※この記事は『金麦』を飲んで書かれた。
暇な日や何かから逃避したい日はダーツの旅をする。比喩ではない。
今日は友人と新宿区左門町に行った。自らに課すルールとして「wikipediaに載っている施設をコンプリートする」というものがある。左門町は以下の4つだ。
- 於岩稲荷田宮神社(お岩稲荷)
- 陽運寺
- 四谷警察署
- 創価学会戸田記念国際会館
見てわかるように宗教施設が多い。よくあるトラップは実際にはそのエリアにない施設が載っていることだ。たとえば四谷警察署は左門町にはない。他にもそのエリアを学区としている学校がそのエリアにないのに載っていたりもする。
この遊びは普段通り過ぎるだけの街を見て回るところに楽しさがある。店が多いのか住宅が多いのか。新しいか古いか。電信柱はあるか。子供は多いか。街には様々な表情がある。
どれだけ技術が発達しても人間はどこかに住まねばならないし、Amazonで配達できない有形無形のサービスが存在する限りそこに街は発生する。