元気になった

※この記事は『金麦 RICH MALT』を飲みながら書かれた。

昨夜は発表が不安だったが、寝て起きたらどうでもよくなっていて、どうせならと二度寝してから大学に行った。なお前の担当者の発表が長引いたので僕の発表箇所は1/3ほど終わったところで次回持ち越しとなった。

睡眠は偉大だ。僕の人生のプライオリティは

  1. 1日1度の食事
  2. 睡眠
  3. 2度目以降の食事

となっている。1日1度の食事さえとれればあとは無限に寝ていたい。さらに睡眠には眠気がとれるという副産物まである。また、睡眠は認知症のリスクを減らす数少ないエビデンスのある予防法でもある。

夕方からは駒場キャンパスに行った。研究室メンバーが駒場にあるMRIを使った実験をするにあたって、頭部を固定する新しい器具の使い勝手を確認する実験台になった。自分が実験台になるのは好きだ。実験参加者になっているときの僕はいっさいの知的行動をしなくてよい。実験者の指示に正確に従い、下手な勘ぐりをせず素朴に行動することが求められる。実験中に何か事故が起きたとしても、その責任は100%実験者の側にある。従属の快感というのは自分でものを考えなくてもいいという安心感や気楽さに起因するのかなとふと思った。

電車での帰り道は将棋の名人戦を見ていた。「見ていた」と言っても4G回線でニコ生を見ていたわけではなく、ツイッターや5chで情報収集していただけだ。お互い残り時間が減ってきて、しかも形勢はほぼ互角というアツい状況で5chの実況スレをリロードしたとき、事件は起きた。

コイツだ。半年ほど前から認知され始めた迷惑系広告である。戻るを連打しても元のページに戻れない。1分1秒を争う緊迫した勝負の情報を集めているときに邪魔されるのは本当に迷惑だ。神奈川県警は早くこれの配信元を逮捕してくれ。あくしろよ。

名人戦は佐藤名人の防衛に終わった。

お腹いっぱい

今日は不可避な偶発的事象により、家系ラーメン(ご飯2杯)を食べた3時間後に唐揚げ定食(+ビール)を食べることになった。

私の胃袋は貧弱ではないが強靭でもなく、敢えて言えば4年前の全盛期に比べて若干衰えている。家系ラーメンを食べるときはその日はもう食事をしない算段でご飯を大量に食べるので、まさか3時間のインターバルで唐揚げ定食を食べることになるとは当然想定していなかった。

プロの作った唐揚げはもちろん美味かった。それでも油の香りが気になり、その唐揚げが本来持つ美味しさを100%楽しむには至らなかった。これは食材にも料理人にも申し訳ないことだと思う。それでも唐揚げを食べるべき事情が僕にあったのだ。

人生はベストではなくてもベターを求める選択の連続である。

概念的理解と本質の分解

※この記事はサイゼワインの残り物を飲みながら書かれた。

今日は結構長く(当社比)大学にいた。大学院ゼミの担当箇所が非常に重い。発表から5年も経っていない新しいグラフ理論の論文を頑張って読んでいる。

僕は区分上は文系だ。高校では数学はⅡBまでしか学んでいない。心理学で広く求められるのは統計の能力だが、統計は完全に理解しようと思うと大学数学レベルでも足りないし、かと言って数式を全部諦めて概念的理解だけでお茶を濁していると高度な手法に差し掛かったときに限界が来る。結局なんとなくわかるところまでちゃんと学んであとは必要に応じてという雑な感じになる。

勉強にBGMが必要かどうかというのは興味深い問いだ。基本的には無い方がいいと思っている。意識していなくても脳のリソースは使っているので、効率は落ちる。しかし音楽を聴くことがモチベーションや習慣になっているという人にはBGMは有効だろう。そもそも僕は脳が頑張らないとできない作業というものをあまり信頼していない。研究や学習の成果というのは論理的に説明可能であるべきだ。そして論理というのは丁寧に一行ずつ書き進めていく限りは特に頑張らなくても理解できる。つまり頑張って脳をはたらかせないと理解できない状態は、まだ対象を十分に分解できていないのだ。分解できていなくて1つのステップが大量の情報処理を含むから脳のCPUもメモリもたくさん必要になる。

あまり筆が進まない日だ。

演繹的大勝利

※この記事は『ほろよい メロンサワー』を飲みながら書かれた。

というわけで鶏胸肉焼きそばのアレンジを試みた。問題点は焼きそばのソースの味と鶏胸肉が本来持つ酸味の相性が悪いことだった。ここで私は2つの食材に共通して組み合わされる調味料を加えて橋を渡すことを考えた。それはマヨネーズである。

マヨネーズを焼きそばにかけるのはごく一般的だ。マヨネーズを細く格子状にかけているのをよく見る。また、鶏胸肉の調理法としてマヨネーズ焼きはこれも一般的だ。というわけで鶏胸肉を焼く前にマヨネーズを塗った。

はたして、大成功であった。マヨネーズが焼きそばと相性が良いのは既知のことであったが、さらに酸味と塩味が融合したマヨネーズが鶏胸肉の酸味を覆い隠しつつ焼きそばの味になじませている。完全勝利である。

私は実験科学を専攻する身として、演繹的なものの考え方には懐疑的である。頭の中で考えたことがその通りに成功すると信じることは少ない。しかし今回ばかりは私のロジックは完全に正しかったようだ。私の舌がそれを証明した。