また発作が出て、レンタカーを発動してしまった。と言っても今回は16時~20時。適当にスパジャポなる施設に行ってみたんだけど、入場待ちの行列があまりにも長く、諦めて別の場所に行くことにした。と言っても特に行きたい場所もなく、適当に志木駅に行った。
時間制駐車場に停めて、1分くらい歩いたところに良さそうな寿司屋があったので入ってみた。早めだったので客は僕だけ。並寿司とシメサバを注文(本当はバッテラが食べたいのだが、大抵無いので妥協)。寿司の良し悪しはあまりわからないが、間違いなく美味い寿司だった。不思議だよねえ。シンプルな料理に見えるけど、温度や硬さでネタの味が活きるかどうか変わってくる。いつも何も思わずに食べるかっぱ巻きですら海苔の豊かな香りがぶわっと広がって驚き。食材にもこだわっているのだろう。大将と話もしたのだが、三連休最後で…なんかいきなり出かけたくなって…川口から来ました…みたいな完全に意味不明なことしか言わなかったので意味不明な客だと思われてると思う。
帰り道は夜・雨の高難易度ステージ。ゲームの難易度上げるために視界塞ぐのはやめろってあれほど…。前回の水戸はほぼ高速道路だったが、今回は街。狭い道で通行人・自転車・バイクも多く、明らかに難易度が高かった。けれど前回以上に「必要ない情報を切る」ことが上手くできるようになっていて、速く正確な判断ができるようになっていた。
やっぱり車さえ所有していればこのノリで外出できるというのはとても夢がある。車の外出は楽しい。しかし、電車移動に比べて何が優れているのかと聞かれると、これは即答できない。難しい問題だ。まず僕は単純に運転が好きだ。機械の操作が楽しい。しかしそれを差し引くと、電車の方が優れている点は多々ある。電車は購入する必要がない。維持する必要もない。つまり安い。そして自分で運転する必要もない。つまり時間が有効活用できるし安全だ。
所要時間、これはケースバーケースだ。始点と終点が駅に近いかどうかに大きく左右される。電車は渋滞の影響を受けないが混雑は不快ではある。一方で常に車はプライベート空間で快適だ。
整理してみると、過程の快適性に大きな差がある気がする。駅まで歩く、駅で乗り換える、駅で待つ、駅から歩く。このように細かくプロセスを切らねばならない電車は快適性で劣る。車内は公共空間であり、座れる保証もなく、座れても席が狭い。スマホ見てられるというのはそうなのだが、スマホを見るのは精神に悪い。特に「他にできることもないのでとりあえずスマホ見るか」で見るコンテンツは激烈に精神に悪い。
自動車は電車よりは確実にドア・ツー・ドア移動に近い。乗っている間運転の作業は必要だが、シートは快適、空調も快適、ラジオも聞ける。切れ目がない。そして行程を自由に変更して寄り道もできる。
ああ、やはりどう生きたいのか、という魂の疑問になるんですよね。全ては。車好きだなあ。