図書館

※この記事は『氷結 Mango』を飲みながら書かれた。

今日も大学に行きたくなかったので道中図書館に寄った。

地域の図書館で心理学コーナーを見に行くと、真っ当な心理学に関する本が数冊、そして残りは全部うさんくさい詐欺まがいの本だった。辛い。

雑誌の新刊が一通り置いてあるのは良い。アニメージュを読んだ。

この歳になって、児童文学を読み返したくなることがよくある。稚拙に感じてしまうこともあれば、新しい発見もある。森絵都の『カラフル』を読んだ。キャラクターの心情をダイレクトに書けるのは小説ならではの魅力だと思う。

今日のUI心理学

1.2 コンテクスト・錯視・視聴覚統合

結構いろんなネタが同時に語られてて難しい。コンテクストの効果と言いつつコンテクストに関係ないミューラーリヤー錯視や連合学習によって語られるべき犬の行動の習慣の話が挙げられていて、正直言ってこの章はかなりとっちらかっている。

ミューラーリヤー錯視は非常に有名だ。図形がシンプルで、効果が大きく頑健だからだ。

「長く見える左の図形は遠くに出現する状況が多いが、遠くにあるものは小さく目に映るのでそれを補償するように過大に知覚する」というのが有力な説明だが、それを否定するような実験結果もあり、よくわからない。

物理的な量と知覚する量がずれているというのはよくある話で、その関係を記述しようとする心理学の分野は心理物理学と呼ばれる。

多感覚統合も心理学ではよく研究されている。視聴覚統合の話が多い。視覚と聴覚にはそれぞれ得意分野があり、状況に応じてどちらかの情報が優先される。

腹話術効果は聴覚によってキャッチするはずの音源の位置情報が視覚によってずらされる現象だ。実際の声は腹話術師の口から出ているのに、人形の口が動くせいでそちらから声が出ているように感じてしまう。物体の位置を知る情報源としては聴覚より視覚のほうが優れているからだ。

ダブルフラッシュ錯覚は1度の視覚刺激に2度の音声刺激を合わせると、視覚刺激まで2度呈示されたように感じてしまう現象だ(NTT コミュニケーション科学基礎研究所によるデモンストレーション)。時間解像度では聴覚が視覚を上回っているので、聴覚の情報を信用してしまう。

最近ホットな話で言えば、バーチャルなアバターによって身体感覚と視覚が整合しなくなるのも多感覚統合の一種と言えるだろうか。

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