僕は若くない

僕は24歳だが、既に若くないと感じることが多くある。昔好きだったコンテンツを繰り返し摂取している自分に気づくたびに嫌な気持ちになる。人は中学生の頃に聞いた音楽を一生聞き続けるという説にも抵抗したくて、Spotifyでなにか聞こうと思ったときは必ずニューリリースから選ぶようにしている。

だが、若くありたいという欲望を抱く自分自身も嫌いだ。裏側には老いたくないという気持ちがあるわけだが、一歩間違えば年齢が上の人間をひとくくりにして「老害」と蔑むエイジズムに転落する。中学・高校の頃に比べれば今の生活は自由で気に入っているが、それでも若さへのあこがれを捨てられないのはもはや生物としての本能なのかもしれない。

コンテンツ業界は若者を取り入れなければいけないとなんとなく思ってきたが、実際のところどうなのだろうか。世の中には若者を対象にしていない商売だってたくさんある。本質的に人生に必要ないものを売る業界だからこそ、好きという気持ちを植え付けやすい、つまり新しいものを取り入れやすい年齢の人間以外は買ってくれないってことだろうか。

「好きという気持ちを植え付ける」という表現はなかなか本質っぽさがあるけど、全く興味がない動画を24時間見せ続けたらそれを好きになるかと言うとそれも謎だな。「各個人の持つ好きの種を発芽させる」とか?それで年齢が上がるごとに発芽しなかった好きの種は次々腐っていく?

わかんない。頭の中で考えてもわかんないですね。誰か教えてください。誰が詳しい?

TweetDeck魔改造―読み上げ

MutationObserverとSpeechSynthesisを使うシンプルな方法が既に紹介されていたが動作が不安定だったのでChrome拡張として自分で作り直した

SpeechSynthesisに長文を連続で送りつけると読み上げが止まってブラウザの再起動が必要になる。この辺りは中で呼んでいるAPIの仕様の領域なのでまだよくわかっていないが、TLの流速に合わせて調節する必要がありそうだ。

TweetDeckのページ全体がJavaScriptによって動的に生成されているので、ページの読み込みのあとにMutationObserverのターゲットを指定する必要がある。愚直にsetTimeoutを使った。新しいツイートの受信以外にもMutationObserverを発火させる要因がなにかあるようだが、まだわかっていない。

読み上げの内容についても、リプライは読むのか、ハッシュタグは読むのか、URLは読むのか、画像はどうするのかなど使い方に応じて検討すべき点がある。これらは設定で変えられるようにしたい。

浅草に行った

買うものがあって浅草に行った。すごい数の観光客がいて、2回も英語で道を聞かれた。喋れそうな顔をしていたのだろうか。吉野家の店員が日英中3ヶ国語を操っていてすごい職場だと思った。

買うものを買って、Ingressをしながらスカイツリーまで歩き、秋葉原で格安マイクを買って帰宅した。明日はコミティアに行く。

黒歴史

ちょっときっかけがあって、大学入学以降の自分のネット上での発言を振り返っていた。とにかく喧嘩が多い。ここ1年くらいでようやく居心地の良い立ち位置を見つけて他人と喧嘩することがなくなった。単純に若かったというのもあるだろうし、状況に合わせて柔軟に行動するというのが苦手な人間なので無意味なこだわりを持って自らに辛さを課していたというのもある。今書いているこのブログも10年後には黒歴史と思うようになるのだろう。むしろならなかったら進歩が止まっているということなので困る。

そういえば、一昨日の日記がはてぶホットエントリ入りして普段の30倍くらいの人が見に来た。読んでくれた人はありがとうございます。コメント欄やはてブでコメントくれた人もありがとうございます。応援してくれた人は特にありがとうございます。社員にブクマされているので多分ドワンゴ社内でも晒されていると思います。4月からよろしくお願いします。

密談

衝撃の内定先業績悪化を受けて内定同期と密談をした。

その後修論の引き継ぎに向けて、紙に記録していた情報をPCにカタカタ入力していた。意外と面倒な仕事だ。

修論とは別に学生の授業用に作ったJavaScriptプログラムに不具合があったらしく、それも修了(予定)前に直しておかねばならない。

内定先が業績悪化で子会社化された

笑ってる(公式発表)。

まず、散々投資したであろう「テクテクテクテク」が儲からない。同じ位置情報ゲームのIngressやポケモンGOから年単位で遅れて出してきたゲームであり、Ingressの世界観や先進性、ポケモンのコンテンツ力に負けないゲームにするため、ゲーム自体の世界観を薄くしていろいろなコラボキャラを登場させるという戦略を取った。しかしその結果として出てくるのがポプテピピックやら小林幸子やら、要はちょっと前にニコニコで流行ったキャラクターでしかなかった。KADOKAWAとのシナジーはどこに行ったのか。コンテンツ企業として出したいキャラクターならいくらでもいただろうに。

ニコニコ動画のプレミアム会員数も減り続けている。これはGoogle(YouTube)というグローバル企業を前にして避けがたいことにように思える。一方でチャンネル会員は増えている。チャンネル会員というのは特定の配信者の配信を見る権利を得るための月額制の会員だ。万人受けする動画の投稿を待つのではなく、ニッチな人気のある配信者を獲得・プロデュースしてチャンネル会員を増やすという能動的なアプローチが効果的なのではないか。

「今後は、KADOKAWA主導のもと、ドワンゴの技術力と膨大なユーザー基盤のグループ全体での活用を加速するとともに〜」とある。子会社化という形ではあるが、2社の関係が深まってコンテンツホルダーとプラットフォーマーのシナジーという統合当初の狙いが今度こそ果たされることを願う。

栗田・夏野両氏のニコ生によると夏野氏はかなりはっきりと黒字化・コスト削減への意志を表明していた。プロ用のアニメーション制作ソフトウェアをOSS化したOpenToonzにはずっと注目してきたが、儲からないからと開発をやめてしまったら悲しい。人工知能研究所も同様だ。

僕自身の身の振り方について。さすがに今から初任給を下げるなどの暴挙に出ることはないだろう(労基案件)。業績の悪さのしわ寄せを不当に受けることがないよう労使関係には緊張感を持っておきたい。一方でドワンゴの事業は意義があるものだと思っているし、情報系専攻ではない僕の心理学の素養を評価してエンジニアとして採用してくれたことへの感謝の気持ちもある。新卒の立場を利用して2年間はしっかり勉強させてもらい、そのとき改めてドワンゴが留まる価値のある会社なのか改めて考えようと思う。

復活のチャイム

故障したと思われたチャイムだったが、今日見たら直っていた。「なぜか動いている」という状態はたちが悪い。とにかく、明日の午前中になんとかして宅配を受け取らねばならない。今からゴミを捨てる。生活は闘争だ。

チャイムの故障/風呂掃除で腰痛

※この記事は『ほろよい ゆずみつサワー』を飲んで書かれた。

↑美味い。

昨夜から大規模な掃除をした。1年以上まともに掃除をしておらず、1年前にこぼした米がまた床に散らばっていた。

ゴミ袋を買ってきて大胆に放り込んでいった結果、45リットルの袋が満杯になった。特に意識しなくともモノがどんどん増えていってしまうのは消費社会の病だと思う。モノを増やすことはコストであり避けるべきことだという意識を持ちたい。

17時過ぎに引越し用の梱包資材が届く予定だったのだが、チャイムが鳴らないまま不在票が入れられていた。一瞬腹が立ったが、思い直してチャイムを確認したところ、なんと故障していた。電池を替えてもダメだった(電池のサイズを間違えて1000円無駄にした)。よりにもよって引越しを控えたこの時期に人が訪ねてきてもそれに気づくことができないとは。僕の手には負えないので明日大家に修理の相談をする。大家は工作スキルがあるのでその場で直すかもしれない。ダメならチャイムに「故障中 叫んで」とでも書いておこう。

掃除の勢いに乗って本格的な風呂掃除もした。風呂という狭い空間で身をかがめて、窮屈な姿勢を取りながら壁面を磨くのは想像以上の負担でいまでも腰が痛い。激落ちくんが非常に強力なのだがあれは要は研磨であって、賃貸の浴槽で使ってよいか疑問がある。僕は重曹とクエン酸でやった。重曹は万能で、油汚れも重曹に吸わせたあと擦ると落ちる。

修論とその発表が終わり、いよいよ引越しに向けて動き出している。見ないふりをしてきた生活することの難しさを痛感している。

サークルの合宿

最近は日記がいつも遅れている。よくないことですね。夜に書くというリズムに戻したい。

この土日でサークルの合宿が行われているので行ってきた。と言ってもなにか生産的な活動をするわけでもなく、キャンパス内の合宿所でアニメ・スマブラ・麻雀をしながらダラダラ過ごすだけだ。麻雀は圧勝した。

僕の大学は1・2年生とそれ以上でキャンパスが変わるので、サークルの世代間の関係が弱くなりやすい。だから場所と時間を決めてサークルのイベントをやるというだけで意味がある。OBも来るし、らーめん山手も食べられる。