「夜型人間」は実在する?

※この記事は『クリアアサヒ』を飲みながら書かれた。

生活時間の制約が少ないと僕は夜型になる。今も6時就寝12時起床のリズムだ。なにか不都合が出るなら困るが、今は特に困っていないので積極的に直す気はない。金曜日が修論の発表で、それに向けて細かく質問されそうな辺りの論文を読むために大学に泊まり込んでいる。なにかを集中的にやりたい時には夕方に大学に来て夜通し研究室で作業するのが習慣になってしまった。

よく「夜型人間」という言葉が出る。いわく、人類の何割かは生まれつき「夜型人間」である、それは夜中に見張りを立てた名残である、彼らに朝の出勤を強いるのは非生産的である、などなど。僕はあまりこれを信用していない。軽く調べても信頼できる専門家がこういうことを言っているのは見たことがないし、なによりこれはいかにもネットで流行りそうな構造の言説だからだ。「あなたの社会不適合は生まれつきだ。進化論的なお墨付きもある。あなたに合わせない社会は実は損をしているんだ。バカだねえ」と。

無論これが事実である場合もあるだろうが、多様性を認める風潮(それ自体は歓迎すべきことだ)に乗じて科学的根拠のない情報が広がるのは望ましくない。「夜型人間」が事実かどうか知っている人がいたら教えてください。

そもそも4月からは会社員(予定)なので、自由の効きやすい会社ではあるが、それでも夜型とか言ってる場合ではない。一人自宅にこもって他人の3倍の効率を出せる天才ならいざ知らず、僕のような普通の人間は社会性の動物としてチームと緊密に情報交換をしながら作業をするべきで、そうなるとやはり時空間を共有しながら作業するのが効率的だ。人間はそういうふうにできている。

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