悠々と逆走

※この記事は『プレミアムモルツ』を飲んで書かれた。

今日はいつもと違う場所での勤務だった。小田急線や中央総武線が遅延していたようだが、都心から離れる方向の電車は大して遅れず、混みもせず、楽だった。つくづく都市の過密というのは人を消耗させる。かくいう僕も実家から東京に出てきて進学・就職しているので過密の責任の一端は僕にあるわけだが。

過密はデメリットもあるが、それを上回るメリットがあるから(そしてそのメリットは過密が進むほどに増大するから)止まらない。人が集中していれば人を相手にするサービスの効率が上がる。たとえば運輸や医療、イベントなどはそうだ。

地方創生が叫ばれるが、過密の行き着く先を見たい気もする。災害に弱そうだ。

髪も切れなかった

※この記事は『クリアアサヒ』を飲んで書かれた。

前住んでいた土地では1274円で髪を切っていたが、今の住居の周りで床屋を探しても3000円とかする。ついつい錦糸町まで足を伸ばしてようやく1200円の店を見つけたが、サザエさんの時間に間に合わないので切らずに帰宅せざるを得なかった。

思うに僕は相場を間違っていたのだ。散髪の適正な対価は1000円台ではないのだろう。技術に金を払うことを拒否するなら、それは僕自身の職業を否定することになる。

24歳、歯も抜けず、髪も切れない。誰も俺を愛さない。

親知らずを抜けなかった

まず歯茎の表面に麻酔を塗り、効いてきたらさらに麻酔を注射して奥に届かせるのだが、この段階でひどく気分が悪くなり意識を失った。もとより注射は自分の体を損壊するイメージがあって苦手で、10年ほど前にも予防接種のあとに意識を失ったことがある。

どのくらい時間が経ったのかわからないが、意識が戻った後も手足の筋肉が引きつっていて動かせなかった。看護師についてもらいながら深呼吸を続け、おそらく10分くらいで体は動くようになった。その後もかなり長く(おそらく30分間)看護師の目の届くところで寝かされていた。

原因はきちんと説明してくれたのだが、あまり覚えていない。麻酔に伴う血圧の低下だとか精神的な不安によるものだとかそんな説明を受けた気がする。落ち着いたら治療を再開するものと思っていたが、モニタリング設備の整った大きい病院でやったほうが良いとのことで紹介状をもらった。

虫歯が痛むようになると麻酔の効きが悪化する。つまり虫歯が進行する前になるべく早く抜歯する必要がある。しかし会社員なので土日にしか動けない。幸い推奨された隣町の総合病院は土曜診療をやっているが、土曜は予約できず先着順になる。朝8:30に行かねばならない。

自分の身体の問題なので誰かを責めることはできないし、麻酔で気絶するのは自由意志とは関係ない症状なので責任を感じることもない(虫歯が自分の責任と言えばそうだが、それを言うなら磨きにくい位置に親知らずが生えてくるのは俺の責任か?人体の本来の耐用年数を大幅に越えて生きるために毎日歯をメンテナンスしなければいけないのは俺の責任か?)。ただ痛いのは嫌なので治療はしなければならない。物理身体はまことに不便なもので、不具合は今後も増え続けるだろう。そしていつしか身体的苦痛を避けることが人生の目的になってしまう。いや、そうでなかったことがあるか?

先輩の金で豚みそ漬けを食べた/Akka HTTP/徳が低い

関連企業に勤めている先輩とご飯に行ってきた(ごちそうになった)。かねてから色々と相談に乗ってもらっており、会社員として無事にスタートを切った姿を見せることができて嬉しい。

入社直後で意識が高まっているので、以前中途半端に勉強してやめたScalaを触っている。具体的にはAkka HTTPで軽めのwebアプリを作ろうとしている。日本語の情報が少ないのは困難だが、Rails(!)のチュートリアルを見て自分の知りたいことを英語で何というのか調べて、それからドキュメントに検索をかけている。

僕は徳が低い男だ。すぐ怒り、間違いを認めず、そのくせ自分のプライドが傷つけられることにばかり敏感で打たれ弱い。新しい環境でこれらの欠点を自覚することが多く嫌になる。だが、道理とは関係なく自分を強く見せて社会的に優位に立とうとするのは、サルとしては自然な行動だ。つまりこういう心のはたらきをなくすことは難しい。人間社会はヒトに厳しいのだ。どうしてこうなってしまったのやら。

男たちの寮ライフ

※この記事は『クリアアサヒ』を飲んで書かれた。

今日は帰りに同期たち数人で連れ立ってライフに行って買い物をし、その後別の同期の部屋で酒盛りをした。

寮というのは都合がいい。しっかりとした建物だからプライバシーはあるし、ときには酔って同期の部屋に乱入して床で激しく回転することもできる。ちなみに僕の部屋はマットが敷いてあるので回転には適している。

そんな同期たちも一人また一人と結婚して、こうした粗野な友情は失われていくのだろう。明日も仕事だ。

交通事故に遭遇した

帰り道、交通事故を目撃した。バイクですっ転んで足の(おそらく)骨折。折よく医者が通りかかったので介抱してもらいつつ、通りすがりの人と協力してあちこち連絡した。人間、意外と即興で協力できるものだ。

スーツは初日のみかと思ったが明日も着ることになった。服よりも靴が窮屈だ。

会社はどうかって?

😃

江戸東京博物館に行った

※エイプリルフールはやらない(やってもやらなくてもこの記述はできる)

※この記事は『クリアアサヒ』を飲んで書かれた。

↑『麦とホップ』より美味い

特にすることはなかったが、就職前日でなんとなくそわそわしていたので外出した。

昼は亀戸ぎょうざ両国店に行った。人気店のようで並んでいたが1人だとカウンター席にすぐ通された。餃子は主張が強くなく、皮が薄くパリッとしていてつるりと食べられる。「わんこ餃子」のようなスピード感で食べ続けるのが正しい作法らしい。1皿5個270円。

その後江戸東京博物館に行った。まさしく江戸から東京に至る歴史の歩みが一望できる楽しい博物館だった。銀座は出版社の中心地だったらしい。

夕方は近所の銭湯に行った。今日は桜の香りの湯だった。2週間前に行ったときからロッカーが新しくなっていて驚いた。

さて、明日は入社式だ。スーツでなくても良いのだが、スーツではないきちんとした服を持っていないのでスーツで行く。守備的スーツ。

歯を断捨離する/ロフトベッド荷重分散

歯を断捨離する

3年くらい行ってなかったので久々に行っとくかと思って歯科で検診を受けた。上の親知らずが左右とも初期虫歯と判明し抜くことになった。自覚症状はなかったので驚いている。

3年前にも「磨きにくい場所だから虫歯になりやすい」と警告されていたのだが、案の定なってしまった。他の歯は問題なく、これまで虫歯の経験もないのでショックだ。だが親知らずは実用上のメリットがほぼない一方で歯磨きは気を遣うしや虫歯のリスクも高いので、ひと思いに抜いてしまうのは合理的だ。

幸い生え方がきれいであることや虫歯が進行していないことから抜くのはとても簡単で、抜歯は30分程度、食事・運動の制限もその日のみらしい。どうせなら3月のうちに片付けておきたかったが、悔やんでも仕方がない。今週僕がブルーな顔をしていたらそれは来週の抜歯に向けて別れを惜しんでいると思って欲しい。

ロフトベッド荷重分散

先日同期の協力を得てロフトベッドを設置した。部屋の注意書きに「重い家具を置くときはフローリングと直交する板を敷け」などと面倒な指示が書いてあるので、池袋の東急ハンズで板を買ってきて、滑り止めを挟んで敷いた。

どのくらいが「重い」扱いなのかはよくわからない。例として書いてあるのはピアノ(200kg〜300kg)と冷蔵庫(30kg〜120kg)で結構幅がある。そもそも24歳男性の平均体重は63kgらしい。300kgのピアノに4本の足があるとすれば1本の荷重は75kgで、重めの成人男性が片足立ちをするだけでそのくらいの力はかかることになる。

こう考えてみると人間は意外と重い。そういえば今日街を歩いているときにスモウ・レスラーを見た。彼らだって家まで特注というわけではないだろうから、家というものは随分丈夫に作られているのだなと思う。