!!!

TI9観戦/ナウいScala開発環境/口内炎の予感

日曜なので意識的に在宅していた。

TI9観戦

Dota2のTI9がアツい。FnaticがVPに勝つ番狂わせが起きるかと思いきや起きなかった。Dota2の試合時間はだいたい30分から40分くらいだ。ヒーローは大まかにスキルで戦うヒーローと通常攻撃で戦うヒーローに分類される。前者の方が早熟だが、金を稼いでアイテムが揃うにつれて後者の方が強くなる(基本的に時間が経てば金は貯まる)。金を横軸・強さを縦軸に取ると当然右上がりのグラフになるが、グラフの形はヒーローごとに様々だ。たとえば特定のアイテムを持つことで格段に強くなるということがある。プロレベルの試合では味方のヒーローに重要アイテムが入り、かつ敵のヒーローがまだ重要アイテムを手に入れていない絶妙なタイミングで戦いを仕掛けに行くということもある。そこで勝てば金が手に入り、また有利になる。

しかしこうして有利を拡大していっても決めきれなければ大器晩成型のヒーローによって逆転されることもある。たとえばMedusaは通常攻撃が4体攻撃になるスキルを持つ。単純に考えて通常攻撃を強化するアイテムのもたらす恩恵は4倍だ。だから強力なアイテムを揃える前に勝ちきらなければならない。

ナウいScala開発環境

以前vscodeでScala開発を試みたときはまともに使える拡張機能がなく補完が効かなかったのだが、今はMetalsを入れるだけでいい。補完があるとプログラミングは楽だ。ミスに気づくのは早ければ早いほどいい。

今はActivityPubの実装に挑戦している。仕様が固まっているものなのでTDDしている。ActivityPubではObjectはTypeという属性を持つことを定めているが、これは予約語なので`type`と表現する必要がありややこしい。ScalaTestの機能と思っていたmatcherが実はPlayの機能だったりして難しい。フレームワーク周りの知識がない。

素人丸出しのアレだが、package hogeはそのファイルの内容をhogeに所属させるために使うことを知った。つまり他のファイルからhoge.fugaという呼び出しができるようになる。ファイルでもオブジェクトでもクラスでもなく「パッケージに所属させる」という操作の感覚が新しかった。

今日はもうひとつ、droneのデプロイもした。droneはCIの一種でgitリポジトリにpushしたときに.drone.ymlを読んで自動でテストやビルドを行う。1回毎にdockerコンテナを作って捨てることでクリーンな環境でテストできるのがdroneの特徴だが、1回毎にsbtの初期化を行うせいで(貧弱なサーバーでは)1時間以上かかってしまい、タイムアウトしてしまった。

口内炎の予感

口内の傷が嫌な感じに痛み出していて口内炎になりそうで嫌だ。口内炎は食事が楽しめないのが辛い。ただ、火曜に右上の親知らずを抜くのでどうせ1週間くらいはろくな食事ができない。

ネットにイライラ

最近自宅のネットが遅い。具体的には22時にgoogleのスピードテストで1Mbpsを切る。さすがにこれは不便だ。ニコ生は最高3Mbps(視聴側)なのに。

僕が契約しているプロバイダは速度を保証していない。速度が保証されている回線もなくはないのだが、10Mbps保証で月額17万円だ。とても払えない。インターネットのトラフィックはこれから先減る要因が思いつかないのでどんどん増えるだろう。社会インフラなのだから税金突っ込んででも強化してほしいものだ。現状は余裕のある業者と契約するというゲームになってしまっている。

それにネット回線の情報を検索するとステマが多すぎる。不自然なURLやタイトルのブログがお決まりのようにNURO光を勧めてきて怪しい。

似たようなケースに新幹線宿泊パックがある。新幹線とホテルをセットで予約すると結構安くなるという、それ自体は知っておくとオトクなパックなのだが、これも検索するとステマっぽいブログがヒットする。「新幹線宿泊パック」という特定の商品を紹介するためだけにブログを立ち上げるやつがどこにいるんだよ。

amazonはクソ出品者サクラレビューが横行し、医療情報をググればWELQ、料理のレシピをググればクックパッドの素人レシピがヒットする世の中になってしまった。悲しい。

ちなみに僕は医療情報検索を作ってみたQuugleをよく使う。Google検索にはデフォルトで「-いかがでしたか -調べてみました」を付加しているし、uBlacklistでトレンドブログと侍エンジニア塾は非表示にしている。自衛が大事だし、だからこそこの手のフィルターを使えない物理郵便のスパムが許せないのだ。

ニコニコ動画のランキングが新しくなった

※私はドワンゴに雇用されているが、この記事は自由意志に基づいて執筆され、報酬は発生していない。

大きな変更なので告知ページが作られている。

僕はプレミアム会員なので5つのカラムを自由にカスタマイズできる。欲張りなのでどのジャンルも取りこぼさずに、かつ自由に使えるカラムも欲しかった。そのためにはデフォルトカラムを上手く使う必要がある。

カラムをカスタマイズするときはジャンルは3つまでしか設定できない。しかしデフォルト状態では各カラムのジャンル数は左から順に4, 2, 5, 3, 1だ。一見してわかるとおり、一番右のカラムのその他ジャンルを左から2番目のカラムに加えるだけで自由になるカラムが1つできる。僕はここに例のアレタグを入れた。

こうすると左から2番目のカラムは(音楽・サウンド)・ダンス・その他の3ジャンルになるのだが、その他の再生数が多すぎて他の2ジャンルの動画が見えなくなった。そこでその他を左から4番目のカラムのラジオと入れ替えた。完成形はこんな感じだ。

最上段に広告が入る。ランキングの順位に広告ポイントが影響しなくなった代わりに、固定広告欄が設けられた。順位に広告ポイントが影響しないということは、ランキング自体の質は向上していることが期待される。

Kyashを止められて復活した/cilliaとしらスタ

Kyashを止められて復活した

昨夜Kyashで映画のチケットを取ろうとしたら僕のKyashが凍結されていた。調べてみるとよくあることらしい。違反行為に心当たりなどない旨を届け出たところ、今日には凍結が解除された。あっさり止めて、チェックしたらすぐ戻すというのはいかにも今風のスタンスだと思った。

Kyashはスマホアプリであり、支払いサービスだ。クレジットカードやコンビニ支払いなどでKyashにお金をチャージする。各ユーザーにはVISAの番号が付与されていて、チャージした範囲内でデビットカードのように支払いを行える。クレジットカードによる自動チャージを登録しておけばチャージを気にする必要はない。現金じゃないのに「キャッシュ」なのでとても迷惑なネーミングだ。

そんなことをして何のメリットがあるのかと思うだろうが、2%という無視できない量のポイントがつく。どこでどういう仕組みで価値が発生しているのかイマイチわからないが、とにかくKyashの運営者はがっぽり儲けていて、2%ものキャッシュバックを行うことができる。

実はわからなくもない。店から手数料を取っているのだ。店はKyash支払い対応というメリットを買い、それによって集客力を高めている。

cilliaとしらスタ

cilliaというボカロ調教師がいる。ボーカロイドを人間らしく発声させるためには繊細な調整が必要であり、cilliaはそれが超うまい人だ。彼女が米津玄師の『海の幽霊』をカバーした動画がこれだ。

さらに、しらいしりょう(しらスタ)というYouTuberも紹介したい。彼はボーカルトレーナーであり、いろいろなヒット曲の歌い方を分析してわかりやすく説明する動画で支持を伸ばしている。

ボカロに歌わせるのも人に歌を教えるのも、人間が陥りがちなミスを防いで意識的に表現を組み立てていかねばならないという点では同じだ。全然違う方向から知った2人が同じようなことをしているのがなんとなく面白くて紹介した。

既存の作品をコピー・カバーするだけのものでもそこには必ず自分の色が加わるので世界の人々にはどんどんそういう遊びをやってもらってニコニコ動画に投稿してほしい。