Dota2 7.38 Dazzleに関する考察

7.38でDazzleに大きな変更が入った

影響ありそうな変更

サポート運用を前提として書いてるけどもうこれサポートヒーローじゃねえな?(気づき)

nerf

  • Bad Jujuの廃止
    • 自分のHPを犠牲にしながらスキルを高速回転させてHexやHealをばら撒くのが7.37のDazzleの仕事だったが、この変更によりその戦術は終了した。
  • HexがShardからUlt中発動に変更
    • UltはLv1で70秒間に15秒間しか発動できない。Poison TouchのCDは最短で15秒なので、一度のUlt中に一度しか打てない。つまり一度のチームファイトでもほぼ一度しか打てない。前向きに捉えるとShardを買う必要がなくなったのでそこで浮いた1500Gをどう活用するかというのが問題になる

buff

  • facet Poison BloomにWeaveの敵スタック倍加がついた
    • 割と大きい気がする。特に序盤のレーニングのド突き合いで結構違いが出てくるのではないか?敵に複数の味方ユニットが接触している状態でShadow Waveを流すと味方の数だけダメージ判定が入る(いわゆるHeal Bombというやつ)仕様があり、Weaveのスタックも味方の数だけ入る。たとえばWraith King Lv2で適当にスターティングアイテムを買っているとPhysical Resistが22%になるのだが、これに3体分のHeal Bombを当てると6スタックでPhysical Resistが9%まで落ちる。これは入るダメージが78%から91%に上がるということで、16%の火力アップになる。16%火力が上がれば必要攻撃回数は86%まで減る。
    • でもさ、冷静に考えるとWeaveってinnate化される前は1/2/3だったんだよね。それが不当に1フラットにされて、ここでようやく敵だけ1/1.5./2/2.5になってるので、実は戻ってすらいないのだ。
  • 新Ult Nothl Projection
    • うーんこれ難しい。単純に発動・終了のモーションが遅い、行動範囲が狭いというのがまず使いにくい。一方で本体を遠くに置いて敵の真ん中で活動できるという点は確かに強い。ただそれを活用するには7.37までとかなり違う考え方をしなければならない。というかはっきり言うと攻撃速度アイテムを上げてPoison Touch→可能な限りShadow Waveを入れつつ同じ敵を通常攻撃し続けてPoison BloomでHexを散布するのが一番強いと思う。サポートがやることじゃないように見えるんだけど、よく考えるとこの動きをするのに何のアイテムも必要ない。TalentでLv10→Poison Touch Attack Range、Lv15→Attack Speedを取るだけで成立する。Soulはシンプルに無敵なのでこの動きを妨害する方法は本体狙いしかないが、disableできないSoulからGlimmerやらEul(Soulから本体にEulは打てる。自分扱いらしい)やらGraveやらで守れるので、相手に嫌な二択を迫ることができる。

Dazzle以外の変更を見ると、Neutral Craftingの導入の影響が大きそうだ。Mana Draught/Trusty Shovel/Mystical Enchantmentで高い確率でマナ回復を付けれるようになったのでチーム構成にもよるがマナ靴を飛ばせる可能性がある(Poison Touch Lv2辺りからジャングル狩れるのも美味しい)。そしてShardも買う必要がなく、金銭的な余裕が大きい。Nothl Projectionとの組み合わせを考えると以下のような選択肢があると思う。

  • セービング
    • 普通に無敵のSoulから本体にキャストできるのかなり強いと思う
  • 攻撃速度
    • Witch Blade
    • Mage Slayer(Aghaいくなら?)
  • 攻撃範囲
    • Dragon Lance
  • Agha

まあやっぱり無難なのはセービングで、それがサポートに期待されることでもあると思う。でもIntサポートヒーローでありながら何のディフェンシブアイテムも買わずに15秒間敵の真ん中で殴り放題できるというのは独特な強みなので、そこを伸ばしていった方が面白いと思うんだよなあ。

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