たくさん食べる/アメリカ大統領選

健康診断で低体重を指摘されている。具体的には去年から2kg減っていて、原因はテレワークで筋肉が減ったことだと考えている。だがここ数ヶ月はテレワーク以前と同等に歩いているので食事が伴えば体重は戻るはずだ。

というわけで最近のテーマはたくさん食べることだ。面倒だと食事を抜きがちになるがそれをやめる。そもそも食事を抜くと食べるときに大量に食べるようになり、これもまた健康にはよくない。

そういえばアメリカ大統領選だ。これを書いている時点でまだ結果は出ていないが、よくもまあこんな僅差になるものだと驚いている。あるいは僅差に収束していくような要因があるんだろうか?

花粉の到来を感じた

1/31(金)

出社後、妙に鼻水が出た。すわや花粉かと思って調べてみると、花粉予報では飛散前となっているが、花粉を感じた人間は一定数いたようだ。憂鬱。だがよく考えてみると僕の通勤ルートで屋外を歩くのは自宅から最寄り駅の徒歩7分程度の距離だけなので、この間をガチガチにガードすればあまり苦しまずに済むのではないか。

というわけでマスクの品薄が早く解消してくれることを願う。自宅の備蓄は2週間分程度だ。

花粉症は僕が努力しても根本原因を取り除くことができない。というか産業構造と治水の事情から、誰にもどうにもできないらしい。ということはもう社会全体で花粉症による生産性の低下を受け入れるしかない。僕が義賊を名乗って杉林に放火しようかなどと考えたが、さすがに人生を棒に振る気にはならなかった。

通勤電車の混雑にも似たような諦めを感じる。個人にも政治にもどうにもできない問題。おしまい。

一寸の虫にも五分の魂

出勤して2時間ほど作業をしてから左手に違和感があって見たら尺取り虫が歩いていた。驚いてデコピンで机に飛ばしてしまったのだが、彼もこんなところに来たくて来たわけではなかろうと思い、昼食に出るついでに道端の植え込みに逃してきた。

僕は生き物を殺すのが苦手だ。でも蚊は殺す。自分に対する言い訳としては「蚊は病気を媒介するので自衛のために仕方ない」ということになっているが、これはほぼ嘘だ。実際は蚊は肉の部分が少なく死体を見ても大して罪悪感が湧かないからだ。人間なので殺しても触覚や視覚の刺激が弱ければ罪悪感は湧かない。

この考え方は捕鯨やイルカ漁に反対する勢力と同じだ。少なくとも僕は見た目のかわいさで生き物を殺したり殺さなかったりする。そしてそんな自分の身勝手さを覆い隠すために、あの生き物は殺してよかったんだ、殺す正当な理由があったんだと適当な理屈をこねる。

選挙/怪しい保湿メガネ/嘔吐

※この日記はジョージアのよくわからん酒(50%)を飲んで書かれた。

今日は日曜日なのに色々有意義な活動をしてしまった。本当はあれこれやるのは土曜だけにして日曜はゆっくり休む日にしたいのだが、今週はそうもいかなかった。

まず選挙だ。僕は支持政党が決まっているので、選択はそれほど難しくなかった。すぐ近くの投票所に行ってサッと投票。賑わっていた。蕎麦屋の出前バイクで駆けつけた人もいた。

その後隣町のメガネ屋に行き、ドライアイに効くと自称する怪しげなメガネを買った。フレームが目を包み込むように広がっていて、水を入れておく小さなタンクがある。正直効果は疑問だが、できることはやってみたい。

夜は友人が来て一緒にアニメを見た。外国での研究調査中に入手した酒を持ってきてくれたのだが、飲みすぎて吐かれた。幸い飲酒嘔吐が得意なフレンズだったのでちゃんとトイレで吐いてくれて実害はなかった。

最近は日記モチベーションが低下している。時間が足りなすぎる。

政党ビラ紹介:日本共産党編

※この記事は『すももももももNECTARサワー』を飲んで書かれた。

僕は郵便受けに「チラシを入れるな」という貼り紙をしている。だが今日見ると日本共産党の選挙ビラが入っていた。なるほど、選挙ビラの投函まで禁じているかどうかは判断がつき難かったのだろう。選挙ビラはオッケーだ。

せっかく入れてくれたので紹介しておく。どの政党でも入れてくれれば紹介する。

https://www.jcp.or.jp/web_download/2019/07/201907-sanin-houtei1.pdf

政策は労働・社会保障・教育が強調されているが、これはどこも似たようなものだろう。問題は財源だ。日本共産党は以下の3つを掲げている。

  • 大企業への法人課税
  • 所得税の最高税率を上げる
  • 米軍への思いやり予算廃止

金持ちから取って庶民に回すという発想は日本共産党らしい。僕が金持ち側に回る確率は普通に会社員をやっている限りゼロに近いので、どんどんやってくれと思う。思いやり予算については悩ましいところで、アメリカに金を払っていてもらうのと、自前で十分な防衛力を持つのではどちらが得か素人の僕には判断しかねる。心情的には国内に外国の軍隊がいるのは嫌だが。

というか、どちらが先なのかよくわからなくなってきた。少子化が解消すれば税収も増えるんだから今は収支とか考えなくてよくない?そうもいかないのかな。

今日は酒を飲まないつもりだったのに書き始めてから書き終わるまでの間に同期に誘われて飲んでしまった…。

ニコ生の安倍晋三と枝野幸男のインタビューを聞いた


この2つを聞いた。両方にほぼ同じ質問が投げかけられた部分があり、回答の対比が面白かったので紹介する。

なお「あー」「えーと」などの無意味な言葉は僕の裁量でカットした。正確に全文を聞きたいという人はタイムシフトで自分で見てください。

安倍晋三

夏野:もうひとつ経済政策の絡みでひとつの課題になっているのが、法人税が減税されてですね、企業はすごく元気になったと思うんですが、一方で上場企業の内部留保が巨大になってきていて440兆円も内部留保が溜まっていて、なかなか大企業が使わない。所得も上げない、株主にも分配しないって、今株主総会のシーズンなんですけど、どこの企業もこれ同じ問題、課題があるんですけども。コーポレートガバナンスの更に一層の強化みたいなことは、当然考えているわけですよね。

安倍:当然ですね、経営者の経営手腕が問われるわけでありまして、第四次産業革命、AI、IoT、ロボティクス、そしてデータ、そこにしっかりと投資できるかどうかが問われているのだろうと思います。投資を促すための我々、税制もこれはしっかりと作っているわけです。同時に人材にちゃんと投資をして頂きたい。そこでまたさらに大きな差が出てくるわけでありますから。それがまさに問われるだろうと思います。

夏野:AI人材に対する給与制度の問題とかいろいろ今、やっといろんなことが動き出してますけど、これはもう政権としては後押ししていく。

安倍:当然この、ゲーム・チェンジが起ころうとしている中においてですね、この第四次産業革命の中において日本がトップランナーとなるべくですね、総力を上げていきたいと思っています。

夏野:本当はなれると思うんですけどなんとなくなれない感じになってますが

枝野幸男

夏野:ずばり参院選の争点は何に。これだけ日本が転換点にあって、今回の選挙すごく重要だと思うんですけど、争点をどこに据えましょうか。

枝野:やっぱりいちばん皆さんの暮らしに関わっているのは経済をどうちゃんと本格的に回復させるかと。やっぱり企業収益起点の経済をずっとやってきて、それは昭和の時代成功してきたんですよね。企業収益をまず増やす。これがそこで詰まってしまっているともう、アベノミクス6年と言うより平成の30年ではっきりしたので、(夏野:いやもうまさにですね)まさに家計起点でやっていかなければならないと。家計所得をどう増やすかと。その家計所得を押し上げることについて、政治の持てる分配機能を使っていくと。企業を儲けさせるところじゃなくて家計を豊かにするところに資源を使う。

夏野:これはもう具体的に言うと法人税は上げたほうが良くってっていう。

枝野:法人所得税、所得を上げている法人に対する課税は強化する。

夏野:現実の話として問題なのはいま上場企業の内部留保が440兆円を超えてまして、つまり減税分の溜め込んだお金が結局給与所得にもならないし株式配当にもならないし将来投資にもならないで内部留保になっているという現状がもう数字として出てきてしまっている。

枝野:だから、その企業のためにも使い道なくて困ってるんですから、国に預けてくださいと。国が分配しますと。そうすると家計所得が上がれば消費が伸びますから。消費が伸びれば皆さんの企業の売れ行き上がりますから。こういう循環を作りましょうということです。

夏野:経済学的に言うとインフレターゲット論っていうのもそれに近いものだと思うんですけども、あの、名目の賃金が上がるので。ただ、結局これもマクロ経済はコントロールできないし。となるとやっぱりもう、再分配権を強行的に使うほうがいいという考え方ですね。

枝野:政治がやるしかないです。しかもただばら撒いたのでは持続可能性ありませんが、たとえば僕は一貫して言ってますが、介護職員とか保育士とか、非正規公務員のある種の部分、たとえば公立学校の非正規の教員。ここも低賃金重労働人手不足になってますから。公立学校の先生が非正規で集まらないという事態が出てますので。これは経済の原理からすれば賃金上がるはずなんで。人手不足なんですから。その分野に行っていないのはそこに資源配分をしてないから。そういうところから順番に上げていきます。
それからサービス残業やめさせます。労働基準局がやりやすい下請けの中小零細からやるんですよ。ダメだと。元請けからやれと。元請けがちゃんとやらないと下請けはもたないので、元請け大手からガンガンサービス残業を取り締まれと。そうしたらサービス残業の分人を雇うか、それともサービス残業じゃなくて残業代を払うか。これで家計膨らみます。こういうところからやっていきます。

夏野:安倍政権下で働き方改革というのが、全く上手くいかないかと思ったんですけどかなり浸透してきましたね。だからタイミングとしてはいいタイミングですね。

枝野:サービス残業やったら刑務所放り込むぞというようなこと2,3例、特に大手の目立つところでちゃんとやったら払いますよ。払うか人を増やすかどっちかしますよ。

衛星放送月額2230円

NHKの集金のニーチャンが来た。「このマンションにはBSの共同アンテナがあるので衛星放送の料金を払え」とのことだ。月1000円くらい値上げした。前の家はBSは映らなかったし今の家でも映ると思っていなかったので全く見ていない。見ないから払いたくないのだが、NHKのニーチャンの「アンテナあるやん」という理屈もわかる。BSアンテナを設置しているのは「BSを見たい」という意思表示として判断するのが合理的だ。こればかりはアンテナがある家に住んでいる僕が悪い。

とにかく僕はNHKに受信料を払っている。政府からもスポンサーからも独立したメディアが1つくらいあったほうが良いと思っているからだ。それにNHKはアニメも作る。『電脳コイル』『獣の奏者エリン』『エレメントハンター』『ピカイア』『3月のライオン』などなど。NHKがやっている文化事業も意義は大きい。

しかし、月額2230円は高い。払わないのも魅力的だ。それはテレビを捨てるという意味だ。僕はほぼアニメしか見ないし、アニメはほとんど配信サービスで見られる(僕はdアニメストア・Netflix・amazonプライムビデオを利用している)。一方でアニメのリアルタイム視聴や実況はできなくなる。

ここで思い出したのは「NHKだけが映らないアンテナ」の話だ[note]ググったら作ったの掛谷英紀で笑ってる。彼は極めて独創的な世界観を持つ筑波大の准教授だ。なおこの記事にあるようにNHKはテレビの技術をかなり押さえているのでこのアンテナの実現は難しいだろう[/note]。NHKだけが映らず、それゆえ受信料を払う義務のないアンテナがあったら僕は買うだろうか。たぶん買う。でもそれは前述の「NHKの独立性」や「NHKの文化事業」の価値を無視した行為だ。つまるところ、僕は本音ではNHKの価値を認めてないし金を払いたくないが、受信料のニーチャンと戦うのが面倒だったり周囲に偉そうな顔をしたかったりという理由で受信料を払っていて、それっぽい理屈を後付けしているに過ぎない。そうでなければNHKが映らなくたってNHKに金を払うはずじゃないか。

周囲に偉そうな顔をしたい人が文化を作ってきたのは間違いないんだけどね。大仏とか。

話が非常に複雑になってきた。いいたいことはいろいろ浮かんでくるがまとまらない。全部丁寧に書いている時間はないのでざっくりと。

  • NHKには「独立したメディア」「文化のパトロン」という社会全体に対する価値と、「面白いアニメを作って放送する」という僕に対する価値がある
  • 「面白いアニメを作って放送する」価値は配信が発達した現在、低下しつつある
    • ただし放送することと作ること(制作に金を出すこと)の価値は別
  • NHKがテレビの技術を握っていたり法で特権を認められたりしているため、テレビというデバイスとNHKを切り離して論ずることができない
  • アニメのネット配信がどんどん発達してテレビを倒してほしい。テレビの放送網は強いが地方は数日遅れとかザラにある。ネット配信の勝機はそこにある。

平成が終わる

完全に予想可能なタイトルだけど、今日はこれを書かねば嘘だろう。

僕が「平成」という概念を理解したのは4歳の頃だ。引越しで幼稚園を移ったとき、新しい幼稚園の始業式で「平成」という言葉が使われていて、それがなにか理解していないのは僕だけなのかと焦った記憶がある。

それ以外は特にない。生まれてから今までずっと平成でそれ以外が存在しないので「平成」について語る内容がない。令和になっても僕にとっては24歳までとそれ以降という区分けにしかならないだろう。

もはや元号とは関係ないが、僕の記憶にある出来事とそうでない出来事の区分けならできる。地下鉄サリン事件や消費税導入、阪神・淡路大震災はいずれも僕のエピソード記憶にない出来事だが、実際に僕の生まれる前に起きたのは消費税導入だけだ。また、記憶に残っている最初の総理大臣は森喜朗だが、僕の生まれたときに総理大臣だったのはその4代前の羽田孜だ。今調べて初めて名前を知った。

逆に僕の記憶にある中で大きな出来事と言えばやはりアメリカ同時多発テロ事件だ。このとき僕は小学2年生だった。小学校から帰宅してすぐランドセルを背負ったままでテレビのニュースを見ながら、自分は歴史の転換点に立ち会っているのかもしれないと思った。それはある程度事実だったようだ。民主党への政権交代も大事件のように感じていたが、すぐ自民党に戻ったので大したことはなかったようだ。東日本大震災も大きな出来事だったが、あのときは既に高校生だったのでそれほど衝撃は受けなかった。

ところで政府が元号を使うのは非効率なのでやめて欲しい。日本じゅうの人間に書類を書くたびに換算作業を強いるの正気か?それでは皆さん、れいわ(一発変換できない)で会いましょう。