採点競技

採点競技

僕自身の人生にあまり変化がないので積極的に時事ネタを拾っていく。

体操金・橋本大輝に中傷書き込み、「原爆投下」の写真も... 水鳥監督「とても悲しい」

僕はフィギュアスケートと体操のルールをそれなりに勉強して観戦を楽しんでいる。どちらも人間が判定しているので主観的な面はどうしてもあるが、十分よくできた採点システムだと思う。強いて言えば体操の方が健全か。

体操

体操の点数はDスコアとEスコアの合計。Dスコアはやった技の難度点に組み合わせ加点を足したもの。Eスコアは10点から実施上の欠点を減点したもの。跳馬のEスコアが高くなりがちなのは、1回跳ぶだけなので減点する箇所が少ないから。Eスコアの減点について非常にわかりやすい動画があるので紹介する。

倒立バー製作所氏は体操の経験者で、これ以外にも体操の詳細な採点を紹介する動画を公開している。

ルールブックはこれ。熱心な体操ファンはこれを全部読んでいる(僕は読んでない)。

フィギュアスケート

フィギュアスケートの採点はかつては6点制だったが、現在ではTES(技術点)とPCS(演技構成点)でそれぞれ評価するようになった。TESは実施した技の基礎点に出来栄え点を加えたもの、PCSは5つの要素について10点満点で評価したもの。出来栄え点とTESには一応基準はあるが、主観が入りうることは否定できない。また技の基礎点についても、技が成功したかどうか(たとえばジャンプの回転が足りているかどうか)の判定は人力だ。

浅田真央とキム・ヨナのライバル関係があったころ、キム・ヨナを中傷するような言葉や画像、動画が大量に出回った。浅田真央には確かに3Aがあったが完成度と安定性には難があったし、ルッツのエッジエラーのような難しい欠点はあまり認知されなかった。テレビの実況はジャンプして転ばなければ「成功!」と叫んで盛り上げるが、それは間違いだ。

僕の思うこと

  • 点数を決めているのは選手ではないので、点数について選手を中傷するな
  • 採点競技は主観を含みうるが、その影響を小さくする努力の蓄積として膨大な採点規則がある。素人がそれを尊重しないで採点を批判するな
    • 選手は採点規則と審判の採点傾向を研究し尽くして試合に臨んでいる
  • 解説者は仕事をしろ

今日のランチの話

新しい店を開拓しようとちょっとおしゃれなイタリアンに入ってみたら、挨拶もなしに数秒ガン見されたあとで「お一人さまですか?」って聞かれてブチギレそうになった。美味かった。

ニューノーマル絶叫居酒屋ランチ ニコニコ実況

デカ声&デカ声ランチ

今日は近所に新しくできた居酒屋のランチに行ってみた。席はだいぶ空いていたのにわざわざノーマスクでデカい声で喋っている4人組の隣に座らされて、間に仕切りもなかったので緊張感があった。結局店員にこっそり頼んで少し離れたところに移動させてもらった。普段ランチに出るときは周りで喋っている人間が気になることはない。いつもより遅く16時すぎに出たので、夕方から集まって飲もうという人たちとかち合ったのだと思う。飲むなよ。

「新しくできた」「居酒屋」というところで想像がつくかもしれないが、店員の声もバカでかい(当然マスクはしている)。大きい声を出すことが礼儀になる時代ではなくなったと思う。

男子体操個人総合決勝をニコニコ実況しながら見た

うっかりしていて最後の鉄棒しかリアルタイムでは見られなかった。橋本は相変わらず堂々としている。

これまでと違ってTBSでの放送で、解説は鹿島丈博だったらしい。率直に言ってNHKの米田功に比べると下手だ。ニコニコ実況で実況しながら見ていたのだが不満に感じた人が多かったようだ。いつどんな技を実施して、その技はどのくらいの難しさで、実施の質はどのくらいだったのかということを逐一喋ってくれないと素人が体操を楽しむのは難しい(逆に的確な解説があるとすごく盛り上がっていた)。

ニコニコ実況(現在のニコ生を利用したバージョンの話)というのは実況の場としてだいぶ面白い。まず単純にレスポンスが早い。ニコ生のコメントはリアルタイムで配信されるが、5chは更新しないと新しい投稿は流れてこないし、ツイッターもいまはユーザーストリームがないので5chとだいたい同じ状態だ。

加えて5chやツイッターにないのは密度の表現だ。ニコ生の流れるコメントには時間軸の概念が存在しているので、短時間にたくさんのコメントが投稿される(=盛り上がる)と画面内のコメントの密度が上がる。5chやツイッターは単に流れが早くなるだけで密度の変化は発生しない。視覚的なインパクトから盛り上がりを感じやすいのはニコニコ実況の方だと思う(盛り上がりをスクショするという行為も可能になる)。

東京3000人超え

指数関数ってこえーよなぁ!!と思った。感染者がさらに他人に感染させるのだから指数関数になるのは当然のことだし、それを有限の医療リソースの範囲内に収めようと思ったらかなり慎重になる必要がある。

オリンピックやるやらないとか政治の力不足とかいろいろ言うことはあるだろうけど、僕は単純に感染症との戦いというのは難しいものだなあと思っている。

日記復活?

昨日書いたように最近は精神的に不調なので、文章を書いたりどこかに気持ちを吐き出したい気持ちになっている。どれくらい続くかは不明だ。

何も楽しくない

近況報告です。

何も楽しくない

定期的に精神がおかしくなるのは既知なので驚くような話ではないのだが、また来た。ここ2週間くらい何をやっても楽しくない。

これだけコロナが流行ってると、公共交通機関で遠出するとか友達と会うとかはやりにくい。そして鬱屈とした気持ちを抱えながら自宅でネットでなんかする。でも今はみんな鬱屈とした気持ち、人によっては切実な困難と向き合いながら生きているので、ネットも面白い話より刺々しい話の方が多い。

結局人間には無理なのだ。「人間」である。人が一人だけで山奥でひっそり暮らしていれば感染症なんか何も怖くはないのだが、人と人が高度に支え合って成立している現代社会には感染症がてきめんに効く。人の関係のあり方を乱す。そうなると人間社会など脆いものだ。昨今の笑っちゃうような痛ましいニュースを見ていればわかるだろう。

なにか気が晴れるような面白いものはないかなと思って探しても、ネットの記事なんかは大半がPV狙いの釣りみたいなものだし、YouTubeを開けば過学習したAIがもう見た動画と興味のない動画ばかりサジェストしてくるし、一体誰が引っかかるんだという投資詐欺の宣伝を頻繁に見せられる。金を払ってない視聴者は客ではなく広告主に売るための商品なのだ。

ところでYouTubeでサジェストに不満があるとき、面白いコンテンツを探すというのは結構難しい。YouTubeの利用者は全人類なので「探索」タブから「話題」や「急上昇」のコンテンツを見ても自分にとっての打率が低い。その点ニコニコ動画はカテゴリごとのランキングでそこそこ面白いものが見つかる。ユーザーの同質性が比較的高いことと、よく知らないコンテンツでもコメントでなんとなく面白さがわかるというのが良さだろう。

オリンピックの男子体操について

内村の鉄棒予選落ちはショックだったが、仕方がない。いつでも100%のパフォーマンスができるわけではない。加齢とはそういうものだ。

橋本大輝の活躍は目覚ましかった。体操選手にしては長身な彼だが、胆力も相当なもので最初から最後までよく体が動いていた。特に鉄棒の完成度は相当なもので、放れ技をいい位置で掴んでスムーズに車輪につなげていた。解説でも触れられていたが、連続技加点を狙ったトカチェフ系の放れ技が流行する現在のメタにおいて、カッシーナ(コバチ系)・コールマン(コバチ系)・伸身トカチェフ・トカチェフひねり・ヤマワキとバランスよく取り揃えた構成は珍しい。なんとなく王者の器のようなものを感じる。

一番気になっていたのはあん馬のスペシャリスト亀山耕平だ。予選では構成をD:6.5に落としたうえで極めて完成度の高い実施を見せ、2位タイで決勝進出を決めた。持ち技的には決勝では構成をD:6.9まで上げる余地がありそうだが、それでEスコアがどこまで保てるか。直近の大会では厳しそうだったのでどこまで調整できているか注目だ。

予選1位の李智凱(得点は亀山・マクレナガンと並んでいるがEスコアが高いので1位)は優勝候補の筆頭。非常に美しい開脚旋回で高いEスコアを持つ。予選ではケイハ2(C)を使っていたが決勝ではケイハ(F)に上げてくるだろうから、少なくとも0.3点は伸ばしてD:6.7に乗せてくる。予選4位で現世界チャンピオンのウィットロックは男子団体決勝でD:7.0の世界最強の構成を見せたが、細かい減点が積み重なりEスコアが伸びなかった。今大会の採点傾向に適応できるか。

平行棒の「神」鄒敬園は団体決勝ではいくつかのミスと謎の減点(タイムオーバー?)で精彩を欠いた。もしかしたら吊り輪の疲労があったのかもしれない。演技内容を見るとツォラキディスやマクーツの停滞がなくなるなどこれまで以上の完成度が見られる箇所もあり、種目別決勝ではどんな演技を見せてくれるのか楽しみだ。

Dota2の近況

Dazzleがメタから外れて以降MMRは3400前後で停滞している。現在の7.29もAghanim's Shardの導入によりDazzleが強いメタに見えるが、TI10のRegional Qualifierでは1回も使われなかった不名誉な11体のヒーローに名を連ねてしまっている。単純にスキルが弱いという評価らしい。以前の栄華を支えたNecronomiconは削除されてしまった。そうなるとPoison touchのダメージを延長するためには自分で殴らなければいけないし、Shadow waveを跳ねさせてダメージをかさ増しすることもできない。

あらゆる勝負事に言えることだが、やはり受け身の戦術は弱いのだ。というよりは受け身の戦術が強いゲームは面白くないから弱くなるように調整されるのかもしれない。スマブラシリーズを見ると、着地キャンセルで着地隙が0をできた64は攻撃側有利のコンボゲー、着地隙が半減されるDXは競技性の高さで長く楽しまれ、着地キャンセルが廃止され防御側有利が明確になったXはあまり競技としては盛り上がらなかったように思う。

最近あまりスマブラDXの競技シーンを追えてないんだがM2Kとかってまだ現役でやってるんです?

料理

体重増加を目指して食事管理アプリ「あすけん」を使っていた時期があった。これは期間限定で使えていた有料限定機能が使えなくなると途端に使いづらくなってしまって、既に傾向はつかめていたので記録はやめてしまった。

単純に摂取カロリーが少なすぎるというのと、ビタミンが取れていないのが問題だった。「もっと食え、野菜も食え」という話だ。これを受けて自炊の強化が少しずつ進行しており、最近ではグリコの『バランス食堂』シリーズのような惣菜の素を活用し、3日分程度を作り置きしている。

3日に1度、切って加熱するだけの簡単な調理で済むので簡単だし、一応栄養バランスも良いということになっている(本当かよ?)。単純に味が良いのが素晴らしい。切って焼くなんてそうそう失敗しないし、味はプロが調整してるんだから。

最近の悩みは鉄フライパンの劣化だ。ちゃんと調べたとおりに油をなじませてもすぐ油膜が失われて、欠けた表面にサビが発生する。何がいけないのか。

物欲

最近ガジェットを買ってないのでなにか欲しいという漠然とした欲求がある。候補はディスプレイ・iPad・PCメモリかな。

ディスプレイは既に3枚あってどれも本来の機能は申し分ないのだが、一番の安物であるBenQ製のディスプレイの基盤周り?の作りが甘いようで、入力切り替えに頻繁に失敗してディスプレイの再起動が必要になる。と言ってもそれほど困ってるわけでもなく、優先度は低い。

iPadは5年前に中古のminiを買ったやつがある。だいぶスペックが厳しくなってきており、ブラウジングが遅い。ストレージもカツカツで頻繁にKindleのダウンロードデータなどを消さねばならない。ただ買うとあまりにも高いのでなかなか踏ん切りがつかない。

PCメモリはいつだって欲しい。今のPCを組んだときは最悪の時期で、8GBx2が2万円以上した。今はその半額程度か。ブラウザが無限にメモリを食うのと、Dota2が最近メモリ不足に起因してそうな読み込み遅延を見せ始めているのが気になっている。ただ、いまさらDDR4-2666を買うの?というためらいがある。

楽しんでない?

いろいろ書いてみるとそれなりに楽しんでる気もしてきたな。ただこれは本当に楽しんでいたのか、感情を文字に押し込める(そう、押し込めているんですよ?)過程で自分は楽しんでいると自分に信じ込ませているだけなのか、わからない。