応用情報技術者試験に合格した

しました。

学習

学習時間コスパは全く良くなくて、『令和02年【春期】【秋期】応用情報技術者 合格教本』を最初から最後まで一通り読んで理解するのに1年近くかかってしまった。基本情報をスキップしたのでこんなものかな。

試験前の1ヶ月くらいは有名な応用情報技術者試験ドットコムで午前問題をひたすらランダム出題で解き続けた。正解率は8割程度に収束した。本番でも同程度の得点率だったので午前は突破できるかどうか予測しやすいと思う。

午後問題は休日にまとまった時間を取って2,3年分やった。出来は良かったり悪かったりだったが練習不足だった。選択問題の戦略を特に固めなかったので本番でパニックになってしまい時間を浪費した。結果的に選択したのはプログラミング・システムアーキテクチャ・情報システム開発・プロジェクトマネジメント。自分の解答をメモしていないので正確な自己採点は出来ないが、おそらくプログラミングは満点だった。

よかったこと

僕は情報技術の系統的な教育を受けていないので、知っていることと知らないことがまだらになっている。その空隙を埋めることで、単に知っていることが増えるだけではなく、既に知っていた物事も「何の下位分類であるか」「何と比較されるものか」などがわかるようになり、より深く理解できるようになった。

仕事だといつまで経っても触れないであろう分野(ハードウェアや経営戦略など)については知ることで視野が広がってよかった。

今後

応用情報を取ると2年間は高度試験の午前試験をスキップできる。プロジェクトマネージャやセキュリティに興味があるが資格以外にも勉強すべきことはたくさんあるので、2年以内に取る可能性は低そうかな。

謝辞(?)

試験勉強の大部分は会社の同僚とやっているもくもく勉強会(業務時間外)の時間に行われた。会の参加者たちにはいろいろ教えてもらったので感謝。

散歩記

コロナ紀2年、私は運動不足をもっぱら歩行で解消している。つまりウォーキングである。散歩とも言う。

散歩は楽だ。金も装備も必要ない。上半身は自由なのでヘッドホンでNHKニュースを聞ける。そしてAndroidのGoogle Fitアプリで何もしなくても運動量が算出されるので測定・記録も容易だ。

さて、今週は1週間休暇を取得している。3日目辺りから生活リズムが破綻し始め、3月16日は14時頃に起床してしまった。3月17日の4時頃になっても眠気が来ないのでもう睡眠を諦めて、散歩のために外に出た。余談だが労働がなくなると生活が破綻するというのは興味深い。制約がなくなることで「自然」なリズムに戻ると思いきや昼夜逆転に向かっていくのだから僕はヨルガタニンゲンというやつなのかもしれない。

4時台はまだ暗いが、調べると日の出は5時50分頃とのことだった。どうせなら近くの河原まで歩けば、日の出は遠いにしても空が白くなってくるのは見られるかと思って歩き出した。が、駅前に差し掛かったときにふと「もうすぐ始発じゃないか?」と思い至り、衝動的に「北に行こう」と思って券売機に1000円を突っ込んできっぷを買ってしまった。

なぜ北か。僕は埼玉の某所に住んでいる。埼玉にとって南は東京だ。東京というのは日本の首都であり、つまりすべて(だいたい)がある場所だ。そして北はその逆だ。北にあるのは土地・安いアパート・駐車場・未管理の林だ。なんとなくそういうものに惹かれる気持ちがあって、北に行ってみたいと思っていた。

始発の北行の電車には普通の人は乗らない。疲れ切った様子で車内で寝ている人が多かった。途中貨物列車を2回見た。コロナが流行っていても、いや、むしろそういう状況だからこそ物流の重要性は高い。ものを遠く離れた場所に移動させるというのは物理の法則から考えても難しいことで、それを実現するためにたくさんの人が努力しているのだろう。

電車に揺られながら路線の平均家賃を検索し、買ったきっぷの範囲で一番安い駅で降りて歩くことにした。時間的にはここが一番長かったのだが、一番書くべきことがない。土地・安いアパート・駐車場・未管理の林・民家の屋根の上の猫・一般通過猫・堀で囲まれた用途不明の三角形の草原などがあった。風が強くて寒かった。マフラーをしてこなかったことを後悔した。新しい靴にはまだ慣れきってなくて途中で痛くなった。

一駅分歩いて電車で最寄り駅に帰還。行きと違って帰りは7時頃で南行なので人が多い。早朝の満員電車に乗るのは久しぶりだった。高齢者・女子高生・ギタリスト・若い会社員…いろいろな人間がいた。最寄り駅についてから蕎麦を食べた。朝食セットで異様に安いのに店員は愛想が良くて客の面倒な注文(蕎麦湯は熱いのにしてくれ等々)に笑顔で応えていた。やさしい。

自宅への帰途、僕は人間を忘れていたのかもなと思った。もっと正確に言うと「たくさんの、そしてバラバラの人間が集まっている『社会』というものの実感」を失っていた。人が人と会うこと、同じものを食べて笑い合うこと、それは人間の「社会性」の原点だ(だからこそ社会性のプロである政治家はこれをやめられない)。だからこそそれが「危険な行為」になってしまった今の状況は悲しいし辛い。今は3月だ。友人の慶事は祝いたいし、去る人間はきちんと送り出したい。自分はインドア派だからwwと強がる人間もネットで見た。それはそれでいいが、僕は自粛を厭う人間を笑う気になれない。

自宅のマンションにつくと清掃作業員が掃除をしていた。僕は珍しく大きな声で「おはようございます」と声をかけた。

本棚を設置した

デスクの横に小さい本棚はあったが、そこに入り切らない本がダンボール4箱分ほどあり、これからも増えこそすれ減りはしないだろうから本棚を買った。

30x90x180、組み立て式で約10000円。今日届いて、一人では無理だとすぐに悟って後輩を召喚して一緒に組み立てた。

重量が心配だ。「本棚 重さ」等でググると180kg/㎡という数字が頻出する。これが法律で定められた住宅の床の耐荷重らしい。30x90x180の本棚にいっぱいに本を詰めるとこの3倍くらいの荷重になる(12段x10kg+本棚自体の30kg=150kg, 150kg/0.27㎡=556kg/㎡)。とは言っても180kg/㎡にもいろいろな解釈があり、実用上は大丈夫だろうという見方が大勢だ。

明日は秋葉原に行くので、ラズパイと二酸化炭素センサーを買いたい。というのは二酸化炭素濃度が割と正確に集中力の変化を説明すると会社の人が言っていたからだ。測れるものなら測りたい。一方で、現状の気温保存サーバーは大昔に書いたもので拡張は厳しそう。nodeで書き直したい。

nodeでDBを扱いたいとき、prismaというのが今アツいらしい。勉強してみる。

室内環境三種の神器デプロイ

サーキュレーター・加湿器・そして計測用Raspberry Piを設置した。

私はデスクワーカーだ。デスクに束縛されて仕事をするのでデスク周りの環境が悪いと容易に体調を崩す。そしてテレワーカーなのでこれを自分の責任でやらねばならない(オフィスの湿度は…社外秘です)。

サーキュレーターはよいものだ。部屋の中の空気を自在に操作することで、自分に風を当てて涼むこともできるし、天井の暖気をかき混ぜて暖房の効果を促進することもできる。また、濡れ雑巾に風を当てて簡易加湿器にすることも可能だ。シンプルな機能の1つの道具が使いようによって様々なはたらきをするというのはソフトウェアエンジニアとしては大変気持ちが良い。UNIX哲学を感じる。

加湿器はそれに比べると柔軟性に乏しい。単に低い湿度を上げるだけだ。冬にしか使わない。しかし必要だ。肌・粘膜・ドライアイの保護、そして体感気温の上昇。

計測用RaspberryPiも重要。計測しないことには評価も調整も出来ない。引っ越し以降止まっていたのだが今日復活させた。というのは、Raspberry Piの無線LAN設定を新居に合わせて変更するためにSDカードリーダーから直接ファイルを変更する必要があったからだ(無線LANにつながってないので当然sshできない)。

なお計測結果は全宇宙に公開している( https://sencha.chao.tokyo )。たとえば最大出力の加湿器は1時間で湿度を8.5%上昇させる。なるほど、一人暮らしの居室程度だと効果が大きい。

次は二酸化炭素濃度も測定したい。が、RaspberryPiの端子が足りないので簡単にはいかない。どうしたものかな。

たくさん食べる/アメリカ大統領選

健康診断で低体重を指摘されている。具体的には去年から2kg減っていて、原因はテレワークで筋肉が減ったことだと考えている。だがここ数ヶ月はテレワーク以前と同等に歩いているので食事が伴えば体重は戻るはずだ。

というわけで最近のテーマはたくさん食べることだ。面倒だと食事を抜きがちになるがそれをやめる。そもそも食事を抜くと食べるときに大量に食べるようになり、これもまた健康にはよくない。

そういえばアメリカ大統領選だ。これを書いている時点でまだ結果は出ていないが、よくもまあこんな僅差になるものだと驚いている。あるいは僅差に収束していくような要因があるんだろうか?

イオンモール川口前川に行った

新居に収納ボックスが欲しくなり、近所のニトリを探すとイオンモール川口前川にあったので行った。

埼玉の洗礼だった。イオンモール川口前川は陸の孤島だ。東京のような地下鉄網は存在しないしJRの駅からも遠いのでバス頼りになる。それもバス停は遠いし本数も少ない。自家用車がないと苦労する。そもそもイオンモール川口前川は広大な駐車場を備えていて車で来るのが前提だ。

店頭で良さそうな商品を見つけたが、帰宅して寸法を再確認すると微妙に引き出しがつっかえる可能性が出てきた。クローゼットの戸が折り畳まれて板2枚分の厚みになるせいだ。だが気にせず注文してしまった。どうせ頻繁にものを出し入れなどしない。

2020年秋マンションインターネット回線設備バトル

これはなに

マンションでどの種類のインターネット回線が使えるのか知るのにとても苦労した。結局JCOMになった。という話。

はじめに

ときは2020年。誰でも自宅に速いインターネット回線が欲しい。僕もそうだ。僕の用途は以下の通り。

  • テレワーク
    • 要求: そこそこの帯域で安定性がある
  • オンラインゲーム
    • 要求: 帯域は不要だがpingは安定して100ms以下
  • 動画視聴
    • 要求: 頻繁にシークするのでクソデカ帯域

動画配信とかするわけじゃないが安定性を求めるなら結局強い回線を追求するのがベストと考え、意識しながら家さがしをしたが結局失敗したので記録しておく。

なお用語等は マンション光回線の配線方式のお話 に準拠する。

過去に住んだ家

  1. オンボロ学生アパート(築50年)
    • マンションタイプの設備がなく、フレッツ光ファミリータイプ+BIGLOBE
    • 回線速度の記憶なし
  2. オンボロ学生アパート2(築30年)
    • マンションタイプの設備がなく、フレッツ光ファミリータイプ+BIGLOBE
    • 基本50~70Mbpsだが夜間に10~20Mbpsに低下することがあった
      • BIGLOBEから規制のアナウンスがあったのでそれに起因すると推測
    • オンラインゲームのpingは4ms程度で安定
  3. 新築高級マンション
    • UCOM光レジデンス
    • 特定の接続先のみ8%の確率で10秒以上レスポンスを返さない問題があり、連絡したら4ヶ月程度で直った
    • 上記問題解決前は不安定で10Mbpsだったり100Mbpsだったり
    • 上記問題解決後は安定して100Mbps、深夜早朝では400Mbpsを超えたこともあった
    • オンラインゲームのpingは10ms以下で安定
  4. 築15年のマンション
    • これから書く

内見

  • 部屋には電話線とテレビ線が来ていた
  • 光配線方式が使いたかったので不動産屋に質問し、不動産屋が知り合いの管理会社の中の人に確認。ここで何という返答があったのか正確に記憶していない(そもそも僕は話してないし)が「多分いける」的な返答だったのだろう。
    • 不動産屋の人間には「ネットはなかなか住む前に確実なこと言えないっすね〜」とか言われた気がする
      • それで引きさがった当時の自分に説教したい
    • ここでしつこく確認して言質取ったり念書書かせたりするべきだった

入居前

  • 管理会社と提携している(推測)インターネット代理店?から電話が来る。ここの担当者は光配線方式と明言していた。JCOMを勧められたが断った。
  • JCOMの人間がテレビの電波を確認するという名目で来訪し、JCOMのインターネット回線を売り込まれた。JCOMの人間は「この部屋には電話線しか来てないから多分VDSLだしそれならJCOMの方が速い」と言っていたが、僕は「これから光配線を部屋まで引いてくるんだから今ないのは当たり前っしょ」と余裕の構え(アホ)。名刺だけもらっておいた。
    • この名刺が後に救世主となる
  • NTTフレッツ光を申し込んだ
    • NTT東日本フレッツ公式の提供エリアの確認ページから新居の部屋を確認すると「ご指定の住所はフレッツ光の提供エリアです」「フレッツ光ネクストギガマンション・スマートタイプのお申し込み」と表示されていた
      • 参考記事によるとギガマンションなら光配線方式とのことだったので、そう思い込んで申し込み
        • 結論から言うと違った
    • 電話で話したオペレーターも光配線方式と言っていた

入居直前

  • 入居の前日に工事のためにNTTの作業員が来訪
  • 作業員が見たところ、光回線を通せる配管がないので少なくとも光配線方式は不可能とのこと
  • ここで焦って管理会社に電話すると「VDSLを使ってください」「VDSLも光です」とのこと。契約前の確認の不徹底を悔やみ始める。

入居後

  • とにかくネットはすぐに必要だと考え、JCOMの工事を依頼。

    • もらっておいたJCOM営業担当の名刺が役立った
  • NTTからの追加連絡によるとVDSLの設備も現状ないとのこと

    • これはあとでウソとわかる
  • じゃあ「VDSLを使ってください」とは何だったのかと管理会社に質問し、建物のネット設備の調査と説明を要求

  • 翌日管理会社の担当者から電話連絡あり

    • 光配線方式は配管の都合で使える部屋と使えない部屋がある
    • VDSLなら使えるかもしれないが、建物内で使える部屋の数に上限があり、現在空きがあるかはNTTに聞いてもらわないとわからない。増やすことはできない
  • NTTに改めてVDSLの設備について確認

    • 光配線方式とVDSLの両方の設備がある物件であり、基本的に光配線方式を使ってほしいのでVDSLの設備を(データベース上で?)ロックしていた(?)。以前NTTからVDSLがないと言われたのはそれが原因であり、ロックを解除すればVDSLの申込みを受け付けられる。
    • VDSLは建物内の全VDSL利用者で100Mbpsを分け合うことになる
  • NTTの担当者は確かにこう言ったが100Mbpsを分け合うなんていくらなんでもそんなことある?

    • 事実ならおそらく建物への引込線が100Mbpsなのだろうが、ちょっと貧弱すぎでは…
      • 参考記事によるとここが100Mbpsなのは「まれ」なケースらしい
        • n階建で各階にm部屋あるので最悪100/nm(Mbps)と考えるとさすがに受け入れられない
    • 現状建物内で何人がVDSLを使っているかはわからない

結末

  • wimaxで5日間凌いだあとJCOMの工事
  • JCOM320Mプランの回線は混雑時間帯でも50Mbps程度出ており実用上の問題は特にない
    • オンラインゲームのpingも15ms程度で安定

余談

  • 郵便受けにNURO光のチラシが投函されていた
  • KDDI代理店(推測)の人間が訪問でネット環境の確認(?)に来て、聞いたらKDDIのVDSL設備もあるらしい
  • このマンション凄まじすぎる。ひと思いに全戸光配線方式通せばいいのに…

所感

  • 光配線方式は配管の都合で使える部屋と使えない部屋がある は難易度高い
    • 家賃下げろ
  • それでいて VDSLは建物内の全VDSL利用者で100Mbpsを分け合うことになる はつらい
    • 光配線方式もある建物でわざわざVDSLに設備投資しないのは理解できる
  • 管理会社がネット状況を正確に理解していれば安易に「VDSLを使ってください」とは言わなそう
    • もしかして内見時の確認の電話にも間違った情報に基づいて答えてない?
    • 「光使えます」ならギリギリ嘘ではなさそう?
  • NTTと管理会社の両方に自分で確認してから契約すべきだった
    • 両方の話を聞いて突き合わせないと真実はわからない
  • とても疲れた

スカイツリーと『点描の唄』と親子と鈍痛のストーリー

テレワークが長引き運動不足が気になる日々を送っている。今日は18時頃に散歩に出た。10分ほど好きな方角に向かって無闇に歩き続け、戻ってくる。ここに住んで16ヶ月くらいになるので徒歩圏の目ぼしいスポットには行き尽くしてしまったが、退屈な気持ちを押し殺して適当に歩を進めてみると、知らなかった町並みが見えてくる。

最近の散歩のお供はSpotifyだ。出勤がなくなって「ギガ」が余りまくっているので、散歩のときに4G通信を使って音楽を聞くことにためらいがなくなった。適当に日本で人気のプレイリストを再生するとMrs. GREEN APPLE(feat. 井上苑子)の『点描の唄』が流れ出した。歌詞は覚えてないが、Mrs. GREEN APPLEのすかした歌声がハモリでサポートに徹しているのは、茶髪の怖い系お兄さんが真面目に仕事をしているのを見るような意外性がある。

空にはスカイツリーが見える。スカイツリーにはストーリー性がある。日本で一番高い建物だしアニメ『さらざんまい』にも出てくるからだ。

テレワークが恒久化されたので住む場所の自由度が上がった。今の家は契約上年度末までしか住めない。次の家を考えるとどうしても都心から遠く家賃が安いエリアが候補になる。しかしそこにストーリーはあるんだろうか。結婚する気のない僕がストーリーのない土地に住んだとき、人生はどうやって前に進んでいくんだろう。

この季節の18時はまだ外で遊んでいる子供が多い。子供を産み育てることは大きなストーリーだと思う。

翻って僕のストーリーはつまらない。仕事は充実しているが、コロナの影響もあってそれ以外は本当に何もない。外界と接する機会が減るほどに僕の意識は自分自身に向かう。自分のことばかり考えていて、つまらない変化を針小棒大に捉えて不健全に一喜一憂している。

最近の目ぼしい変化は副睾丸炎だ。睾丸がずっと軽く痛い。これ自体は薬で治る病気だが、これが出てきた背景に慢性前立腺炎があるかもしれないと指摘され、来週検査をする。慢性と言うだけあってこちらはなかなか手強いようだ。

Mrs. GREEN APPLEの曲を聞いてスカイツリーを見上げてそのストーリーに憧れたところで、僕のストーリーは睾丸の鈍痛から離れられない。生きるということはそういうことなのだなと気付かされる有意義で寂しい散歩だった。

ドライアイが辛い/Dota2 7.26への適応/空調の管理/本好きの下剋上/評価/スーパーパラパラチャーハン

ドライアイが辛い

ここ1週間ほど、ドライアイが特にひどい。季節的にはむしろ湿度が上がってくるタイミングなので今悪化する理由がわからない。が、最近悪化しているという人は周囲にも数人いる。単純に季節の変化がストレスになって悪化しているということかもしれない。

大抵の体調不良は疲労とか睡眠不足とかストレスが原因だ。単純だけどままならない。

悪い現代人なので体調が悪いとすぐググってしまう。知識を得るのはプラスだが、医者を通さないと過剰に知識ばかり溜め込んで不安になってしまう。自分は病気について考えすぎるというのは自覚していて、それがひどくなると病気不安症という名前がつくことも知ったのだが、よく考えると結局「病気について考えすぎる」という病気について考えていることに気づいて笑ってしまった。

いい加減慣れなくてはならない。体は消耗品であって、これから先は劣化する一方だ。それと折り合いをつけて生きるしかない。たとえば結婚して子供を得て、その成長を見守ることは自分の老いと向き合わずに済む(あるいは老いを肯定的に捉える)方法の一つだと思う。僕は結婚することはなさそうなのでこの手は使えないが、何かを見つけたいところだ。

そういえば、一時期ずっと気にしていた治療後の歯はだいぶ大人しくなっている。自発的に痛むことはないし、冷たいものや辛いもので軽くうずくことはあるが痛みはないし翌日には戻っている。結局医者の言うとおりで、しばらくは敏感だが数ヶ月単位で治ってきたということだろう。

さて、仕事に支障がある状態では困るので、医者から指示された目薬を使いつつ、さらに症状を和らげるためJINSのドライアイ対策メガネを買った。というか古いモデルは持っていたのだが、店舗に行ってみたら新しいモデルが出ており、性能が上がってそうだったので買ってみた。具体的にはカバーが大きくなって保湿力が上がってそうなのと、水タンクがスポンジに変わり水漏れの心配がなくなってそうだった。効果があるかどうかは謎。

Dota2 7.26への適応

上記のドライアイ事情からプレイ頻度をだいぶ落としているのだが、7.26の勝率は一貫して高く56.6%ある。具体的に何が良いのかわからないが、体が7.26のメタに適応しているのだろう。やればやるほどMMRが上がり、現在Legend5の3770だ。バージョン的にはOgre Magiが強い。でも僕はOgreは退屈に感じてしまうので基本的にBANする。BAN漏れしたらpickするけど。BANできたらDazzle, AA, CM, Warlockあたりを周りのpick状況見ながら出していく。

TI10がいつになるか未定だがバトルパスを買った。と言っても毎年買うだけだ。熱心にレベルを上げたりしない。目当ては新しい音楽パック。

空調の管理

夏が来た。室温が30度を超えるようになった。自宅なら服を脱げるので30度でもそれほど辛くはないが、これ以上になると冷房を入れることを考えねばならない。しかし冷房は湿度を下げるのでドライアイに悪い。難しいところだ。

部屋のつくりからしてそれほど風が通るわけではないというのが難しい。窓が1面しかないので浴室で換気扇を回すしかない。

本好きの下剋上

というネット小説を読み終わってから1ヶ月ほど経つがまだハマっている。現在アニメ化されておりそこから入った。情報を蓄積・伝達・保存できる本の力と家族の愛情が二本柱であり、それはなぜ「web小説」で「異世界転生」を書くのかという『本好きの下剋上』自身の存在意義への回答になっている点が見事だ。

この作品のすごいところは全677話という長さ(あまりの長さに第2部と第3部が並行して漫画化されているという笑い話まである)。長いうえによく構成されていて世界観にもっと浸っていたいという気持ちになる。本編が一人称なので他のキャラクターの視点の外伝が無限に作れるようになっており、書籍や各種グッズに大量の書き下ろし外伝をつけることで作品世界の全てを味わい尽くしたいオタクから金を巻き上げている(もちろん本編も加筆修正されている)。

僕は気になる外伝が収録された書籍と漫画を買って読んでいる。漫画は部分的にニコニコ漫画でも読める。アニメも最新話無料なのでよろしくな!

評価

先日会社で人事評価があった。内容は秘密だが自分のはたらきはちゃんと見られていることがわかり、緊張感とともに意欲が高まった。ただしこの緊張感(とそれに伴う労働時間の増加)がドライアイの遠因という可能性はある。

人生のことを考えると給料は上げていきたいので、頑張ろう。

スーパーパラパラチャーハン

久しぶりにチャーハンを作った。チャーハンを作るからには、誰でも一生の内一度は夢見る「パラパラのチャーハン」─。家庭用の火力だとプロと同じようにやってもなかなかパラパラにならないのだが、家庭には家庭なりのやり方がある。炒める前にご飯に卵を絡めて、ご飯のダマがなくなるまでグチャグチャに混ぜておく。これだけでいい。

パラパラにするだけでは簡単すぎて飽きてしまったので次のステップとしてチャーシューを買ってきた。具のあるチャーハンは水分の管理が難しくなる。研究のしがいがありそうだ。

それ以外の食事はだいたい焼きそば・スパゲッティ・カレーのローテーション。味噌汁はあったりなかったり。