Dota2 7.37d Pugna 3k

Pugna

がDreamLeague24(2024年10月, 7.37d)で人気だ。最近目立ったbuffはもらっておらず野良での勝率は低いままだがプロシーンではニッチな需要があるようだ。

僕もPugnaは好きで結構サポートとして使っているが、通算勝率は44%なのでかなり下手だ。強烈な個性であるDecrepify(敵か味方1体にキャストし、物理攻撃不可能かつ物理攻撃を受けない状態にする)が裏目に出ることが多い。終盤のセオリーとしてBKBが切れたあとの敵キャリーにキャストして攻撃不可能にするのが強力だが、その間にキャリー以外を優先して倒してもらうという連携が野良では難しいからだ。

プロシーンの謎

dotabuffの記事によるとStorm SpiritのマナタンクとかMuertaとのお手軽コンボが強いとあるが、DreamLeagueのStatisticsを見るとそういう使われ方は少ないようだ。MuertaはPugnaと組んでも強いがPugnaの対策としても強いので、カウンターピックされていることが多い。Storm Spiritとのコンボピックは上位5ヒーローに入っていない。おそらくシンプルに強いのでピックの段階で封じられているのだろう。その代わりにコンボピックされている上位5ヒーローは

  • Earth Spirit
  • Bristle Back
  • Pangolier
  • Sand King
  • Morphling

だ。Earth Spirit、Bristle Back、Sand Kingはマナが不足しがちなSTRヒーローだ。MorphlingはHPを減らしてから回復を受けてHPを増やせば回復量を増幅できる。Pangolierはいつでも強いのでランクインして当たり前だが、一応バリア持ちでHPが満タンのことが多いのでやはりマナを回復しやすいという理屈は付く。

DecrepifyほどではないがNether Wardもなかなか曲者のスキルで、相手のピックによって刺さり方が全く変わってくる。相手のコアがチームファイトの間にも高頻度でスキルを発動するヒーロー、例えばSpirit系には効果的だが、STRヒーローに対してはほとんど効果がない。野良では大抵サポートがファーストピックを求められるのでただの分の悪い賭けになってしまう。

僕が使うとき

  • tango
  • branch x 2
  • circlet
  • mantle of intelligence
  • enchanted mango

でスタートし、null talisman→マナ靴→glimmer cape→lensと進むことが多い。攻撃のレンジが4位の長さなので早めにtalismanを入れてドツき合いを強くするとレーニングで優位を取りやすい。innateでLife Drainをチャネリングしながら他のスキルが使えるが、キャストレンジ外にキャストしてしまうと歩きが入ってLife Drainが止まるので、lensで範囲を広げておいた方がいい。歩けないので当然標的になるが、capeやDecrepify、Siphoning Wardで最大限耐えつつ的になり続けていれば、ダメージレースで味方を有利にできる(というかRewards of Ruin取る状況ってあるのかな。選択率も勝率も低い…)。Shardは火力として頼れることはあまりないが範囲内のイリュージョンを一掃できるのでTBやPLに対して強い(CKのはStrong Illusionなので消せません)。

小ネタ

  • Life Drain2とDecrepify3くらい?あればソロtormができる。Life DrainとDecrepifyは常にかけ続け、DecrepifyがかかっているときにNether Blastを入れる。暇なときは狙ってもいいだろう。
  • innateとTPのインタラクションがおかしくなっていて、TPチャネリング中にNether WardをプリキャストするとTPがキャンセルされる。これで何度もチームファイトに参加しそこねて怒られてるので気をつけよう。あとBoTでユニットに飛んでる最中にユニットが死んでもキャンセルされないという裏技もあるが意図的に活用できる場面は滅多になさそう

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