無為を満たすガーリィレコードチャンネル

※この記事は美味いウィスキーを飲んで書かれた。

プログラムを書くか引っ越しの準備をするかどちらかはやりたいんだけど結局何もせずにガーリィレコードチャンネル見ながら寝てた。でもそんな時間こそプライスレス。

ガーリィレコードチャンネルは吉本の若手芸人4人のユーチューバーユニット(?)だ。1日1本のペースを守りながら様々なネタ動画を投稿している。

「歌っていたら…」シリーズにはフォーマットがある。

  1. 雨野宮が歌う
  2. 部屋の中から同じ歌を被せて歌う声が聞こえてくる
  3. 歌を奪われた雨野宮が怒って部屋の戸を開ける
  4. 高井が似てるような似てないモノマネで歌っている
  5. 雨野宮が「ホンモノだ」とはしゃぐ
  6. モノマネ対象者の特徴を活かしながらコントして終わり

このシリーズの弱点はオチの付け方の難しさだ。なんだかパッとしない終わり方が多いのはおそらくモノマネという形式そのものに起因するのだと思う。

その点今回の『マリーゴールド』ではカメラマン兼ツッコミ係を太郎ちゃんに任せてフェニックスをコント側に回し、モノマネとオリジナルキャラの2人でコントすることでストーリーを作ったのできれいにオチを作ることができた。これは見事な采配だと思う。ドラゴンもあいみょんも造形が非常によく、あいみょんが窓から見えた瞬間や戸を開けた瞬間も笑える。最後にフェニックスが布団に入るのが間に合わないところでコントの皮が剥がれてホームビデオらしくなるが、そこから一転して最後に高井ドラゴンが再びパシリに行くコントになって終わるメリハリが非常にいい。

修士論文の合格が明らかになった

読みにくくて恐縮だがそういうことだ。なお「散々自分の修論をクソ呼ばわりしておいて結局優取ってんじゃねえか詐欺師野郎」という批判があるかもしれないが、文学部における優は特に意味を持たない。優上は優秀、優は普通、良は悪い、可はお情けだ。

これを受けて、僕が修了を失敗する残された可能性は

  1. 単位数の計算間違い
  2. 修了前に犯罪等で退学になる

に絞られた。JavaScriptを使ったプログラミングをしているので2が発生する確率は決して低くはないのだが、祈ろう。

カメラを止めるな

テレビで『カメラを止めるな』を放送していたので見た。すごいどんでん返しがあるという評判だったので気になっていたのだが、『ラヂオの時間』の発展系のように見えた。視聴者に見えないところで制作スタッフがリアルタイムに奔走している姿を描くという基本形に、いかにも安っぽいB級ゾンビ映画を一度フルで見せるというアレンジによって謎解きの快楽を付け加え、スタッフたちのドラマの魅力を増すことに成功している。

松屋のプレミアムキムチ牛とじ丼は美味い

美味いんだけど、プレミアムじゃない牛丼が存在しないくせにプレミアム牛丼という名前をつけるのはプレミアムという言葉の価値を損なうのでやめて欲しい。おかしな使い方で言葉の価値を損なうのは言葉をベースに発展してきた人間社会を破壊する行為だ。

処分

成り行きで学科のPCの処分作業を手伝った。意外とヤバい情報が入っていたのでしっかりと消してから捨てたかったのだが、それが難しかった。Windowsの不自由なPCはOSが入っているドライブのフォーマットができないし、コマンドプロンプトで全消去のコマンドを実行してもOSは無視される。傲慢なWindowsは自らが消去されるべき状況などあるはずがないと考えているのだ。

1台だけUbuntuがあり、念願だったsudo rm -rf / --no-preserve-rootを実行する機会に恵まれた。実際にはなんでも消えるわけではなく、/proc(プロセス?)や/devは消えない。しばらく待つとデスクトップやメニューバーのアイコンが消えていき、おそらくrmコマンドすら消去されて処理が停止する。Ctrl+Cで止めてターミナルにいろいろ打ち込んでみたが、lsbashrebootCommand not foundとなった。

念には念を入れ、電動ドリルでHDDに穴を開けた。弊学科に工作室があり、そこに旋盤やらドリルやらがあることを修了直前に知った。研究というのは同じことをやっているのが世界で数人ということも珍しくなく、デバイスを自作する必要に迫られることがある。僕のArduinoによる圧力センサなどかわいいものだ。

作業の報酬としてプレミアムモルツをもらった。パソコンチョットデキルアピールはしておくものだ。

大先輩の家で飲んだ

※この記事はいろいろな酒を飲んで書かれた。

サークルの大先輩の家で飲んだ。キムチ鍋やお好み焼きなど多彩な料理を振る舞って頂き、楽しい時間だった。料理と言えば焼きそばしか作らない僕には想像もつかない一手間が加えられていてどれも美味しかった。とても酔っ払ったので水を飲んで寝る。

行くときにスマホの電池を切らしてしまい、交番で地図を見せてもらって歩くという現代では珍しい体験をした。成功はしたが、地図の記憶をもとに歩くというのは意外と難しい。

引越しまで1週間。

泣く

※この記事は名前を忘れた酒を飲んで書かれた。

自分でも整理しきれない理由でひどく泣いた。

ヒトの体は生きにくいな。早く卒業したい。

ただ生きて生殖すること以外に生命の本質などありはしないのに、人間は単なる栄養補給以上に美味い飯を作り、単なる体温維持以上に華美な服を作る。絵を描き、歌を歌い、ニコニコ動画にBB先輩劇場を投稿する。

心理学は人間の情報処理に迫る学問だ。進化はシビアなので大抵の人間の機能には生存か生殖に有利なものだ。しかしなぜか人間はニコニコ動画に排泄音と喘ぎ声をリズミカルに配置した動画を投稿してしまう。この奇妙なミッシングリンクは興味深い。

ゴミ捨てができない

朝8時までって難しすぎる。引越しまでにゴミを捨てないとゴミを運んでもらう羽目になるのだが、難しい。生きるのは難しい…

意外と本が多くて新居ではデカい本棚を買おうかと思う反面、業者に頼んで全部電子書籍化したい気もする。今ググったら1冊100〜150円とのこと。おおよそ100冊と見て15000円。では15000円相当の本棚はどのくらい収納できそうか見てみると、300〜500冊は入るようだ。電子化のコスパは悪い。

モノが多すぎて嫌になる。どんどん捨てよう。

コンビニの欲望

ここ数日は気分が落ち込んでいるのでほとんど外出していない。空腹が限界になったらコンビニに食料を買いに行く。そのときのコンビニに陳列された食べ物は本当に美味しそうに見えて惨めだ。

空腹によって食欲が増した状態でコンビニの商品を見ると、驚くほどあけすけに人間の欲を刺激している。食べ物の美味しさが、量が、健康への配慮が魅力的にアピールされている。

自分の欲望を刺激されていることを自覚するのは居心地が悪い。

頭が痛い。

Neppsの開校が発表された

N高プログラミング教育の小中学生版としてNeppsなるスクールの開校が発表された

特徴は以下のような点。

  1. タイピングやScratchから学べる間口の広さ
  2. 少人数指導・固定された指導者(「パートナー」)がつく
  3. 自分の作品を作り発表するところまでやる
  4. N高のキャンパスの設備が利用可能

このような新しい教育の試みを見るたびに自分のこれまでの人生のことを考える。僕は既存の学校教育に非常によく適応し、「お勉強」で他人より優れた成績を挙げることで東京大学に来た。しかし、それだけだ。世界にはいろいろな人がいて、いろいろな能力が求められているにもかかわらず

なんかド鬱になってきたので終わります。