20241221 ガスコンロカバー 指と服

ガスコンロカバー

炊飯器を買い替えたら上面ディスプレイになったせいで電子レンジの上に置くと身長を超えてしまって操作できないという問題があった。しばらくは台所の調理スペースに置いてしのいでいたが、noshを含めて食品の加熱は電子レンジしか使っていないので、ガスコンロは不要であり収納空間にできることに気づいた。そういうときに使うガスコンロカバーという既成品があるのだが、合うサイズを見つけるのが難しいし、炊飯器(6kg)を載せられる材質のものは高くなりがちなので自分で作ることにした。

構造は単純で、ガスコンロの手前と奥に角材を置いてその上に天板を載せればいい。簡単に図面を書いて近くのホームセンターへ行き、店員と相談しながら材木を選んでカットしてもらった。それでも大きいので持ち帰るのが大変だったが…技術料含めて3500円程度でいい具合のものが作れた。

ちなみに新炊飯器はそこそこ良いやつで冷凍ごはん用の炊飯モードがあるのだが、これがなかなかちゃんと解凍後も弾力があり、本当に効果あるんだなあと感心している。QOLチャリンチャリン。

指と服

犬の動画を見ていると、冬は服を着せている人が多い。しかし犬は服を自分の意思で着脱できるのだろうか。やはり犬や猫の手足の器用さでは文明は発展しなかっただろうなと思う。

同じように宇宙の彼方の高度生命体は、ふっとい指が10本しかない、そもそも3次元しか認識できない人類のことを哀れんでいるのだろうか。

攻殻機動隊の、各指が更に枝分かれして超高速でキーボードを打鍵できる(セキュリティが厳しい公安警察のオペレーターは電子的干渉を避けるために物理デバイスであるキーボードを使う←そうだったよな…?と思って確認したら別にそういう設定ではないらしい?)アンドロイドたちのことを考えている。

20241220 日記

0:30入眠。4:30起床(怒)。7:30再入眠に成功。10時ごろ起きて労働。典型的な早寝(当社比)からの早期覚醒のパターン。

徐々に周囲の人が年末休みに入っていくことで進めにくくなる作業が増えたので、年末大掃除的なやつをしよう…と思っていたら一人で黙々と進められてしまう作業が発生し、そこそこ進めて退勤。

ジム。iPadを忘れたので『ゲーム・オブ・スローンズ』が見れなかったが、代わりにテレビで放送していた全日本フィギュアスケート選手権男子ショートを見た。37歳織田信成が4T-3Tをクリーンに決めたのはぶったまげた(まあ出る大会を減らせばパフォーマンスは出せるというのは相撲もそう)。それにしても踊ったり跳んだり滑ったり、相変わらず変なスポーツだ。せっかく氷の上を滑るという独自性があるのだから滑りの上手さをもっとよく点数化すればいいと思うのだが、どうにもジャンプが重視されていてもやっとする。

帰宅、夕食、勉強会、Dota2(勝)、ゲースロ、日記、睡眠薬。

明日は何をしようかな。読書でも昼寝でも、何もしなくてもいい。スケートを見ていたせいでいつもより長くエリプティカルしてしまったので明日は膝を休めたい。常備菜は小松菜が切れたのでまたなにか作らないとな。冬の野菜ということでカブでも使ってみるか?

20241219 日記

起床、散歩、掃除、労働。ジム、夕食、勉強会、Dota2(敗)。日記、睡眠薬。

最近は睡眠薬の効きが悪くなってきた。まあ耐性が付く薬なので仕方ない。昨夜は入眠まで2時間かかってしまった。しかし遅寝遅起きになると早期覚醒は起きなくなる。不思議だ。

寝れない時間はしょうもないので会社で勧められた『【新版】日本語の作文技術』(本多勝一)を読んでいた。あまりにも思想性の強い序章に衝撃を受けたが、その後の各論は具体的かつ実用的であり、納得感がある。

最近は『ゲーム・オブ・スローンズ』を見ている。血族と名誉で殺し合いしてるのでまあ大体『仁義なき戦い』で、その前に見ていた『グッド・ワイフ』では全員ゼニ!出世!裏切り!仁義なんかクソ喰らえ!という世界観だったので落差が大きい。時代性と神秘性を感じさせる舞台の作り込みは本当にすごい。でも登場人物があまりにも多くて、それらの関係が断片的なセリフから浮かび上がってくるので把握するのが難しい。完結済みの作品なので迂闊にググるとネタバレを踏むし自分でNotionに整理しようとしてもAI補完でネタバレされそうになって笑ってしまった。

20241208 早起き日曜

例によって9時頃に早期覚醒(日曜基準)した。二度寝しようと思ったのだが、友人から連絡が来ていた。彼が所有し、僕が借りているサーバーにトラブルが起きたとのことで、解決を手伝った。皮肉なことだが仕事に近い活動をすると日曜でもシャキっと目が覚める。

早起きしたので午前中に朝食・散歩・体操・掃除・洗濯を済ませ、昼は電気屋に行った。炊飯器を買うためだ。現在使用している炊飯器は製造から18年経過していて、機能としては特に問題ないのだが、加圧・加熱する家電製品で標準的な寿命を大幅に過ぎたものを使い続けるのはリスクであると判断し、買い換えることにした。先日似たような理由で電子レンジも買っている。

注文を済ませた後、ジムにニベアとリップクリームを持っていくためのメッシュポーチと、旅行でもらったパンフレット等を保管するためのクリアファイルを買った。生活を改善するためにものを買うということ、ものを増やすことで結果的に居住空間に秩序をもたらすということは、最近できるようになってきたことだ。一人暮らしを狭小住宅の最小構成で始めた感覚からなかなか脱却できていない。

少し昼寝した後、友人がdiscordでGeoGuessr大会を開いていたので参加した。経験は全然ないが、言語情報・太陽の向き・植生とかでなんとなくそこそこできるので面白い。というか、距離とスコアの換算方法が絶妙なんだと思う。

昨日ジムで全身シバきまくったのでいまだにあちこち痛い。

20241126 労働から始まる負の連鎖

ハード目な労働、それを埋め合わせるためのお菓子購入外出、迫る閉店、鍵落とし、蹴躓き、筋肉痛

洗濯物乾かず。

労働は人生に意味を与えてくれるものであり、30代独身男性の僕が「「「社会」」」に貢献した気になれる唯一の窓口だ。自分で手を動かす仕事であるからアウトプット量のレバレッジに限界はあるものの、細部まで行き届いた必要十分なものを作れたときは美的満足感も得られる。

しかしながら、頑張って働くことがどこに通じているのかわからなくなるときがある。石油を掘ったり野菜を育てたりする職業なら努力した分だけ世界の富が増えるだろう。しかし僕の仕事はそうは思えない。人間の時間という有限のリソースを誰かと奪い合っているだけなのではないか。僕の努力による顧客の増加は、そのまま他の誰かの顧客の減少なのではないか。誰かの「今日は仕事を頑張った」というツイートを見たとき、自分が遅れを取っているのではないかと焦る。ライバルよりわずかでも速く走るために、全員が身体と精神をすり減らしながら働くのは、端的に言って何かが狂っているのではないだろうか。

居室で加湿器を動かしながら浴室乾燥機を動かすんだ。笑えよ。おしまい。

20241117 日記 人生は何を増やすゲーム?

ジムでは、僕(30歳)はかなり若手の方だ。これまでは地域的にそうなんだろうくらいにしか考えておらず、若いうちから健康維持・増進に勤しむオ・レを少し誇りに思っていた。

しかし今日、唐突に、そうではないと気づいた。若い人間は休日は真っ当に外に出て何かをしているのだ。若くて健康な肉体は資産だ。資産は維持したり溜め込んだりするのではなく、活用すべきではないのか。僕は今ここにある、いつだって今が最高性能であるこの肉体を使って、たとえば旅行とか、登山とか、喧嘩とか、大食いとか、そういうことこそをするべきではないのか。肉体を維持することを自己目的化して、休日を薄暗いジムで相撲を見ながら過ごすのは間違っているのではないか(テレビに出るような力士は大抵自分より若く、強く、稼いでいて、そして不健康であることは実に皮肉だ。そういう生き方に憧れているのか?)。

今の僕は外出がそれほど好きではない。ルーティン通りの生活を平穏に送れることが十分幸せだし、なにか外で活動したとしても、結局それをやっている自分からは逃れられず、どこか空虚に感じてしまうことがある。楽しい時間は過ごせるけど、終わってみると楽しいことに何の意味がある?と考えてしまう。

しかし同時に、持てる資産を活用していない、ベストを尽くしていないという事実もまた苦しい。10年後に「若いうちにあれをやっておけばよかった」と後悔することが、今から怖い。

要するに自分にとっての幸せの定義に自信がないので、その幸せのために何を取って何を諦めるのかという決断にもずっと自信が持てずにいる。情けない話だが、必然だとも思う。就職して6年目になり、人生は安定しているが肉体のピークアウトを徐々に実感してくる。ある意味では満たされているが、残された時間は有限であることも考え始める時期だ。今のうちに人生の実績解除をいろいろやっておかねばならない?人生ってそういうものだっけ?(人生って何?)

考えるほどよくわからず、辛くなってくる。めちゃくちゃに働かされる代わりにめちゃくちゃ稼げる職場とかに転職したら考えずに済むのかなあ(適当に言ってます)。現時点で転職意欲はないけど、700万出せて(私の現在の収入とは無関係な数字です)事業に社会的意義があると自負していてソフトウェアエンジニアがどうしても必要なカイシャがあったら話聞きます。

Dota2 勝てるタイミング論 7.37d

これはある程度のランクでDota2をやっている人なら理解もしくは体得していることだろうが、あえて整理してみる。

Dota2の形勢には、勝った者がより栄えるという特性がある。5vs5のチームファイトで片方のチームが全滅したとする。単純にデス中はファームできないし、フリーでオブジェクトが取れる。なんならマップ全域が安全地帯になるので5人で高効率のスプリットファームをしてもいい。

同時に、栄えているものが勝つという特性もある。仮に両チームが同じヒーロー・同じプレイヤー技量だったとすれば、より強いアイテムを持っていたり(ゴールドアドバンテージ)よりスキルのレベルが高い(レベルアドバンテージ)方が勝つ。

この2つの性質を単純に並べてみると1回ついた差は挽回できないように思える。実際挽回させずに勝ち切るというパターンも多い。しかしもちろん、Dota2がゲームとして奥深いのはこれをひっくり返す戦略があるからだ。その一つが勝てるタイミングを待つことだ。

Dota2の各ヒーローに対して、所有するリソース(ゴールドとレベル)を横軸に、チームファイトで出せるインパクト(ダメージを与える、ダメージに耐える、相手が出せるダメージを減らす等々)を縦軸に取ったグラフを書くことができる。一般的にその切片が大きいヒーロー、つまりリソースが少なくても一定のインパクトが出せるヒーローがサポートヒーローであり、傾きが大きいヒーロー、つまりリソースが集まった終盤に大きなインパクトを出せるヒーローがコアヒーローとされる。

(ここでは深く立ち入らないが、実際は一次関数ではなく、レベルアップとアイテム入手のタイミングで強くなっていく階段関数である。その区間の移行直後の相対的な優位性が大きい状態をパワースパイクと呼び、チームファイトを仕掛けるべきチャンスになる。)

つまり、ある時間帯で負けていても、自分のチームのコアヒーローの傾きが相手よりも大きければ、ファームをし続けるだけでいずれ圧倒できる可能性があるということだ。各ヒーローの傾きの大きさは様々な要因で決まるため経験的に理解するしかないが、特に傾きが大きく長期戦に強いものはhard carryとかlate game carryなどと呼称され、たとえばMedusaはそれに含まれるだろう。通常攻撃が全体攻撃になるため攻撃アップアイテムの恩恵を大きく受けられるからだ。

逆にこの傾きが小さいコアヒーローを持つチームは、相手にファームする時間を与えないように攻め続ける必要がある。ここで最初の議論に立ち返る。チームファイトで勝つか、衝突を恐れさせて相手の行動範囲を制限しファームを遅らせれば、有利は自然と拡大していく。これをスノーボールと言う。

相手にスノーボールを起こさせないためには、どの時間帯でも相手と決定的な戦力差を作らないことが必要だ。だからコアヒーローの中でもsafe lane carry / mid / offlaneの役割分担が生じる。

たくさんファームして活躍できるのは爽快なので低いレート帯やロールキューがなかった時代は全員hard carryピックみたいなことも日常茶飯事だったが、そういうチームがバランスの取れたチームと戦った場合、セオリーでは序盤から負け続けて誰もファームできずに負けるということになる(まあ低いレート帯の野良では攻める側も上手くまとまれずに長期戦になってしまい、結局5carryが勝つということもよくあり、これもまたDota2の奥深さである)。

20241108 日記 極北

睡眠: 早期覚醒からの二度寝失敗
労働: あまりよくない
ジム: o
勉強会: o
夕食: nosh
睡眠薬: これから
特記事項: discordで友人と世間話。金曜でなんかテンション上がって意義も需要もないDota2記事を書いた。100年後には価値が出るといいな。カントリーマアムクリスピーは、カントリーマアムではない。

おみくじ?これ

Dota2 7.37d Pugna 3k

Pugna

がDreamLeague24(2024年10月, 7.37d)で人気だ。最近目立ったbuffはもらっておらず野良での勝率は低いままだがプロシーンではニッチな需要があるようだ。

僕もPugnaは好きで結構サポートとして使っているが、通算勝率は44%なのでかなり下手だ。強烈な個性であるDecrepify(敵か味方1体にキャストし、物理攻撃不可能かつ物理攻撃を受けない状態にする)が裏目に出ることが多い。終盤のセオリーとしてBKBが切れたあとの敵キャリーにキャストして攻撃不可能にするのが強力だが、その間にキャリー以外を優先して倒してもらうという連携が野良では難しいからだ。

プロシーンの謎

dotabuffの記事によるとStorm SpiritのマナタンクとかMuertaとのお手軽コンボが強いとあるが、DreamLeagueのStatisticsを見るとそういう使われ方は少ないようだ。MuertaはPugnaと組んでも強いがPugnaの対策としても強いので、カウンターピックされていることが多い。Storm Spiritとのコンボピックは上位5ヒーローに入っていない。おそらくシンプルに強いのでピックの段階で封じられているのだろう。その代わりにコンボピックされている上位5ヒーローは

  • Earth Spirit
  • Bristle Back
  • Pangolier
  • Sand King
  • Morphling

だ。Earth Spirit、Bristle Back、Sand Kingはマナが不足しがちなSTRヒーローだ。MorphlingはHPを減らしてから回復を受けてHPを増やせば回復量を増幅できる。Pangolierはいつでも強いのでランクインして当たり前だが、一応バリア持ちでHPが満タンのことが多いのでやはりマナを回復しやすいという理屈は付く。

DecrepifyほどではないがNether Wardもなかなか曲者のスキルで、相手のピックによって刺さり方が全く変わってくる。相手のコアがチームファイトの間にも高頻度でスキルを発動するヒーロー、例えばSpirit系には効果的だが、STRヒーローに対してはほとんど効果がない。野良では大抵サポートがファーストピックを求められるのでただの分の悪い賭けになってしまう。

僕が使うとき

  • tango
  • branch x 2
  • circlet
  • mantle of intelligence
  • enchanted mango

でスタートし、null talisman→マナ靴→glimmer cape→lensと進むことが多い。攻撃のレンジが4位の長さなので早めにtalismanを入れてドツき合いを強くするとレーニングで優位を取りやすい。innateでLife Drainをチャネリングしながら他のスキルが使えるが、キャストレンジ外にキャストしてしまうと歩きが入ってLife Drainが止まるので、lensで範囲を広げておいた方がいい。歩けないので当然標的になるが、capeやDecrepify、Siphoning Wardで最大限耐えつつ的になり続けていれば、ダメージレースで味方を有利にできる(というかRewards of Ruin取る状況ってあるのかな。選択率も勝率も低い…)。Shardは火力として頼れることはあまりないが範囲内のイリュージョンを一掃できるのでTBやPLに対して強い(CKのはStrong Illusionなので消せません)。

小ネタ

  • Life Drain2とDecrepify3くらい?あればソロtormができる。Life DrainとDecrepifyは常にかけ続け、DecrepifyがかかっているときにNether Blastを入れる。暇なときは狙ってもいいだろう。
  • innateとTPのインタラクションがおかしくなっていて、TPチャネリング中にNether WardをプリキャストするとTPがキャンセルされる。これで何度もチームファイトに参加しそこねて怒られてるので気をつけよう。あとBoTでユニットに飛んでる最中にユニットが死んでもキャンセルされないという裏技もあるが意図的に活用できる場面は滅多になさそう

20241107 日記

微妙な起床をして、労働を開始。朝食のタンパク質枠として、あまり好きではない魚肉ソーセージの代わりに謎に入手したツナ缶を食べた。

なかなかの内容の労働をし、退勤。ジム、買い物、インドカレー。帰宅しかぼちゃサラダを作った。

そろそろ大相撲のシーズンが始まるので、ジムでリアタイできるように生活リズムを前倒ししなければならない。寒くなって起床(というか出布団)がどんどん厳しくなっているが…

睡眠薬を飲み、眠。