冒険しない性格/Dota2ざんまいの休日

免許の更新をしようと思っていたのだが、近所の警察署だと平日しかできないことに気づいた。やることがなくなったので何をしようかと考え、何もしないことにした。

昼食は亀戸ぎょうざに行った。餃子ライスセットは以前食べたので他のものを食べようと思っていたのだが、うっかり同じものを注文してしまった。僕はある程度のリターンが保証された行動を無限に繰り返してしまう性格だ。だが新しい選択肢にチャレンジしないと自分がベストな選択をしているかわからない。だから多少は冒険をするようにしたいといつも思っている。

帰宅してからはずっとDota2をやっていた。数日前に毎年恒例のBattle Passが発売された。これは8月の世界大会TI9に向けた各種ゲーム内特典のセットだ。お値段9.99ドル。この売上の一部がTI9の賞金に上乗せされていくシステムがあるおかげでDota2は世界最大の賞金額を誇るゲームとなっている。去年の優勝賞金は1100万ドルだった。

Dota2でも僕は少数の得意ヒーローをひたすら使いまくるプレイヤーだ。バージョン7.20からはDazzleをスパムしている。Dazzleはサポートとしてよく使われるヒーローで、味方を回復するスキルや5秒間死ななくするスキルを持つ。一方で耐久力は低いので、集団戦では敵から逃げつつ味方にスキルを当てられる繊細な位置取りが求められる。

Dazzleを使い続けることでAncient1(全プレイヤーの上位13%相当)に到達したので他のヒーローはあまり使いたくないのだが、Battle Passを買ってみると困ったことが起きた。Battle Passの特典としてDazzleのスキンが追加されたのだが、それを手に入れるためには他のヒーローを使って地図を探索しなければならないのだ。

というわけで今日は久々にいろいろなヒーローを使ってDazzleのスキンを入手した。左がデフォルト、右が新スキン。キモカッコいい。

自分自身のオシャレにはあまり興味がないが、自分が使っているモノに自分らしさを刻印するのは大好きだ。

誕生日が迫っている

僕の誕生日は5月17日だ。近づいていることを友人に話したら「欲しい物リストを公開せよ」と言われた。なるほど。Amazonには権力と世界は売っているだろうか。

焼きそばに紅しょうがと青のりをつけることにした。味に立体感が出る。味の立体感ってなに?

五月病の訪れ

はっきりと体感している。いつも通りの労働時間なのだが午後から急に集中力が落ち、腹痛もあった。帰り道もぼーっとしていた。胸が重く気持ちも沈んでいる。

いろいろ理由は思いつくがシンプルに五月病だと思う。4月は緊張感が持続していて疲労を感じにくかったが、そろそろ慣れてきて気持ちで体の消耗をごまかすことができなくなるのだろう。まだ現世で肉体に束縛されているので仕方がない。

今日は早く寝る。この手に限る。

ライブブログ更新

※この記事は『本麒麟』『金麦』を飲んで同期に脅されながら書いている。

同期を部屋に招いて酒を飲んでいたら「ライブブログ更新をしろ」と脅迫されたのでしている。僕の精神的自由の象徴であるべきブログは就職以降同期のオモシロコンテンツとしての役割を求められることで自由度を失い、今はもう執筆すら同期にプレッシャーをかけられながらしている。

さらに悲しいことに、自分が「自由」に書きたいことを書いているよりも読者を意識してウケ狙いで書いた文章の方がウケがいいのだ。ウケようと思ってウケるんだから僕には文章の才能があるのかもしれないが、そういう目的でやっている日記ではない。

ソウルフードの終焉

大学時代のサークルが合宿をやっていたので顔を出してきた。現役時代にサークルでソウルフードとして扱われたラーメン屋があるのだが、今ではそういうポジションは失ったようだ。現役生に聞くと味や衛生面に不満があった。

僕はそれでもそのラーメンが食べたかったので行ったのだが、意識していると確かに洗剤の匂いがするし給水器水漏れしてるし、おしぼりないしチャーシューも不味かった(これは運が悪かった?)。味は昔と変わった気はしないが…

オジサンの懐かしさで生き延びている商売って結構あるんだろうな。

衛星放送月額2230円

NHKの集金のニーチャンが来た。「このマンションにはBSの共同アンテナがあるので衛星放送の料金を払え」とのことだ。月1000円くらい値上げした。前の家はBSは映らなかったし今の家でも映ると思っていなかったので全く見ていない。見ないから払いたくないのだが、NHKのニーチャンの「アンテナあるやん」という理屈もわかる。BSアンテナを設置しているのは「BSを見たい」という意思表示として判断するのが合理的だ。こればかりはアンテナがある家に住んでいる僕が悪い。

とにかく僕はNHKに受信料を払っている。政府からもスポンサーからも独立したメディアが1つくらいあったほうが良いと思っているからだ。それにNHKはアニメも作る。『電脳コイル』『獣の奏者エリン』『エレメントハンター』『ピカイア』『3月のライオン』などなど。NHKがやっている文化事業も意義は大きい。

しかし、月額2230円は高い。払わないのも魅力的だ。それはテレビを捨てるという意味だ。僕はほぼアニメしか見ないし、アニメはほとんど配信サービスで見られる(僕はdアニメストア・Netflix・amazonプライムビデオを利用している)。一方でアニメのリアルタイム視聴や実況はできなくなる。

ここで思い出したのは「NHKだけが映らないアンテナ」の話だ[note]ググったら作ったの掛谷英紀で笑ってる。彼は極めて独創的な世界観を持つ筑波大の准教授だ。なおこの記事にあるようにNHKはテレビの技術をかなり押さえているのでこのアンテナの実現は難しいだろう[/note]。NHKだけが映らず、それゆえ受信料を払う義務のないアンテナがあったら僕は買うだろうか。たぶん買う。でもそれは前述の「NHKの独立性」や「NHKの文化事業」の価値を無視した行為だ。つまるところ、僕は本音ではNHKの価値を認めてないし金を払いたくないが、受信料のニーチャンと戦うのが面倒だったり周囲に偉そうな顔をしたかったりという理由で受信料を払っていて、それっぽい理屈を後付けしているに過ぎない。そうでなければNHKが映らなくたってNHKに金を払うはずじゃないか。

周囲に偉そうな顔をしたい人が文化を作ってきたのは間違いないんだけどね。大仏とか。

話が非常に複雑になってきた。いいたいことはいろいろ浮かんでくるがまとまらない。全部丁寧に書いている時間はないのでざっくりと。

  • NHKには「独立したメディア」「文化のパトロン」という社会全体に対する価値と、「面白いアニメを作って放送する」という僕に対する価値がある
  • 「面白いアニメを作って放送する」価値は配信が発達した現在、低下しつつある
    • ただし放送することと作ること(制作に金を出すこと)の価値は別
  • NHKがテレビの技術を握っていたり法で特権を認められたりしているため、テレビというデバイスとNHKを切り離して論ずることができない
  • アニメのネット配信がどんどん発達してテレビを倒してほしい。テレビの放送網は強いが地方は数日遅れとかザラにある。ネット配信の勝機はそこにある。

ラッシュ回避

GW6日目の下り新幹線は東京駅からなら発車直前にホームに着いても座れた。Uターンラッシュの前に戻って来たい。

「戻ってまた行く」のか「行って戻る」のか。富士山にありがたみのない土地だ。