Mastodon諦めました/Spotify諦めました

今日はコンピュータに嫌われた一日だった。悲しい。

Mastodon

再びマストドン立てようと思ったんだがメールが送れないのと他インスタンスとの通信ができないトラブルを解決できず諦めた。どちらも初めて出くわした。

前者は名前解決なんちゃらのエラー、後者はどうやらSSLと関係があるようだったが僕の知識では理解できなかった。そもそもMastodonは恐ろしく複雑だ。使いやすくする努力はされているが少しでも不具合が起きるとそれを解決するためにはとんでもない知識と労力が必要になる。

Spotify

Spotifyでローカルの音楽ファイルを再生したかったのだが、mp3にしか対応していなかった。そこで急遽音楽フォルダ内を全部掘ってmp3じゃないファイルをmp3に変えるスクリプトを書いた。

しかしそうして生成したファイルをSpotifyで再生しようとすると、再生ボタンを押した瞬間にSpotifyアプリが終了する。ターミナルからアプリを開いているとログが残るが、終了時に表示されるのはこれだ。

[0228/053947.271857:ERROR:input_method_base.cc(146)] Not implemented reached in virtual ui::InputMethodKeyboardController *ui::InputMethodBase::GetInputMethodKeyboardController()Using InputMethodKeyboardControllerStub
Segmentation fault (コアダンプ)

うーん。軽く調べてみるとChromiumのバグの疑いが強く、2018年11月辺りに報告が頻発している。しかしローカルの曲を再生するときだけこうなるのでSpotify側にも問題がありそうだ。

Mastodon再び

ツイッターポリシーのアレでまたMastodonが注目されていたので今度はシングルユーザーで立てようと思ったが、立たない。難しい。Docker用のDocumentがなくなっている。

四ツ木・立石巡礼

※この記事は『麦とホップ』を飲みながら書かれた。

四ツ木・立石のキャプテン翼の銅像を巡礼してきた。立石は昼間から酒飲んでる謎のおっさんがいっぱいいて楽しかった(俺も飲んだ)。

動画制作は大変だ

今は24日の45時だ。

ゲームのプレイ動画を編集しているが、見ている人が楽しめるように編集するのは本当に大変だ。ここを簡単にする方法を提供できたらと思う。

怪異・妖怪ゼロ食い/fish!!

学部生の授業のために作ったプログラムがどうもおかしいという話なので報告をよーく読んでみたら、0から始まる数列をExcelで読んだときに数値扱いされて左端の0が「食われる」という事件だったようだ。キレそう。Excelを許すな(俺が悪い)。なお検証の過程でJestの使い方を覚えた。でもCDNからモジュールをインポートしていることをJestが気づいてくれなくてエラーが出まくってやっぱりキレそう。

自宅のPCのシェルをfishに変えた。昆虫なので色がきれいなのは好き。欠点はググラビリティ。

TikTokはマジでヤバい

※この記事は『麦とホップ』を飲んで振り回して動画を撮影したあと書かれた。

若い人の流行りの勉強の一環としてTikTokを触ってみた。このアプリはコンテンツの消費と生産の両方をものすごいスピードで加速させる仕組みが備わっている。触ってみてこれまでの「何者にもなれない人間がプリセットに従ってアイドル体験するアプリ」という印象は吹き飛んだ。これはYouTubeのCMも悪いだろうが。

まずひたすら上げられている動画を見ていった。ホーム画面ではスマホの縦画面をフルに使って動画が表示される。これは僕の自分の動画だが、基本的にはレコメンド動画のようだ。大胆に動画の上にUIをオーバーレイ表示していくスタイルはニコニコの遺伝子を感じないでもない。各動画ではLikeと投稿者のフォローが可能だ。おそらくレコメンドにも影響している。

動画の長さの上限は15秒らしい。CM1本分で非常に短い。動画を見終わるか興味がなかったら画面を上にスワイプすると下から次の動画が出てくる。体感できるロード時間はない。即座に次の動画の再生が始まる。動画が短く、次の動画に移動するまでのタイムラグもないので結果としてものすごい数の動画を次々と見ることになる。ここでもうひとつすごいのは、レコメンドで出せるレベルのハイレベルな動画が全く尽きないことだ。純粋なコンテンツ量でも相当すごいのではないか。

ここまでの説明では、なんらかの方法によって大量生産された上質なコンテンツをひたすら消費し続けるアプリに見えてしまうだろう。しかしそれはTikTokの一面でしかない。動画撮影・編集機能も圧倒的だ。まずBGMとして多くの曲、それも最新の曲の中から好きなものを選べる(どうもワーナーと契約しているらしい)。それを聞きながら動画を撮影したら今度は編集だ。編集画面もスマホ向けに洗練されており、動画の時間的編集やエフェクト操作などが効率的に行える(複数のエフェクトが同時に適用できないなど制約はある)。これは触ってみてくれとしか言えない。

TikTokで人気のある動画は2種類。ひとつは単純に出演者がすごいもの。ダンスやスポーツ、歌などはこちらに分類される。YouTubeでもどこでもウケるタイプだ。もうひとつは編集が上手いもの。誰でもTikTokの機能に習熟すれば高いレベルの動画が作れるようになる。結局あちこちで聞く宣伝文句と同じことを言っていて自分でも困っているのだが、「誰でもレベルの高い動画が作れる」というのは「誰でもレベルの高い自己表現ができる」という意味であって「誰でも同じような動画になる」という意味ではない。

冗談抜きで5年後のコンテンツ業界にはTikTokで動画編集のイロハを学んだ世代が猛烈な殴り込みをかけてくるだろう。編集の技術が評価されるというのはニコニコのMAD文化と共通している。ニコニコが育んだ「誰でもクリエイターになれる」という夢を継承してブラッシュアップしたのがTikTokなのだと感じた。これは恐ろしいアプリだ。

僕は若くない

僕は24歳だが、既に若くないと感じることが多くある。昔好きだったコンテンツを繰り返し摂取している自分に気づくたびに嫌な気持ちになる。人は中学生の頃に聞いた音楽を一生聞き続けるという説にも抵抗したくて、Spotifyでなにか聞こうと思ったときは必ずニューリリースから選ぶようにしている。

だが、若くありたいという欲望を抱く自分自身も嫌いだ。裏側には老いたくないという気持ちがあるわけだが、一歩間違えば年齢が上の人間をひとくくりにして「老害」と蔑むエイジズムに転落する。中学・高校の頃に比べれば今の生活は自由で気に入っているが、それでも若さへのあこがれを捨てられないのはもはや生物としての本能なのかもしれない。

コンテンツ業界は若者を取り入れなければいけないとなんとなく思ってきたが、実際のところどうなのだろうか。世の中には若者を対象にしていない商売だってたくさんある。本質的に人生に必要ないものを売る業界だからこそ、好きという気持ちを植え付けやすい、つまり新しいものを取り入れやすい年齢の人間以外は買ってくれないってことだろうか。

「好きという気持ちを植え付ける」という表現はなかなか本質っぽさがあるけど、全く興味がない動画を24時間見せ続けたらそれを好きになるかと言うとそれも謎だな。「各個人の持つ好きの種を発芽させる」とか?それで年齢が上がるごとに発芽しなかった好きの種は次々腐っていく?

わかんない。頭の中で考えてもわかんないですね。誰か教えてください。誰が詳しい?

TweetDeck魔改造―読み上げ

MutationObserverとSpeechSynthesisを使うシンプルな方法が既に紹介されていたが動作が不安定だったのでChrome拡張として自分で作り直した

SpeechSynthesisに長文を連続で送りつけると読み上げが止まってブラウザの再起動が必要になる。この辺りは中で呼んでいるAPIの仕様の領域なのでまだよくわかっていないが、TLの流速に合わせて調節する必要がありそうだ。

TweetDeckのページ全体がJavaScriptによって動的に生成されているので、ページの読み込みのあとにMutationObserverのターゲットを指定する必要がある。愚直にsetTimeoutを使った。新しいツイートの受信以外にもMutationObserverを発火させる要因がなにかあるようだが、まだわかっていない。

読み上げの内容についても、リプライは読むのか、ハッシュタグは読むのか、URLは読むのか、画像はどうするのかなど使い方に応じて検討すべき点がある。これらは設定で変えられるようにしたい。