10/19(土)
出身大学でホームカミングデイという卒業生向けのイベントがあったので行ってきた。本郷小学校合唱団の演奏を聞いた。音楽は生で聞かないと感じられないパワーがある。上手かった。その他、オリンピックを意識した「東大とスポーツ」とか華道の展示を見た。
その後文学部の「ことばの危機ー入試改革・教育政策を問うー」を途中から聞いた。固有名詞を裸で使うと相手にそれを知っていることを共用することになり失礼なので「○○という人」という言い方が用いられ、これをpolitenessと呼ぶ。OECDで日本人は複数の資料から情報をまとめる能力が低いという結果が出たので学習指導要領に「複数の」という文言が多く盛り込まれたが、それを反映して作られた入試問題は2つの文章を読んで答えよといいつつ片方読めば解けてしまうしょうもない問題だったとのこと。話を聞いていると眠くなってきたのも懐かしい感覚だった。
就職で故郷に帰った友人が東京に来ていたので会いに行った。道中、季節外れのセミの鳴き声を聞いた。人は故郷や母校に帰ることができるが、セミは生まれ育った地下に帰ることは出来ない。どちらが幸せなのか考えた。
サークルの後輩と肉を食い、同期とうどんを食い、ラグビーを見てアニメを見てボドゲ勝って帰った。