Remix素振りメモ

  • Remix App Server以外の選択肢?
  • cssファイルのモジュール化
  • cssファイルの置き場
    • ファイルシステムベースのルーティングだから勝手にディレクトリ掘れないし、同じ構造のstylesディレクトリを横に並べるしかないのかな?
  • all active routesからexportされているlinksを束ねて表示するための <Links /> コンポーネント
    • 吸い上げられるかどうかのルールがよくわからない
  • /prisma下にdev.dbが作られない
    • そういうものだっけ?
  • ts-nodeの代わりに `node --require "esbuild-register" なるほど
  • prismaのクエリで取る情報を絞ることでクライアントに送る情報を減らす
  • actionとコンポーネントで相互に情報を送り合うところはぐちゃぐちゃにならないか不安
  • ユーザーからのアクションはhtmlのformとactionで処理する仕組みになっているが、これで十分柔軟なアプリケーションを作れるのか
  • サーバー側/クライアント側の区別がファイル名の規則しかないのは不安
    • 壊れるようなファイル名をつけてみるとどうなるのか
  • そもそもroutes下のファイルはサーバ/クライアント共用なので思わぬ情報漏えい等を防げるか
    • remixの挙動をある程度理解していないと怖い
  • createCookieSessionStorageはpurely cookie-based sessionsを作る
    • https://stackoverflow.com/questions/18239816/django-difference-between-database-backed-sessions-and-cookie-based-session
    • getSession, commitSession, destorySessionはいずれもcookieを目的語とする
      • getSession: クライアントから受け取ったcookieをparseしてSessionを得る
      • commitSession: Sessionをserializeしてcookieに書き込む(Set-Cookieヘッダに書き込める状態にする)
      • destroySession: 空のSessionを作成する(これをSet-Cookieすることでクライアント側のcookieを消す)。引数としてsessionを取っているが要らない
      • Sessionはクロージャを利用したオブジェクトであり、Mapのデータと各種アクセサを持つ
    • cookieはクライアント側に保存されているので積極的に消すことはできないが、サーバー側でparse/serializeに使うsecretを変更することで無効化はできる
    • headerのCookieを読み書きする処理を手書きしなきゃいけないのは割とローレベル
  • utils/session/server.tsにredirect処理まで置くのは責務が分散していると思う
  • action肥大化するなぁ〜
  • actionがformと紐付いているのでPOSTを使うためにformを設置するなどということが起きる
  • LoaderFunctionの返り値型をジェネリクスで指定できない

私のイデオロギーと党派性2021

はじめに

こんなツイートを見て「正しいな」と感じたので、私のイデオロギーや党派性を露出してみる。

別にこの通りに政治をすべきともこうすれば選挙に勝てるとも思ってはいない。俺の考え。

NHKが全国の候補者に行ったアンケートに従ってやっていく。

自公政権評価

この4年間の自公政権の取り組みをどの程度評価しますか。

あまり評価しない。

4年間で印象に残っている出来事はこんな感じ。

  • 森友文書改ざん
    • 文書改ざんはアカンでしょ
  • 改正入管法
    • 非常に大きな決断の割にスピーディに決まってしまって、受け入れた労働者の生活のことを考えられていなかった印象(忘れた)
  • 検察官定年延長問題
    • 法律の解釈を変えて特定の人間の任期を伸ばしたのは違法だと思う
  • コロナ対策
    • 今収まってるし上手くいったと思うけど、コミュニケーションが下手だった。9月あたりは2回打ってもデルタ株が止められなそうで、この先どうしていくつもりなのか方針がわからなかった。今もなんで減ってるのかよくわからない。

この他にも大小「それはダメでしょ…」と思うような出来事が積み重なって悪い印象。良かったのは就活が楽だったことかな。良くも悪くも自分の生活にクリティカルな影響がある出来事はなくて、ただ少しずつ「仕事がいい加減だな」と感じるようになった。

新型コロナウイルス

政府の新型コロナ対応をどの程度評価しますか。

ある程度評価する。諸外国に比べて死者をかなり少なく抑えたという結果がある。リーダーのコミュニケーション能力に関する不安は上記の通り。

政府のワクチン接種をめぐる対応をどの程度評価しますか。

ある程度評価する。総じてかなり上手くやったと思うが、身の回りに接種の予定が急にキャンセルされて1~2ヶ月待たされた人間がそこそこいるので100点ではない。

新型コロナの感染拡大防止のため、「ロックダウン」=都市封鎖を可能にする法整備の必要性をどう考えますか。

必要ない。権力者に悪用可能な力を持たせたくないので。

ワクチンを接種した人や検査で陰性が確認された人などを対象にした行動制限の緩和について、どう考えますか。

どちらかといえば賛成。いいんじゃないの。打たない・打てない人にも一定の配慮は必要だと思うが。

新型コロナ対策として、消費税率の一時的な引き下げは必要だと思いますか。

必要でない。個々の購買力より、外出して何かするという文化そのものの復活・支援が大事だと思う。

暮らし・経済

財政健全化に向けて、国と地方をあわせた基礎的財政収支を2025年度に黒字化する政府の目標について、どう考えますか。

回答しない。黒字化にあまり意味があるとは思わないし関心もない。

大企業や所得の多い人への課税を強化し、国の財源に充てることについてどう考えますか。

賛成。法人税増やして消費税減らせ。僕が得するので。

現在の年金制度は、将来にわたって持続可能だと思いますか。

どちらかといえばそう思わない。将来っていつまでか不明だし未来のことにはいろいろな不確実性があると思うけど、人口ピラミッド見ると厳しそう。

環境・エネルギー

国内の電源構成のうち再生可能エネルギーが占める割合は約18%(2019年度)ですが、今後の普及についてどう考えますか。

再エネを主力電源にすべき。安定性などに難が有り理想論なのはわかっているけど、目標は高いほうが良い。あと輸入に依存しないことにもメリットはあるかな。

原子力発電への依存度について、今後どうすべきだと考えますか。

回答しない。リスクとリターンの均衡点がどこかにあると思うのでそこを探せばいい。人間がイデオロギーで決めることではないと思う。

外交・安全保障

国の予算のうち防衛費は5兆円を超えています。日本の防衛力をさらに強化すべきだと思いますか。

回答しない。5兆円という額を評価できないし詳しくない。でも中国と軍事費合戦しても勝てないので、あまりコスパの良い金の使い方じゃない気がする。

核兵器の開発や保有などを禁じる「核兵器禁止条約」について、政府はどう対応すべきだと思いますか。

回答しない。これも詳しくない。でも核兵器って持ち得じゃないのかなあ。もちろん絶対使わないという前提でね。

憲法

憲法改正について、どう考えますか。

どちらともいえない。内容による。変えないこと自体に意味があるとは思わない。

憲法9条への自衛隊の明記をどう考えますか。

どちらかといえば賛成。現に自衛隊は存在するし必要。現実と乖離したルールは尊重されなくなるので、今はルールを変えてでも現実に合わせておいたほうが良いと思う。

ジェンダー

選択的夫婦別姓の制度の導入をどう考えますか。

賛成。現に困ってる人めっちゃいるでしょ。

同性婚を可能とする法改正をどう考えますか。

どちらかといえば賛成。たとえ生殖をやらないにしても、人間が孤独にならないことには国や社会にとってメリットがあると思う。でも生殖をやる異性婚に比べて扱いが下がるのは仕方ないかも。

国会制度

国会議員に定年を設けることの必要性をどう考えますか。

必要でない。信任されている人間は誰でも議員になれるという建前は守るべき。ただ、これから長く生きる人間ほど政治を真面目にやる(やらざるを得ない)というのは一理あるかもしれない。

候補者や議席の一定割合を女性に割り当てる「クオータ制」の導入について、どう考えますか。

回答しない。建前論は上記の通り。仮に「現在女性議員が少ないせいでこれからも女性議員の割合が伸びない」という構造的な問題があるのならクオータ制で乗り越えた方が良い。でも国会議員にそういう問題ってあるのかな?

衆院選の争点

今回の衆議院選挙の最大の争点は、次のうち何だと思いますか。

自公政権に対する評価。権力は腐敗するのが自然なので、いい加減な仕事をしている政権は気軽にすげ替えられる状態が望ましい。現状の自民党一強体制は、現にいい加減な仕事をしているという点と、いつまで経っても別の選択肢が育たないという点で問題があると思う。

imgタグの壊れ画像表示とalt属性の挙動の調査

HTMLの仕様

https://html.spec.whatwg.org/multipage/embedded-content.html#the-img-element

  • imgは画像をrepresentする

  • srcに指定された画像がembedded contentである

  • altの値はfallback contentである

    • 外部リソースが利用不可能なときに利用されるもの
  • srcが設定されており、altが空文字列ならば

    • 画像は装飾的あるいは補足的なものであり、document内の他の情報に対して冗長である
    • 画像がavailableかつユーザーエージェントが画像を表示する設定ならば、img要素は画像データを表す
    • そうでなければ、img要素は何も表さない。レンダリングされないかもしれない。ユーザーエージェントはユーザーに、画像があったけれどレンダリングされなかったということを知らせるかもしれない。
      • これがいわゆる壊れ画像表示か?
  • srcが設定されておりaltに空文字ではない値が設定されているならば

    • 画像は重要。alt属性は文字による画像の代替物
    • 画像が表示できるならする
    • そうでなければalt属性の文字列が表示される。UAはユーザーに画像が表示されなかったことを伝えても良い
  • srcが設定されておりalt属性がない

    • 画像は重要かもしれない。文字による画像の代替物はない
    • 画像が表示できるならする
    • そうでなければUAは画像が表示されなかったことを伝えるべきであり、キャプション情報を表示してもよい
      • キャプション情報はtitle

https://html.spec.whatwg.org/multipage/images.html#images-processing-model

  • img要素はcurrent requestとpending requestを持つ。current requestの初期値は新しいimage requestであり、pending requestの初期値はnullである
  • image requestはstate, current URL, image dataを持つ
    • state
      • Unavailable
      • Partially available
      • Completely available
      • Broken
    • current URLの初期値はnull
    • image dataはデコードされた画像データ

https://html.spec.whatwg.org/multipage/images.html#alt

  • 特記されない限り、alt属性は存在し空文字以外の値を持つべきである。値は画像の適切な代替物でなければならない。より具体的なalt属性の条件は画像が表そうとしているものによる。
  • アイコンが

採点競技

採点競技

僕自身の人生にあまり変化がないので積極的に時事ネタを拾っていく。

体操金・橋本大輝に中傷書き込み、「原爆投下」の写真も... 水鳥監督「とても悲しい」

僕はフィギュアスケートと体操のルールをそれなりに勉強して観戦を楽しんでいる。どちらも人間が判定しているので主観的な面はどうしてもあるが、十分よくできた採点システムだと思う。強いて言えば体操の方が健全か。

体操

体操の点数はDスコアとEスコアの合計。Dスコアはやった技の難度点に組み合わせ加点を足したもの。Eスコアは10点から実施上の欠点を減点したもの。跳馬のEスコアが高くなりがちなのは、1回跳ぶだけなので減点する箇所が少ないから。Eスコアの減点について非常にわかりやすい動画があるので紹介する。

倒立バー製作所氏は体操の経験者で、これ以外にも体操の詳細な採点を紹介する動画を公開している。

ルールブックはこれ。熱心な体操ファンはこれを全部読んでいる(僕は読んでない)。

フィギュアスケート

フィギュアスケートの採点はかつては6点制だったが、現在ではTES(技術点)とPCS(演技構成点)でそれぞれ評価するようになった。TESは実施した技の基礎点に出来栄え点を加えたもの、PCSは5つの要素について10点満点で評価したもの。出来栄え点とTESには一応基準はあるが、主観が入りうることは否定できない。また技の基礎点についても、技が成功したかどうか(たとえばジャンプの回転が足りているかどうか)の判定は人力だ。

浅田真央とキム・ヨナのライバル関係があったころ、キム・ヨナを中傷するような言葉や画像、動画が大量に出回った。浅田真央には確かに3Aがあったが完成度と安定性には難があったし、ルッツのエッジエラーのような難しい欠点はあまり認知されなかった。テレビの実況はジャンプして転ばなければ「成功!」と叫んで盛り上げるが、それは間違いだ。

僕の思うこと

  • 点数を決めているのは選手ではないので、点数について選手を中傷するな
  • 採点競技は主観を含みうるが、その影響を小さくする努力の蓄積として膨大な採点規則がある。素人がそれを尊重しないで採点を批判するな
    • 選手は採点規則と審判の採点傾向を研究し尽くして試合に臨んでいる
  • 解説者は仕事をしろ

今日のランチの話

新しい店を開拓しようとちょっとおしゃれなイタリアンに入ってみたら、挨拶もなしに数秒ガン見されたあとで「お一人さまですか?」って聞かれてブチギレそうになった。美味かった。

ニューノーマル絶叫居酒屋ランチ ニコニコ実況

デカ声&デカ声ランチ

今日は近所に新しくできた居酒屋のランチに行ってみた。席はだいぶ空いていたのにわざわざノーマスクでデカい声で喋っている4人組の隣に座らされて、間に仕切りもなかったので緊張感があった。結局店員にこっそり頼んで少し離れたところに移動させてもらった。普段ランチに出るときは周りで喋っている人間が気になることはない。いつもより遅く16時すぎに出たので、夕方から集まって飲もうという人たちとかち合ったのだと思う。飲むなよ。

「新しくできた」「居酒屋」というところで想像がつくかもしれないが、店員の声もバカでかい(当然マスクはしている)。大きい声を出すことが礼儀になる時代ではなくなったと思う。

男子体操個人総合決勝をニコニコ実況しながら見た

うっかりしていて最後の鉄棒しかリアルタイムでは見られなかった。橋本は相変わらず堂々としている。

これまでと違ってTBSでの放送で、解説は鹿島丈博だったらしい。率直に言ってNHKの米田功に比べると下手だ。ニコニコ実況で実況しながら見ていたのだが不満に感じた人が多かったようだ。いつどんな技を実施して、その技はどのくらいの難しさで、実施の質はどのくらいだったのかということを逐一喋ってくれないと素人が体操を楽しむのは難しい(逆に的確な解説があるとすごく盛り上がっていた)。

ニコニコ実況(現在のニコ生を利用したバージョンの話)というのは実況の場としてだいぶ面白い。まず単純にレスポンスが早い。ニコ生のコメントはリアルタイムで配信されるが、5chは更新しないと新しい投稿は流れてこないし、ツイッターもいまはユーザーストリームがないので5chとだいたい同じ状態だ。

加えて5chやツイッターにないのは密度の表現だ。ニコ生の流れるコメントには時間軸の概念が存在しているので、短時間にたくさんのコメントが投稿される(=盛り上がる)と画面内のコメントの密度が上がる。5chやツイッターは単に流れが早くなるだけで密度の変化は発生しない。視覚的なインパクトから盛り上がりを感じやすいのはニコニコ実況の方だと思う(盛り上がりをスクショするという行為も可能になる)。

東京3000人超え

指数関数ってこえーよなぁ!!と思った。感染者がさらに他人に感染させるのだから指数関数になるのは当然のことだし、それを有限の医療リソースの範囲内に収めようと思ったらかなり慎重になる必要がある。

オリンピックやるやらないとか政治の力不足とかいろいろ言うことはあるだろうけど、僕は単純に感染症との戦いというのは難しいものだなあと思っている。

日記復活?

昨日書いたように最近は精神的に不調なので、文章を書いたりどこかに気持ちを吐き出したい気持ちになっている。どれくらい続くかは不明だ。

何も楽しくない

近況報告です。

何も楽しくない

定期的に精神がおかしくなるのは既知なので驚くような話ではないのだが、また来た。ここ2週間くらい何をやっても楽しくない。

これだけコロナが流行ってると、公共交通機関で遠出するとか友達と会うとかはやりにくい。そして鬱屈とした気持ちを抱えながら自宅でネットでなんかする。でも今はみんな鬱屈とした気持ち、人によっては切実な困難と向き合いながら生きているので、ネットも面白い話より刺々しい話の方が多い。

結局人間には無理なのだ。「人間」である。人が一人だけで山奥でひっそり暮らしていれば感染症なんか何も怖くはないのだが、人と人が高度に支え合って成立している現代社会には感染症がてきめんに効く。人の関係のあり方を乱す。そうなると人間社会など脆いものだ。昨今の笑っちゃうような痛ましいニュースを見ていればわかるだろう。

なにか気が晴れるような面白いものはないかなと思って探しても、ネットの記事なんかは大半がPV狙いの釣りみたいなものだし、YouTubeを開けば過学習したAIがもう見た動画と興味のない動画ばかりサジェストしてくるし、一体誰が引っかかるんだという投資詐欺の宣伝を頻繁に見せられる。金を払ってない視聴者は客ではなく広告主に売るための商品なのだ。

ところでYouTubeでサジェストに不満があるとき、面白いコンテンツを探すというのは結構難しい。YouTubeの利用者は全人類なので「探索」タブから「話題」や「急上昇」のコンテンツを見ても自分にとっての打率が低い。その点ニコニコ動画はカテゴリごとのランキングでそこそこ面白いものが見つかる。ユーザーの同質性が比較的高いことと、よく知らないコンテンツでもコメントでなんとなく面白さがわかるというのが良さだろう。

オリンピックの男子体操について

内村の鉄棒予選落ちはショックだったが、仕方がない。いつでも100%のパフォーマンスができるわけではない。加齢とはそういうものだ。

橋本大輝の活躍は目覚ましかった。体操選手にしては長身な彼だが、胆力も相当なもので最初から最後までよく体が動いていた。特に鉄棒の完成度は相当なもので、放れ技をいい位置で掴んでスムーズに車輪につなげていた。解説でも触れられていたが、連続技加点を狙ったトカチェフ系の放れ技が流行する現在のメタにおいて、カッシーナ(コバチ系)・コールマン(コバチ系)・伸身トカチェフ・トカチェフひねり・ヤマワキとバランスよく取り揃えた構成は珍しい。なんとなく王者の器のようなものを感じる。

一番気になっていたのはあん馬のスペシャリスト亀山耕平だ。予選では構成をD:6.5に落としたうえで極めて完成度の高い実施を見せ、2位タイで決勝進出を決めた。持ち技的には決勝では構成をD:6.9まで上げる余地がありそうだが、それでEスコアがどこまで保てるか。直近の大会では厳しそうだったのでどこまで調整できているか注目だ。

予選1位の李智凱(得点は亀山・マクレナガンと並んでいるがEスコアが高いので1位)は優勝候補の筆頭。非常に美しい開脚旋回で高いEスコアを持つ。予選ではケイハ2(C)を使っていたが決勝ではケイハ(F)に上げてくるだろうから、少なくとも0.3点は伸ばしてD:6.7に乗せてくる。予選4位で現世界チャンピオンのウィットロックは男子団体決勝でD:7.0の世界最強の構成を見せたが、細かい減点が積み重なりEスコアが伸びなかった。今大会の採点傾向に適応できるか。

平行棒の「神」鄒敬園は団体決勝ではいくつかのミスと謎の減点(タイムオーバー?)で精彩を欠いた。もしかしたら吊り輪の疲労があったのかもしれない。演技内容を見るとツォラキディスやマクーツの停滞がなくなるなどこれまで以上の完成度が見られる箇所もあり、種目別決勝ではどんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。

Dota2の近況

Dazzleがメタから外れて以降MMRは3400前後で停滞している。現在の7.29もAghanim's Shardの導入によりDazzleが強いメタに見えるが、TI10のRegional Qualifierでは1回も使われなかった不名誉な11体のヒーローに名を連ねてしまっている。単純にスキルが弱いという評価らしい。以前の栄華を支えたNecronomiconは削除されてしまった。そうなるとPoison touchのダメージを延長するためには自分で殴らなければいけないし、Shadow waveを跳ねさせてダメージをかさ増しすることもできない。

あらゆる勝負事に言えることだが、やはり受け身の戦術は弱いのだ。というよりは受け身の戦術が強いゲームは面白くないから弱くなるように調整されるのかもしれない。スマブラシリーズを見ると、着地キャンセルで着地隙が0をできた64は攻撃側有利のコンボゲー、着地隙が半減されるDXは競技性の高さで長く楽しまれ、着地キャンセルが廃止され防御側有利が明確になったXはあまり競技としては盛り上がらなかったように思う。

最近あまりスマブラDXの競技シーンを追えてないんだがM2Kとかってまだ現役でやってるんです?

料理

体重増加を目指して食事管理アプリ「あすけん」を使っていた時期があった。これは期間限定で使えていた有料限定機能が使えなくなると途端に使いづらくなってしまって、既に傾向はつかめていたので記録はやめてしまった。

単純に摂取カロリーが少なすぎるというのと、ビタミンが取れていないのが問題だった。「もっと食え、野菜も食え」という話だ。これを受けて自炊の強化が少しずつ進行しており、最近ではグリコの『バランス食堂』シリーズのような惣菜の素を活用し、3日分程度を作り置きしている。

3日に1度、切って加熱するだけの簡単な調理で済むので簡単だし、一応栄養バランスも良いということになっている(本当かよ?)。単純に味が良いのが素晴らしい。切って焼くなんてそうそう失敗しないし、味はプロが調整してるんだから。

最近の悩みは鉄フライパンの劣化だ。ちゃんと調べたとおりに油をなじませてもすぐ油膜が失われて、欠けた表面にサビが発生する。何がいけないのか。

物欲

最近ガジェットを買ってないのでなにか欲しいという漠然とした欲求がある。候補はディスプレイ・iPad・PCメモリかな。

ディスプレイは既に3枚あってどれも本来の機能は申し分ないのだが、一番の安物であるBenQ製のディスプレイの基盤周り?の作りが甘いようで、入力切り替えに頻繁に失敗してディスプレイの再起動が必要になる。と言ってもそれほど困ってるわけでもなく、優先度は低い。

iPadは5年前に中古のminiを買ったやつがある。だいぶスペックが厳しくなってきており、ブラウジングが遅い。ストレージもカツカツで頻繁にKindleのダウンロードデータなどを消さねばならない。ただ買うとあまりにも高いのでなかなか踏ん切りがつかない。

PCメモリはいつだって欲しい。今のPCを組んだときは最悪の時期で、8GBx2が2万円以上した。今はその半額程度か。ブラウザが無限にメモリを食うのと、Dota2が最近メモリ不足に起因してそうな読み込み遅延を見せ始めているのが気になっている。ただ、いまさらDDR4-2666を買うの?というためらいがある。

楽しんでない?

いろいろ書いてみるとそれなりに楽しんでる気もしてきたな。ただこれは本当に楽しんでいたのか、感情を文字に押し込める(そう、押し込めているんですよ?)過程で自分は楽しんでいると自分に信じ込ませているだけなのか、わからない。

応用情報技術者試験に合格した

しました。

学習

学習時間コスパは全く良くなくて、『令和02年【春期】【秋期】応用情報技術者 合格教本』を最初から最後まで一通り読んで理解するのに1年近くかかってしまった。基本情報をスキップしたのでこんなものかな。

試験前の1ヶ月くらいは有名な応用情報技術者試験ドットコムで午前問題をひたすらランダム出題で解き続けた。正解率は8割程度に収束した。本番でも同程度の得点率だったので午前は突破できるかどうか予測しやすいと思う。

午後問題は休日にまとまった時間を取って2,3年分やった。出来は良かったり悪かったりだったが練習不足だった。選択問題の戦略を特に固めなかったので本番でパニックになってしまい時間を浪費した。結果的に選択したのはプログラミング・システムアーキテクチャ・情報システム開発・プロジェクトマネジメント。自分の解答をメモしていないので正確な自己採点は出来ないが、おそらくプログラミングは満点だった。

よかったこと

僕は情報技術の系統的な教育を受けていないので、知っていることと知らないことがまだらになっている。その空隙を埋めることで、単に知っていることが増えるだけではなく、既に知っていた物事も「何の下位分類であるか」「何と比較されるものか」などがわかるようになり、より深く理解できるようになった。

仕事だといつまで経っても触れないであろう分野(ハードウェアや経営戦略など)については知ることで視野が広がってよかった。

今後

応用情報を取ると2年間は高度試験の午前試験をスキップできる。プロジェクトマネージャやセキュリティに興味があるが資格以外にも勉強すべきことはたくさんあるので、2年以内に取る可能性は低そうかな。

謝辞(?)

試験勉強の大部分は会社の同僚とやっているもくもく勉強会(業務時間外)の時間に行われた。会の参加者たちにはいろいろ教えてもらったので感謝。

散歩記

コロナ紀2年、私は運動不足をもっぱら歩行で解消している。つまりウォーキングである。散歩とも言う。

散歩は楽だ。金も装備も必要ない。上半身は自由なのでヘッドホンでNHKニュースを聞ける。そしてAndroidのGoogle Fitアプリで何もしなくても運動量が算出されるので測定・記録も容易だ。

さて、今週は1週間休暇を取得している。3日目辺りから生活リズムが破綻し始め、3月16日は14時頃に起床してしまった。3月17日の4時頃になっても眠気が来ないのでもう睡眠を諦めて、散歩のために外に出た。余談だが労働がなくなると生活が破綻するというのは興味深い。制約がなくなることで「自然」なリズムに戻ると思いきや昼夜逆転に向かっていくのだから僕はヨルガタニンゲンというやつなのかもしれない。

4時台はまだ暗いが、調べると日の出は5時50分頃とのことだった。どうせなら近くの河原まで歩けば、日の出は遠いにしても空が白くなってくるのは見られるかと思って歩き出した。が、駅前に差し掛かったときにふと「もうすぐ始発じゃないか?」と思い至り、衝動的に「北に行こう」と思って券売機に1000円を突っ込んできっぷを買ってしまった。

なぜ北か。僕は埼玉の某所に住んでいる。埼玉にとって南は東京だ。東京というのは日本の首都であり、つまりすべて(だいたい)がある場所だ。そして北はその逆だ。北にあるのは土地・安いアパート・駐車場・未管理の林だ。なんとなくそういうものに惹かれる気持ちがあって、北に行ってみたいと思っていた。

始発の北行の電車には普通の人は乗らない。疲れ切った様子で車内で寝ている人が多かった。途中貨物列車を2回見た。コロナが流行っていても、いや、むしろそういう状況だからこそ物流の重要性は高い。ものを遠く離れた場所に移動させるというのは物理の法則から考えても難しいことで、それを実現するためにたくさんの人が努力しているのだろう。

電車に揺られながら路線の平均家賃を検索し、買ったきっぷの範囲で一番安い駅で降りて歩くことにした。時間的にはここが一番長かったのだが、一番書くべきことがない。土地・安いアパート・駐車場・未管理の林・民家の屋根の上の猫・一般通過猫・堀で囲まれた用途不明の三角形の草原などがあった。風が強くて寒かった。マフラーをしてこなかったことを後悔した。新しい靴にはまだ慣れきってなくて途中で痛くなった。

一駅分歩いて電車で最寄り駅に帰還。行きと違って帰りは7時頃で南行なので人が多い。早朝の満員電車に乗るのは久しぶりだった。高齢者・女子高生・ギタリスト・若い会社員…いろいろな人間がいた。最寄り駅についてから蕎麦を食べた。朝食セットで異様に安いのに店員は愛想が良くて客の面倒な注文(蕎麦湯は熱いのにしてくれ等々)に笑顔で応えていた。やさしい。

自宅への帰途、僕は人間を忘れていたのかもなと思った。もっと正確に言うと「たくさんの、そしてバラバラの人間が集まっている『社会』というものの実感」を失っていた。人が人と会うこと、同じものを食べて笑い合うこと、それは人間の「社会性」の原点だ(だからこそ社会性のプロである政治家はこれをやめられない)。だからこそそれが「危険な行為」になってしまった今の状況は悲しいし辛い。今は3月だ。友人の慶事は祝いたいし、去る人間はきちんと送り出したい。自分はインドア派だからwwと強がる人間もネットで見た。それはそれでいいが、僕は自粛を厭う人間を笑う気になれない。

自宅のマンションにつくと清掃作業員が掃除をしていた。僕は珍しく大きな声で「おはようございます」と声をかけた。