靴を買った

靴は3足所有していたが、1号機は小さな穴が開いていて近所でしか使えず(???)、2号機は剥がれた靴底を繰り返しボンドで補強した満身創痍の状態だった(鳥取砂丘でまた死んだ)。鳥取帰還以降3号機のみを履いていたが、これは硬めの革靴で長時間歩くことには向かない。この1週間ほど3号機でIngressをしていたので足腰が痛い。同じ靴を毎日履くのは劣化を加速させ寿命を縮める。そこで新たに靴を買い、2号機を引退させることにした。

靴を買おうと決心して気づいたが、自ら進んで靴を買った経験がない。実家にいた頃は両親に促されて適当に決めていたし、3号機は譲られたものだ。まず靴のクラスや予算の感覚を知るために、まず自分がこれまで履いていた靴の型番を検索してみた。するとスポーツ系メーカーの1万円前後の靴だとわかった。なので今回の予算も同程度とした。

次は買う店だ。着用するものなので通信販売はない。靴購入の素人なのでプロの助言が受けられる店が良い。適当にググるとABCマートと東京靴流通センターが上野にあった。現地に行ったらABCマートのほうが広かったのでABCマートに入り、しばらくウロウロした後店員に2,3の条件を伝えておすすめのブランドを教えてもらった。

2号機を買ったときは履き心地にかなりこだわって散々試し履きをしたが、今回はあまり気にせず決めた。以前は完璧に自分に合ったものを使いたいという気持ちが強かったが、今は良いものを身に着けて自分をそれに合わせていけばいいと思うからだ。

買い物は難しいが、いいモノを持つことは長い目で人生を充実させるので楽しい。

ARTILIFEの対応端末が紛らわしい

ドワンゴから新作ゲーム『ARTILIFE』が発表された。

生命を観察するというシンプルなアイデアをスタイリッシュにゲーム化しており、いろんな遊び方ができそうだと楽しみにしていたのだが、まだプレイできていない。自宅に対応する端末がないからだ。

AppStoreの互換性の項目では多くの対応端末が列挙されている一方で、バージョン1.0.1の変更点にiPhone6s以降・iPad・iPad Proしか対応しないと書かれている。

このような紛らわしい書き方はドワンゴにとってもユーザーにとっても不利益なのでやめるべきだ。僕は手持ちのiPhone6で、少しカメラを動かすだけで視界に何も映らなくなり復帰できなくなり、1時間くらいは無駄にした。レビュー欄には起動できなかった・起動しても正しく動作しなかった人々の怒りの声が多く投稿されている。

高度な機能を実現するために要求スペックが高くなるのは仕方のないことだが、iPhone6でもiPad mini2でも起動できないのは予想外だった。Android版が出るのを待っているがAndroid端末もスペックは高くないのでどうなることやら。

大忘年会

※この記事は『アサヒ スーパードライ』を飲んで書かれた。

忘年会

内定先の忘年会に招待されて行ってきた。取締役が実況ツイートしていたので内容を隠す必要もないだろう。ライブホールを借り切ってマグロ解体ショー、優秀社員の表彰、歌合戦、プレゼント抽選会などが行われた。川上量生氏のスピーチには社の戦略が端的に表現されており、大いに頷く点もあれば意外な点もあった。食べ物も美味しかった。しかし3時間ほど立ちっぱなしだったので足が疲れた。

内定先で実際に働けるかどうかはまだ確定していない。修了者の発表は3月だ。

ブログレスポンス向上のためにマストドンを止めた

マストドンは動かしているとすごい勢いでディスクアクセスが発生する。これはvmstatiotopコマンドで確認できる。借りているVPSはあまりスペックが高くないので同一サーバー上で動いているブログのレスポンスまで低下していた。しかしほとんど使っていないマストドンを維持するために遅いブログを我慢するのはおかしいと思い、マストドンを止めた。その結果数字の上ではディスクアクセスはかなり軽減され、使用感も向上した。

美味いビールは美味い

※この記事は『エチゴビール ホワイトエール ヴァイツェン』を飲んで書かれた。

最初にわずかに甘い香りがあり、その後ぐっと刺激が訪れ、最後に酸味を伴った苦味が広がる。美味い。

酒は好きだが肝臓は弱い。こんな僕にちょうどいいのがビールだ。ビールはアルコール度数がそれほど高くない。甘みと刺激があるのは炭酸飲料に似ていて好きだ。安いビールで酔いを楽しむのも良いし、クラフトビールの味を楽しむのも良い。

明日は友人とランチの約束だ。今の中央食堂にはクリスマス企画でのメニューがいくつかあるが、どれも大したことはない。チキンチーズカツの天下は揺るがない。しかし毎日通っても飽きないように定期的に新メニューを入れる食堂の方針はありがたい。

モノを減らす

もし修士を取って予定通りに就職するとなると、今の家を引き払うことになる。これを機会に必要のないものを捨てるのはもちろんだが、それ以前にゴミは捨てねばならない。とは言うものの、片付けは苦手だし早朝のごみ捨てはもっと苦手だ。

月曜日は資源ごみの回収日だ。さっき缶と紙を捨ててきた。缶はだいぶ貯めてしまっていたのですごい量だった。回収場所に行ってみるとかごが既にいっぱいだったので一つずつ潰して小さくしていれなければならなかった。片付けというのは難しい。

実験募集が終わったので隠していたブログメニューを復活させ、過去の記事を見やすく戻した。ブログが異様に重いのもなんとかしたい。たぶん同じサーバー上で動かしているMastodonを落とせばいいんだけど、それをやってしまうのは寂しい。純粋に感情の問題だ。

そういえば昨日紹介した『Hand Simulator』だが、Steamの設定からSteam Playのバージョンを最新版であるProton3.16-5 Betaにしたところ問題なくプレイできた。操作が難しい。Steamで面白いゲームがあったら紹介してください。普段はDota2ばっかりやってます。

河原の石をひっくり返すとなんか気持ち悪い虫がいっぱいいる

それと同じようにツイッターも物議を醸しそうなツイートのリプ欄を見ると異常者がいっぱいいる。世には僕と同じ一票を持った異常者がこれだけいるのかと思うと気が遠くなる。

もう隠す必要もないと思うが、僕はそういう人間を見下しているし、消えてほしいと思っている。自分と意見が合わないから消えろというわけではない。ものを知らない・調べない・嘘でも気にしないというような人間が許せない。あとついでに僕の生命・財産・社会的地位を脅かす人間も(これは誰でもそうだろう)。

実際に人を「消す」と国家によって僕が殺されるので我慢しているが、ツイッターの提供する機能を使って実質的にたくさんの人を消している。この国だけでも1億人以上、この地球には75億の独立した思考体が存在しているなんて信じられないし絶望的な気持ちになる。人が人を簡単に殺せる以上、この75億のうち誰か1人でも僕を殺したいと思ったら僕は死ぬ。それにうまい具合に協力しないと今度は気候変動とか核戦争とかで全員死ぬ。何もしなくてもあと50年くらいで死ぬ。この世界で生きていける自信がまったくない。

そろそろお気づきかと思いますが、異常者は僕だよ。

※この記事はいろんなビールを飲んで書かれた。

今日は友人宅で鍋をした。鍋は優れた料理だ。既製品のスープさえ買ってくればあとは任意の食材を切って放り込むだけで美味しく食べることができる。これは男の料理ポイントが高い。

が、今日ははしゃいで酒を飲みすぎた。絶対量としては大した量ではないが僕は許容量が少ないので辛い。

ダラダラ風邪

※この記事は『麦とホップ』を飲みながら書かれた。

東京に戻った頃からずっと朝に喉が痛み、鼻水が出る。ここ数日急に寒くなっているので風邪だろう。サクッと治したいのだがそう簡単にもいかない。

今日はボスの研究仲間が来日して大学院生向けにトークしてくれた。学習の話だ。我々は一度何かを学習すると、しばらくそれを使わなくても学習の結果は保持されており、再び使うときに素早く適応できる。このように「使わない学習結果をとっておく」機能はどのように実現されているかというのがテーマだった。この問題への回答となるモデルを提案したうえで実験参加者に3種類の学習を行わせ、モデルが正しければ生じるであろう結果のパターンを提示し、実験結果もそうなったという論法だった。

トークは英語だったが、心得がある領域の話ならそれなりにわかるし質問もできる。これは大事なことで「この領域の話ならそれなりにわかるし真偽の判断ができる」というものを持つことは大事なことなのだと思う。高須克也だって医療の話は間違えない。

氷解

1・2年の頃少し関わりがあり、嫌いだった人間がいる。特に遠ざけようと意識せずとも自然と関わりはなくなり、この1年間では彼のことを考えた回数は5回くらいだと思う。

そんな彼のブログが他人からシェアされてきたのでざっと読んでみた。大学生活にひどく苦しみ、ドロップアウトしそうになっているらしい(このタイミングでこう書けばもう誰のことかわかるかな)。文章からにじみ出る苦しみがあまりによく理解できる、言ってみれば僕も一歩間違えばそうなっていたかもしれないと感じさせるもので気持ちが沈んだ。

絶望のこもった文章の中にも彼を嫌いだった理由を思い出すような高慢な物言いが数カ所あって本当に彼が書いているんだなあという感慨があり、でも切迫した苦しみは伝わってくるのでそれはなんとかして解消してほしいという祈りもある。彼への嫌悪はもうない。

最近の口癖は「大学(研究)は人を壊す」だ。大学には多くの落とし穴があって、人間関係でセーフティネットを作りにくいタイプの人間は割と小さな穴につまづいて転んで頭を打って死んだりする。幸いサークルには多少つまづいても平然とまた歩きだしているタフな人間が多いので、取り返せない失敗などないという信念を心の支えにしてなんとか修論提出までは辿り着けた(合格するかは知らん)。しかしそれ以外を見てみると大学にはいつの間にか消えている人が結構いる。自分の意志で通っている贅沢品としての高等教育なのだから、本人の意志が弱ればサポートを受けられる可能性も減っていく。

うまくまとまらないな。彼のように上手い文章は書けない。彼の嫌いだった部分がいまだに彼の中にあることは文章を通して確認できた。そして彼が大学で抱えている苦しみはとても良くわかる。彼の欠点がその苦しみを引き起こしているのであれば、つまり僕も彼と同じ欠点を持っているのかもしれない。かつて彼を嫌いだったのは、彼の中に僕自身と共通する醜さを見つけたからだったのかもしれないと思った。

掃除機

予告通り今日は掃除をした。学生室は土足のうえに床が黒いマットなので汚れが目立つので気づいたときに掃除機をかけている。今日もそうしようと思ったのだが、かけ始めてすぐにとなりの部屋で実験をしていることに気づいた。学生室と隣の実験室は壁ではなく開かずの引き戸によって仕切られているので音が通る。実験室としては致命的な欠陥だと思うのだが、部屋が無限にあるわけではないので仕方がない。ただでさえ心理は実験室の必要性から文学部の中では異様に多く部屋をもらっている。

結局掃除機は実験が終わってからにした。自分の修論が終わったが、今度は学部生の卒論が大詰めだ。僕のひどいスケジューリングを真似してはいけない。