後悔が残るメガネ購入をしてしまった

メガネがたぶん5年目でコーティングが剥がれて細かい傷が蓄積し、拭いても視界にもやがかかった状態だったので新しく買ってきた。

眼科で視力を測定してメガネの処方箋をもらうところまではよかったのだが、「メガネ屋を紹介しようか」と言われて承諾したのが間違いだった。なんと測定してくれた技師はメガネ屋の店員で、そこに連れて行かれた。これは癒着であって、眼科とメガネ屋双方への信頼を失わせる酷い仕組みだ。

眼鏡市場やJINSの安物よりも紹介のほうが安心かもしれないと思って買ったが、金を払ったあとの会話ではどうやら眼科に行く曜日によっている技師が違い、連れて行かれるメガネ屋はも違うようだ。レンズに種類もなければフレームの調整も力任せで正しいやり方なのか不安になった。きっぱりと断るタイミングを逃した俺の失敗だった。

結果的に手に入ったメガネに不満はないが、不満がないだけでもっといい買い物が出来たかもしれないという気持ちは消えない。他人の意思に動かされて買い物をするというのは非常に気分が悪い。もう2度と行かないと言おうにも2年後にはこの土地にいない。腹立たしい。両国眼科クリニックとドクターメガネ、テメーらのことだ。

銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーはラインハルトとの対談で、民主主義は国民自身に責任がある点が独裁に優ると主張した。自分の意思で決められることは緊張感を高め、結果的に買い物の満足度も高めるが、メガネは医療機器に近くしかも頻繁には買わないという点で素人の情報収集には限界がありプロのアドバイスに依拠する部分が大きくなる。これは難しい問題だ。

“後悔が残るメガネ購入をしてしまった” への2件の返信

  1. 4月1日までにメガネを買い換えるところに社会性を感じる
    僕は換えることができなかった。細かい傷が蓄積し、数年前に傷が取れるかなとヤスリで磨き曇ったメガネで新社会人を迎える

    1. ヤスリでメガネ磨く人面白すぎる
      僕はいつまで澄んだ目で世界を見つめられるかな

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