20241117 日記 人生は何を増やすゲーム?

ジムでは、僕(30歳)はかなり若手の方だ。これまでは地域的にそうなんだろうくらいにしか考えておらず、若いうちから健康維持・増進に勤しむオ・レを少し誇りに思っていた。

しかし今日、唐突に、そうではないと気づいた。若い人間は休日は真っ当に外に出て何かをしているのだ。若くて健康な肉体は資産だ。資産は維持したり溜め込んだりするのではなく、活用すべきではないのか。僕は今ここにある、いつだって今が最高性能であるこの肉体を使って、たとえば旅行とか、登山とか、喧嘩とか、大食いとか、そういうことこそをするべきではないのか。肉体を維持することを自己目的化して、休日を薄暗いジムで相撲を見ながら過ごすのは間違っているのではないか(テレビに出るような力士は大抵自分より若く、強く、稼いでいて、そして不健康であることは実に皮肉だ。そういう生き方に憧れているのか?)。

今の僕は外出がそれほど好きではない。ルーティン通りの生活を平穏に送れることが十分幸せだし、なにか外で活動したとしても、結局それをやっている自分からは逃れられず、どこか空虚に感じてしまうことがある。楽しい時間は過ごせるけど、終わってみると楽しいことに何の意味がある?と考えてしまう。

しかし同時に、持てる資産を活用していない、ベストを尽くしていないという事実もまた苦しい。10年後に「若いうちにあれをやっておけばよかった」と後悔することが、今から怖い。

要するに自分にとっての幸せの定義に自信がないので、その幸せのために何を取って何を諦めるのかという決断にもずっと自信が持てずにいる。情けない話だが、必然だとも思う。就職して6年目になり、人生は安定しているが肉体のピークアウトを徐々に実感してくる。ある意味では満たされているが、残された時間は有限であることも考え始める時期だ。今のうちに人生の実績解除をいろいろやっておかねばならない?人生ってそういうものだっけ?(人生って何?)

考えるほどよくわからず、辛くなってくる。めちゃくちゃに働かされる代わりにめちゃくちゃ稼げる職場とかに転職したら考えずに済むのかなあ(適当に言ってます)。現時点で転職意欲はないけど、700万出せて(私の現在の収入とは無関係な数字です)事業に社会的意義があると自負していてソフトウェアエンジニアがどうしても必要なカイシャがあったら話聞きます。

ディスプレイを買い替えた/ポケモン図鑑/ロングバケーション弱り

ディスプレイを買い替えた

3枚あるディスプレイの1枚、2017年1月から使ってたASUS VX24Aだが、断続的に画面に黒い横筋がチラつく状態になってしまった。PCからの入力でもSwitchからの入力でも同じだったので、ディスプレイ側の問題と確定。チラつきは不定期なので気にしなければ使えなくはないのだが、気になるので買い換えることにした。

ディスプレイのサイズと目からの距離は部屋とデスクのレイアウトから自動的に決まるし、それらと視力を合わせると適切な文字サイズ、さらにはDPIも決まる。今回の買い替えではこれらの要素に変化はなかったので、同じく24インチWQHDを探すことにした。実際のところWQHDだと少し上げた27インチの方が遥かに商品が多く、そちらに変えても良かったかもしれない。

ディスプレイを選ぶのは難しい。大して差がないからだ。24インチWQHD、HDMIとDPを各1以上、ノングレア、十分な調整機能のあるスタンド。ここまで絞り込んでしまうと、後は液晶の発色とか、ドット抜けの確率の低さとか、文字化されたスペックからは検討のしようがない領域に入ってしまう。僕は値段とメーカーの信頼を考慮して最終的にLG 24QP550にした。

以前から僕はドット抜け絶対許さないマンだったのだが、今回はたとえドット抜けがあってもメーカーが正常とする範囲内であれば我慢しようと決意していた。そもそもディスプレイに多少のホコリや汚れがついていても全然気にせず使っているのだから、ドット抜けゼロを目指すのはオーバークオリティというものだ。意味がない。鈍感力を身につけたいと思った。結果的には届いたものにドット抜けはなかった。

届いたら輝度とコントラストの調整。僕はいつも辻徳のデジタル写真塾の手順でやっている。やり始めると楽しくなってしまって、3枚とも調整したら結構時間がかかってしまった。前のに比べて少し見え方は違うものの、特に問題はなく使っている。

古い方は捨てなければならない。住んでいる場所の役所のホームページを見ると、提携業者に回収してもらうのが正しいようだが、これが結構高く、送料込みだと5000円くらいになりそうだった。なんとか方法はないかと考え、ハードオフに売ることにした。画面をバスタオルでガードして抱えてバスで移動。疲れる。故障品扱いなので売値は300円だったが(たぶんジャンクとして売られるのだろう)-5000円が+300円になったので大成功と言っていいだろう。

それにしてもハードオフは本当に利益出るんだろうか…?ジャンクディスプレイに旺盛な需要があるとは考えにくいし、売れないなら在庫を圧迫するか5000円払って処分するしかない。あるいは独自に安い処分ルートを持っているのか、自社で解体して金属パーツだけ売り払ったりしているのだろうか。規模の経済の魔法というのは不思議なものだ。

ポケモン図鑑

ポケモンスカーレットはDLC後編までクリアした。膨大にバラ撒かれたやりこみ要素をどうしようか…と思案していたが、これまでやった赤/ホワイトで果たせなかった図鑑埋めをやってみようと思った。幸いポケモンだいすきな友達が複数いて、今どきのポケモンはインターネット経由で交換ができるので、交換必須なポケモン達の収集も苦ではない。

現時点でパルデア図鑑395/400、キタカミ図鑑188/200、ブルーベリー図鑑150/240。ぼちぼち進めていく。

ポケモンをデータ上で収集するということに意味があるんだろうかと昔は思っていたが、意外とある。ポケモンのストーリーをじっくり味わって、いろいろな人に勝つために戦術を考えていくと、どんなポケモンにも生態系の中でそれぞれの生存戦略があり、対戦でもできることがあるとわかってくる。生物の種の豊かな広がりを感じるのは楽しい。

ロングバケーション弱り

仕事柄チームメンバーが休んでいるとコードレビューが進まないので、大多数が休む日は合わせて休むようにしている。なのでGWは30, 1, 2と標準的な休み方をして10連休になっているのだが、僕は連休があると気分が落ち込んでくる。仕事をしていないと、僕の人生には何もやることがないことを突き付けられるからだ。

ある種贅沢な悩みかもしれないとは思うが、特に何もしないまま平凡な日常を繰り返して人生が終わるんだろうなということを考えると悲しくなってくる。そもそも僕の人生が平凡だろうと波乱だろうと誰も気にしてないんだけど。

ジョーシンアリオ川口店でPixel6aを端末単体購入できなかった

4aの画面が剥がれてもうダメそうだったので壊れる前に次のを買わねばと、慌てて見に行った。Pixel6aならネットで買えばいいやと思っていたんだが、ジョーシンアリオ川口店にはGoogle Storeのネット販売の定価53900円を遥かに下回る端末単体31800円で売っていた。僕は旧FREETELの安いプランのSIMを持っていて、FREETELはもう潰れたけど楽天が事業を継承してまだ使えているので、端末だけ買えればいい。MNPとか面倒だし。

なんでこんなに安く売っているのか理解できなくて調べたところ、複雑な経緯があった(スマホと回線屋に関する僕の知識は6年前で止まっていた)。

以前から携帯キャリアは端末と回線契約のセット販売に割引をつけて売っていたのだが、セット販売の横行はいろいろ問題があって消費者に不利益になるので、総務省が割引を20000円(税込み22000円)までと定め、また端末単体購入もできなければならないと定めた。つまり単体購入とセット購入で端末代の差は22000円以下にしなければならない。

携帯売り屋としては、初期費用を安くして契約を取りたい。だからセット販売の端末代を極端に安くする(今日見たPixel6aなら9800円、極端な場合は1円)。しかし総務省のお達しで、それプラス22000円での単体販売もやらなければならない。が、Pixel6aを31800円で売って利益が出るんだろうか🤔(Googleが作ってそのGoogleが53900円で売ってるものだぞ、ボリュームディスカウントとか考えても限度があるだろ)。

僕の話に戻って、ジョーシンアリオ川口店でauからPixel6aを単体購入したいと告げると店員が在庫を確認しに行き、在庫がないと言われた。softbankも同じだった。無いならしょうがないよなあ。無いなら。僕は倉庫を見ていないけど、無いならしょうがない。

2023GW振り返り

今年はカレンダー通りなので5/4スタートです。連休を作りすぎるとやることがない人生に絶望して悲しくなるので…

5/3(水)

河原でヴァイオリン練習。カノンを録音してセルフ多重して一人で楽しんでた。河原は音を気にしなくていいけど車が通るのと風が強いのが難点。

その後カレーの材料を買って作った。

5/4(木)

スポーツクラブで体力テストのイベントがあったので参加。

鍛えている足や腹筋は悪くないスコアが出たが、握力は全く鍛えてないし、柔軟はいつも痛いし、有酸素は時間取れてないので宜なるかな。体力年齢60-64歳でガックリ。あと30年くらい維持すれば年齢相応になる。

もうちょっと良いマイクがほしいなとなんとなく思って秋葉原に行ってSONYのやつを買ってみたけど、discordで友達に聴き比べてもらったら大差なかったので意味のない買い物だった。悲しいね。

5/5(金)

ネット上の「ダーツの旅」アプリで渋谷区猿楽町を引いたので、友人と歩いた。謎の寺、超高そうなマンション(後で調べたら月200万〜)、何を売ってるのかよくわからない商品密度が異様に低い店、美容室、大使館、古墳などがあった。

ランチはメキシコ料理屋。マンションの上層階にあり、高級住宅街の中にあるとは思えない大音量大陽気大メキシコミュージックで入店直後にもうウキウキ。『ER』でグリーン先生が死ぬ前日に飲んでいたカクテル「マイタイ」を飲むことができた。

その後のんびりと麻布に向かって散歩。白根記念渋谷区郷土博物館・文学館がこどもの日で無料だった(そもそも普段も100円だし、私はこどもではない)。結構充実してる。

麻布周辺の超高級住宅街を見て、全く違う階層の生活だなあと関心してしまった。労働者では一生あそこには行けないね…。

恵比寿駅に戻って電車で帰宅。足がクタクタ。

5/6(土)

足が筋肉痛だったので休養日…と言いつつ、家系ラーメンを食べたり散髪したりヴァイオリンを練習したりした。渡辺明の坊主頭がカッコいいと思っていて、あれを真似しようかと思ったけど度胸がなくてやめた。あと家系ラーメン食べると尿が白濁してて怖い。翌日には治ります。

5/7(日)

NAS組みたくなって、ラズパイはすでにあったので秋葉原でHDD接続用のUSBハブを買った。その後大学のサークルの先輩たちと酒を飲んだ。

docker-composeのスタック名で結構苦労した話

そんなにちゃんと調べた記事じゃないです…

docker-compose upすると適当なstackが作られ、stack名はデフォルトでdocker-compose.ymlがあるディレクトリの名前になる。僕は複数のリポジトリでdocker-compose.ymlをdockerディレクトリの下に入れているから、複数のstackの名前が docker になって被る。そうするとstack内のコンテナとかボリュームの名前も docker-app とか docker-db とかになり、他のstackとぶつかりまくる。特にボリュームの名前の衝突は最悪で、特にハッシュ化とかしてないので同じボリューム名だとホストマシンの同じ場所にマウントされてDBのスキーマ違いますと怒られたりする。

stack名をちゃんと指定するにはdocker-composeの-pオプションを使うのだが、そもそもdocker-composeというのはupとdownしか覚えられない人間が使うもので、アプリケーションによって適切なオプションをつけて運用するのは不可能だ。結局僕はコンテナやボリュームの名前にアプリケーション名のプレフィックスをつけることで問題を回避したのだが、docker-compose.ymlのトップレベルにnameを入れておけば解決するらしい?(未検証)docker-compose.ymlの仕様(というかdocker系のドキュメント)、ググってもどれが信用できる情報かわからなくていつも適当にしちゃう。

新しいことへの挑戦とリファクタリングを同時にしてはならない 五木寛之『生きるヒント 自分の人生を愛するための12章』を読んでいる

新しいことへの挑戦とリファクタリングを同時にしてはならない

サーバーコスト節約と技術的チャレンジを同時にやろうとしてk8sがわからなくて遅れているけどとりあえずサーバーコストだけでも落としたほうが良い。一番の金食い虫のt2.microのインスタンスを早急に潰したい。

その後さくらの方に全部移してみて、それでスペック足りるようだったら一旦終わりにしよう。大半のアプリケーションは常時起動が前提だからElasticである必要がない(何にでもElasticを注ぐAWS)。

五木寛之『生きるヒント 自分の人生を愛するための12章』を読んでいる

ぼんやりと落ち込んでいた時期に友人に勧められた本。今4章。

筆者が人生経験と知識に基づいて、「こうあると人生が楽しいんじゃないか」という話を取り留めなく書き連ねている。職業柄厳密に事実を書いた本を読むことが多いけど、こういう「私の感想」全開の本というのも良い。時間も空間も超えて他人の言葉に触れられるという本の特質を鑑みれば、むしろこういう本こそ読書の楽しみなのだと思う(まあ金持ってるジジイだから余裕ぶっこいた物言いができるんだよね、と鼻白むようなところもないでもない)。

3章「悲む」ではまず明治時代に「悲しいではないか」を挨拶とした若者たちがいたことに触れ、人生には悲しみが満ちていることを認め、現代の娯楽が明るさを求めすぎていることを指摘し、私達はもっと率直に悲しんで良いはずだと主張する。

みんなが、〈暗い〉と言われることを恐れている。そして明るく軽快で楽しげであることを求めている。
これはひとつの病気ではないかと、ぼくには思えるのです。

これは僕もその通りだと思う。アニメを見ていてキャラクターの底なしの明るさと作品に満ちるエネルギーに圧倒されてしまうことが多い。思えば記憶に残るお気に入りの作品は静かで悲しいものが多い。

仕事をしていても、目標は高く輝かしく、失敗も問題点の分析と修正して次は頑張ろうというエネルギーに転化される。もちろん営利企業だからそのエネルギー、欲望でカツオのように泳ぎ続ける宿命にあるわけだが、一人の人間としてはついていくのが辛いときもある。

何も楽しくない

近況報告です。

何も楽しくない

定期的に精神がおかしくなるのは既知なので驚くような話ではないのだが、また来た。ここ2週間くらい何をやっても楽しくない。

これだけコロナが流行ってると、公共交通機関で遠出するとか友達と会うとかはやりにくい。そして鬱屈とした気持ちを抱えながら自宅でネットでなんかする。でも今はみんな鬱屈とした気持ち、人によっては切実な困難と向き合いながら生きているので、ネットも面白い話より刺々しい話の方が多い。

結局人間には無理なのだ。「人間」である。人が一人だけで山奥でひっそり暮らしていれば感染症なんか何も怖くはないのだが、人と人が高度に支え合って成立している現代社会には感染症がてきめんに効く。人の関係のあり方を乱す。そうなると人間社会など脆いものだ。昨今の笑っちゃうような痛ましいニュースを見ていればわかるだろう。

なにか気が晴れるような面白いものはないかなと思って探しても、ネットの記事なんかは大半がPV狙いの釣りみたいなものだし、YouTubeを開けば過学習したAIがもう見た動画と興味のない動画ばかりサジェストしてくるし、一体誰が引っかかるんだという投資詐欺の宣伝を頻繁に見せられる。金を払ってない視聴者は客ではなく広告主に売るための商品なのだ。

ところでYouTubeでサジェストに不満があるとき、面白いコンテンツを探すというのは結構難しい。YouTubeの利用者は全人類なので「探索」タブから「話題」や「急上昇」のコンテンツを見ても自分にとっての打率が低い。その点ニコニコ動画はカテゴリごとのランキングでそこそこ面白いものが見つかる。ユーザーの同質性が比較的高いことと、よく知らないコンテンツでもコメントでなんとなく面白さがわかるというのが良さだろう。

オリンピックの男子体操について

内村の鉄棒予選落ちはショックだったが、仕方がない。いつでも100%のパフォーマンスができるわけではない。加齢とはそういうものだ。

橋本大輝の活躍は目覚ましかった。体操選手にしては長身な彼だが、胆力も相当なもので最初から最後までよく体が動いていた。特に鉄棒の完成度は相当なもので、放れ技をいい位置で掴んでスムーズに車輪につなげていた。解説でも触れられていたが、連続技加点を狙ったトカチェフ系の放れ技が流行する現在のメタにおいて、カッシーナ(コバチ系)・コールマン(コバチ系)・伸身トカチェフ・トカチェフひねり・ヤマワキとバランスよく取り揃えた構成は珍しい。なんとなく王者の器のようなものを感じる。

一番気になっていたのはあん馬のスペシャリスト亀山耕平だ。予選では構成をD:6.5に落としたうえで極めて完成度の高い実施を見せ、2位タイで決勝進出を決めた。持ち技的には決勝では構成をD:6.9まで上げる余地がありそうだが、それでEスコアがどこまで保てるか。直近の大会では厳しそうだったのでどこまで調整できているか注目だ。

予選1位の李智凱(得点は亀山・マクレナガンと並んでいるがEスコアが高いので1位)は優勝候補の筆頭。非常に美しい開脚旋回で高いEスコアを持つ。予選ではケイハ2(C)を使っていたが決勝ではケイハ(F)に上げてくるだろうから、少なくとも0.3点は伸ばしてD:6.7に乗せてくる。予選4位で現世界チャンピオンのウィットロックは男子団体決勝でD:7.0の世界最強の構成を見せたが、細かい減点が積み重なりEスコアが伸びなかった。今大会の採点傾向に適応できるか。

平行棒の「神」鄒敬園は団体決勝ではいくつかのミスと謎の減点(タイムオーバー?)で精彩を欠いた。もしかしたら吊り輪の疲労があったのかもしれない。演技内容を見るとツォラキディスやマクーツの停滞がなくなるなどこれまで以上の完成度が見られる箇所もあり、種目別決勝ではどんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。

Dota2の近況

Dazzleがメタから外れて以降MMRは3400前後で停滞している。現在の7.29もAghanim's Shardの導入によりDazzleが強いメタに見えるが、TI10のRegional Qualifierでは1回も使われなかった不名誉な11体のヒーローに名を連ねてしまっている。単純にスキルが弱いという評価らしい。以前の栄華を支えたNecronomiconは削除されてしまった。そうなるとPoison touchのダメージを延長するためには自分で殴らなければいけないし、Shadow waveを跳ねさせてダメージをかさ増しすることもできない。

あらゆる勝負事に言えることだが、やはり受け身の戦術は弱いのだ。というよりは受け身の戦術が強いゲームは面白くないから弱くなるように調整されるのかもしれない。スマブラシリーズを見ると、着地キャンセルで着地隙が0をできた64は攻撃側有利のコンボゲー、着地隙が半減されるDXは競技性の高さで長く楽しまれ、着地キャンセルが廃止され防御側有利が明確になったXはあまり競技としては盛り上がらなかったように思う。

最近あまりスマブラDXの競技シーンを追えてないんだがM2Kとかってまだ現役でやってるんです?

料理

体重増加を目指して食事管理アプリ「あすけん」を使っていた時期があった。これは期間限定で使えていた有料限定機能が使えなくなると途端に使いづらくなってしまって、既に傾向はつかめていたので記録はやめてしまった。

単純に摂取カロリーが少なすぎるというのと、ビタミンが取れていないのが問題だった。「もっと食え、野菜も食え」という話だ。これを受けて自炊の強化が少しずつ進行しており、最近ではグリコの『バランス食堂』シリーズのような惣菜の素を活用し、3日分程度を作り置きしている。

3日に1度、切って加熱するだけの簡単な調理で済むので簡単だし、一応栄養バランスも良いということになっている(本当かよ?)。単純に味が良いのが素晴らしい。切って焼くなんてそうそう失敗しないし、味はプロが調整してるんだから。

最近の悩みは鉄フライパンの劣化だ。ちゃんと調べたとおりに油をなじませてもすぐ油膜が失われて、欠けた表面にサビが発生する。何がいけないのか。

物欲

最近ガジェットを買ってないのでなにか欲しいという漠然とした欲求がある。候補はディスプレイ・iPad・PCメモリかな。

ディスプレイは既に3枚あってどれも本来の機能は申し分ないのだが、一番の安物であるBenQ製のディスプレイの基盤周り?の作りが甘いようで、入力切り替えに頻繁に失敗してディスプレイの再起動が必要になる。と言ってもそれほど困ってるわけでもなく、優先度は低い。

iPadは5年前に中古のminiを買ったやつがある。だいぶスペックが厳しくなってきており、ブラウジングが遅い。ストレージもカツカツで頻繁にKindleのダウンロードデータなどを消さねばならない。ただ買うとあまりにも高いのでなかなか踏ん切りがつかない。

PCメモリはいつだって欲しい。今のPCを組んだときは最悪の時期で、8GBx2が2万円以上した。今はその半額程度か。ブラウザが無限にメモリを食うのと、Dota2が最近メモリ不足に起因してそうな読み込み遅延を見せ始めているのが気になっている。ただ、いまさらDDR4-2666を買うの?というためらいがある。

楽しんでない?

いろいろ書いてみるとそれなりに楽しんでる気もしてきたな。ただこれは本当に楽しんでいたのか、感情を文字に押し込める(そう、押し込めているんですよ?)過程で自分は楽しんでいると自分に信じ込ませているだけなのか、わからない。

2020年秋マンションインターネット回線設備バトル

これはなに

マンションでどの種類のインターネット回線が使えるのか知るのにとても苦労した。結局JCOMになった。という話。

はじめに

ときは2020年。誰でも自宅に速いインターネット回線が欲しい。僕もそうだ。僕の用途は以下の通り。

  • テレワーク
    • 要求: そこそこの帯域で安定性がある
  • オンラインゲーム
    • 要求: 帯域は不要だがpingは安定して100ms以下
  • 動画視聴
    • 要求: 頻繁にシークするのでクソデカ帯域

動画配信とかするわけじゃないが安定性を求めるなら結局強い回線を追求するのがベストと考え、意識しながら家さがしをしたが結局失敗したので記録しておく。

なお用語等は マンション光回線の配線方式のお話 に準拠する。

過去に住んだ家

  1. オンボロ学生アパート(築50年)
    • マンションタイプの設備がなく、フレッツ光ファミリータイプ+BIGLOBE
    • 回線速度の記憶なし
  2. オンボロ学生アパート2(築30年)
    • マンションタイプの設備がなく、フレッツ光ファミリータイプ+BIGLOBE
    • 基本50~70Mbpsだが夜間に10~20Mbpsに低下することがあった
      • BIGLOBEから規制のアナウンスがあったのでそれに起因すると推測
    • オンラインゲームのpingは4ms程度で安定
  3. 新築高級マンション
    • UCOM光レジデンス
    • 特定の接続先のみ8%の確率で10秒以上レスポンスを返さない問題があり、連絡したら4ヶ月程度で直った
    • 上記問題解決前は不安定で10Mbpsだったり100Mbpsだったり
    • 上記問題解決後は安定して100Mbps、深夜早朝では400Mbpsを超えたこともあった
    • オンラインゲームのpingは10ms以下で安定
  4. 築15年のマンション
    • これから書く

内見

  • 部屋には電話線とテレビ線が来ていた
  • 光配線方式が使いたかったので不動産屋に質問し、不動産屋が知り合いの管理会社の中の人に確認。ここで何という返答があったのか正確に記憶していない(そもそも僕は話してないし)が「多分いける」的な返答だったのだろう。
    • 不動産屋の人間には「ネットはなかなか住む前に確実なこと言えないっすね〜」とか言われた気がする
      • それで引きさがった当時の自分に説教したい
    • ここでしつこく確認して言質取ったり念書書かせたりするべきだった

入居前

  • 管理会社と提携している(推測)インターネット代理店?から電話が来る。ここの担当者は光配線方式と明言していた。JCOMを勧められたが断った。
  • JCOMの人間がテレビの電波を確認するという名目で来訪し、JCOMのインターネット回線を売り込まれた。JCOMの人間は「この部屋には電話線しか来てないから多分VDSLだしそれならJCOMの方が速い」と言っていたが、僕は「これから光配線を部屋まで引いてくるんだから今ないのは当たり前っしょ」と余裕の構え(アホ)。名刺だけもらっておいた。
    • この名刺が後に救世主となる
  • NTTフレッツ光を申し込んだ
    • NTT東日本フレッツ公式の提供エリアの確認ページから新居の部屋を確認すると「ご指定の住所はフレッツ光の提供エリアです」「フレッツ光ネクストギガマンション・スマートタイプのお申し込み」と表示されていた
      • 参考記事によるとギガマンションなら光配線方式とのことだったので、そう思い込んで申し込み
        • 結論から言うと違った
    • 電話で話したオペレーターも光配線方式と言っていた

入居直前

  • 入居の前日に工事のためにNTTの作業員が来訪
  • 作業員が見たところ、光回線を通せる配管がないので少なくとも光配線方式は不可能とのこと
  • ここで焦って管理会社に電話すると「VDSLを使ってください」「VDSLも光です」とのこと。契約前の確認の不徹底を悔やみ始める。

入居後

  • とにかくネットはすぐに必要だと考え、JCOMの工事を依頼。

    • もらっておいたJCOM営業担当の名刺が役立った
  • NTTからの追加連絡によるとVDSLの設備も現状ないとのこと

    • これはあとでウソとわかる
  • じゃあ「VDSLを使ってください」とは何だったのかと管理会社に質問し、建物のネット設備の調査と説明を要求

  • 翌日管理会社の担当者から電話連絡あり

    • 光配線方式は配管の都合で使える部屋と使えない部屋がある
    • VDSLなら使えるかもしれないが、建物内で使える部屋の数に上限があり、現在空きがあるかはNTTに聞いてもらわないとわからない。増やすことはできない
  • NTTに改めてVDSLの設備について確認

    • 光配線方式とVDSLの両方の設備がある物件であり、基本的に光配線方式を使ってほしいのでVDSLの設備を(データベース上で?)ロックしていた(?)。以前NTTからVDSLがないと言われたのはそれが原因であり、ロックを解除すればVDSLの申込みを受け付けられる。
    • VDSLは建物内の全VDSL利用者で100Mbpsを分け合うことになる
  • NTTの担当者は確かにこう言ったが100Mbpsを分け合うなんていくらなんでもそんなことある?

    • 事実ならおそらく建物への引込線が100Mbpsなのだろうが、ちょっと貧弱すぎでは…
      • 参考記事によるとここが100Mbpsなのは「まれ」なケースらしい
        • n階建で各階にm部屋あるので最悪100/nm(Mbps)と考えるとさすがに受け入れられない
    • 現状建物内で何人がVDSLを使っているかはわからない

結末

  • wimaxで5日間凌いだあとJCOMの工事
  • JCOM320Mプランの回線は混雑時間帯でも50Mbps程度出ており実用上の問題は特にない
    • オンラインゲームのpingも15ms程度で安定

余談

  • 郵便受けにNURO光のチラシが投函されていた
  • KDDI代理店(推測)の人間が訪問でネット環境の確認(?)に来て、聞いたらKDDIのVDSL設備もあるらしい
  • このマンション凄まじすぎる。ひと思いに全戸光配線方式通せばいいのに…

所感

  • 光配線方式は配管の都合で使える部屋と使えない部屋がある は難易度高い
    • 家賃下げろ
  • それでいて VDSLは建物内の全VDSL利用者で100Mbpsを分け合うことになる はつらい
    • 光配線方式もある建物でわざわざVDSLに設備投資しないのは理解できる
  • 管理会社がネット状況を正確に理解していれば安易に「VDSLを使ってください」とは言わなそう
    • もしかして内見時の確認の電話にも間違った情報に基づいて答えてない?
    • 「光使えます」ならギリギリ嘘ではなさそう?
  • NTTと管理会社の両方に自分で確認してから契約すべきだった
    • 両方の話を聞いて突き合わせないと真実はわからない
  • とても疲れた

スカイツリーと『点描の唄』と親子と鈍痛のストーリー

テレワークが長引き運動不足が気になる日々を送っている。今日は18時頃に散歩に出た。10分ほど好きな方角に向かって無闇に歩き続け、戻ってくる。ここに住んで16ヶ月くらいになるので徒歩圏の目ぼしいスポットには行き尽くしてしまったが、退屈な気持ちを押し殺して適当に歩を進めてみると、知らなかった町並みが見えてくる。

最近の散歩のお供はSpotifyだ。出勤がなくなって「ギガ」が余りまくっているので、散歩のときに4G通信を使って音楽を聞くことにためらいがなくなった。適当に日本で人気のプレイリストを再生するとMrs. GREEN APPLE(feat. 井上苑子)の『点描の唄』が流れ出した。歌詞は覚えてないが、Mrs. GREEN APPLEのすかした歌声がハモリでサポートに徹しているのは、茶髪の怖い系お兄さんが真面目に仕事をしているのを見るような意外性がある。

空にはスカイツリーが見える。スカイツリーにはストーリー性がある。日本で一番高い建物だしアニメ『さらざんまい』にも出てくるからだ。

テレワークが恒久化されたので住む場所の自由度が上がった。今の家は契約上年度末までしか住めない。次の家を考えるとどうしても都心から遠く家賃が安いエリアが候補になる。しかしそこにストーリーはあるんだろうか。結婚する気のない僕がストーリーのない土地に住んだとき、人生はどうやって前に進んでいくんだろう。

この季節の18時はまだ外で遊んでいる子供が多い。子供を産み育てることは大きなストーリーだと思う。

翻って僕のストーリーはつまらない。仕事は充実しているが、コロナの影響もあってそれ以外は本当に何もない。外界と接する機会が減るほどに僕の意識は自分自身に向かう。自分のことばかり考えていて、つまらない変化を針小棒大に捉えて不健全に一喜一憂している。

最近の目ぼしい変化は副睾丸炎だ。睾丸がずっと軽く痛い。これ自体は薬で治る病気だが、これが出てきた背景に慢性前立腺炎があるかもしれないと指摘され、来週検査をする。慢性と言うだけあってこちらはなかなか手強いようだ。

Mrs. GREEN APPLEの曲を聞いてスカイツリーを見上げてそのストーリーに憧れたところで、僕のストーリーは睾丸の鈍痛から離れられない。生きるということはそういうことなのだなと気付かされる有意義で寂しい散歩だった。

ドライアイが辛い/Dota2 7.26への適応/空調の管理/本好きの下剋上/評価/スーパーパラパラチャーハン

ドライアイが辛い

ここ1週間ほど、ドライアイが特にひどい。季節的にはむしろ湿度が上がってくるタイミングなので今悪化する理由がわからない。が、最近悪化しているという人は周囲にも数人いる。単純に季節の変化がストレスになって悪化しているということかもしれない。

大抵の体調不良は疲労とか睡眠不足とかストレスが原因だ。単純だけどままならない。

悪い現代人なので体調が悪いとすぐググってしまう。知識を得るのはプラスだが、医者を通さないと過剰に知識ばかり溜め込んで不安になってしまう。自分は病気について考えすぎるというのは自覚していて、それがひどくなると病気不安症という名前がつくことも知ったのだが、よく考えると結局「病気について考えすぎる」という病気について考えていることに気づいて笑ってしまった。

いい加減慣れなくてはならない。体は消耗品であって、これから先は劣化する一方だ。それと折り合いをつけて生きるしかない。たとえば結婚して子供を得て、その成長を見守ることは自分の老いと向き合わずに済む(あるいは老いを肯定的に捉える)方法の一つだと思う。僕は結婚することはなさそうなのでこの手は使えないが、何かを見つけたいところだ。

そういえば、一時期ずっと気にしていた治療後の歯はだいぶ大人しくなっている。自発的に痛むことはないし、冷たいものや辛いもので軽くうずくことはあるが痛みはないし翌日には戻っている。結局医者の言うとおりで、しばらくは敏感だが数ヶ月単位で治ってきたということだろう。

さて、仕事に支障がある状態では困るので、医者から指示された目薬を使いつつ、さらに症状を和らげるためJINSのドライアイ対策メガネを買った。というか古いモデルは持っていたのだが、店舗に行ってみたら新しいモデルが出ており、性能が上がってそうだったので買ってみた。具体的にはカバーが大きくなって保湿力が上がってそうなのと、水タンクがスポンジに変わり水漏れの心配がなくなってそうだった。効果があるかどうかは謎。

Dota2 7.26への適応

上記のドライアイ事情からプレイ頻度をだいぶ落としているのだが、7.26の勝率は一貫して高く56.6%ある。具体的に何が良いのかわからないが、体が7.26のメタに適応しているのだろう。やればやるほどMMRが上がり、現在Legend5の3770だ。バージョン的にはOgre Magiが強い。でも僕はOgreは退屈に感じてしまうので基本的にBANする。BAN漏れしたらpickするけど。BANできたらDazzle, AA, CM, Warlockあたりを周りのpick状況見ながら出していく。

TI10がいつになるか未定だがバトルパスを買った。と言っても毎年買うだけだ。熱心にレベルを上げたりしない。目当ては新しい音楽パック。

空調の管理

夏が来た。室温が30度を超えるようになった。自宅なら服を脱げるので30度でもそれほど辛くはないが、これ以上になると冷房を入れることを考えねばならない。しかし冷房は湿度を下げるのでドライアイに悪い。難しいところだ。

部屋のつくりからしてそれほど風が通るわけではないというのが難しい。窓が1面しかないので浴室で換気扇を回すしかない。

本好きの下剋上

というネット小説を読み終わってから1ヶ月ほど経つがまだハマっている。現在アニメ化されておりそこから入った。情報を蓄積・伝達・保存できる本の力と家族の愛情が二本柱であり、それはなぜ「web小説」で「異世界転生」を書くのかという『本好きの下剋上』自身の存在意義への回答になっている点が見事だ。

この作品のすごいところは全677話という長さ(あまりの長さに第2部と第3部が並行して漫画化されているという笑い話まである)。長いうえによく構成されていて世界観にもっと浸っていたいという気持ちになる。本編が一人称なので他のキャラクターの視点の外伝が無限に作れるようになっており、書籍や各種グッズに大量の書き下ろし外伝をつけることで作品世界の全てを味わい尽くしたいオタクから金を巻き上げている(もちろん本編も加筆修正されている)。

僕は気になる外伝が収録された書籍と漫画を買って読んでいる。漫画は部分的にニコニコ漫画でも読める。アニメも最新話無料なのでよろしくな!

評価

先日会社で人事評価があった。内容は秘密だが自分のはたらきはちゃんと見られていることがわかり、緊張感とともに意欲が高まった。ただしこの緊張感(とそれに伴う労働時間の増加)がドライアイの遠因という可能性はある。

人生のことを考えると給料は上げていきたいので、頑張ろう。

スーパーパラパラチャーハン

久しぶりにチャーハンを作った。チャーハンを作るからには、誰でも一生の内一度は夢見る「パラパラのチャーハン」─。家庭用の火力だとプロと同じようにやってもなかなかパラパラにならないのだが、家庭には家庭なりのやり方がある。炒める前にご飯に卵を絡めて、ご飯のダマがなくなるまでグチャグチャに混ぜておく。これだけでいい。

パラパラにするだけでは簡単すぎて飽きてしまったので次のステップとしてチャーシューを買ってきた。具のあるチャーハンは水分の管理が難しくなる。研究のしがいがありそうだ。

それ以外の食事はだいたい焼きそば・スパゲッティ・カレーのローテーション。味噌汁はあったりなかったり。