日本海デビュー

鳥取砂丘に行った。「ただの観光地」「思ったより大したことがない」などの感想ばかり聞いていたので舐めてかかったが、大嘘だった。日本海の冷たく強い海風が砂(デカい)を巻き上げ、叩きつけてくる。前を見ることができない。靴・靴下・カバン・ポケットにまで大量の砂が入り込んでいた。もちろん髪にも。精密機械なんかまず動かせない環境だ。

思えば日本海を見るのは初めてかもしれない。いや、イギリスに行ったときに飛行機から見ていると言えば見ているんだが。出身が静岡で今は東京。旅行に行くのもすべてが太平洋側だったような気がする。太平洋側と日本海側の間には山間部があり、そこにも多くの人間が暮らしている。電車でそのエリアをどうやって越えるんだろうと漠然と思っていたが、トンネルだ。当たり前。

WordPressが5.0にしろって言うのでした。投稿画面がテキストエディタではなくブロックを配置しそこにテキストや画像をはめ込んでいく形式になった。マルチメディアをより自然に文章に溶け込ませられるようにするのが目的だろうか。

編集画面

投稿しようとしたところ、これまでに使ったことのあるタグを一覧表示する機能が消えていた。これではその都度思い出さないと書けないじゃないか。

鳥取の酒

※この記事は『弁天娘』『鷹勇』『しずく』を飲んで書かれた。

三宮で妹と会ったあと、特急で鳥取まで来た。瀬戸内海側から日本海側へ行くルートが想像できていなかったが、普通に山の中をいくつもトンネルをくぐって行った。

今日の鳥取は寒い。小雨と冷たい風に苦しめられながら高砂屋に行った。古い商人の家が保存されている。その後銭湯で温まり、宿に来た。宿はいわゆるホステルというやつで安いがプライバシーがない。一泊だけなのでいいだろう。ホステルで紹介された飲み屋で夕食をとった。欲張りだからいろんな酒を飲みたいが、肝臓の性能は劣っているので難しい。結局冒頭の三種のセットでひどく酔ってしまって現在進行形でつらい思いをしている。

明日は砂丘、白兎神社、仁風閣あたりを見て、約束の人と会ったら帰る。

西へ

学会が終わったが、大人しく東京に帰るのではなく西へ突き進む。鳥取まで行く予定だ。

電車に揺られている時間が長くなりそうなので読む本を募集している。大阪まで来るときは『青少年のための小説入門』を読んだ。序中盤で積み上げたものをうまく使えないまま勢いで終わってしまった感じがあって惜しかったが、心に残るワンシーンがあったのでよしとしよう。

小説の書き方を書いた小説というのはつまりアニメの作り方を描いたアニメであり、漫画の描き方を描いた漫画でもある。メタ創作ジャンルとでも言うのだろうか。僕はクラシック音楽が好きなので「アーティストは作品で語れ」信仰が強い。メタ創作ジャンルなんて言ってみれば「◯◯だけど質問ある?」系スレと同じで、自分の知っていることだけで書けてしまう。自分が他人と違う点を面白おかしく切り売りするだけなら誰だってできるだろう。

エキセントリック・レゾナンス

PCを自宅に置いてきているのでブログの更新が面倒だ。

さて、学会に来ている。トップ研究者たちによる口頭発表と全参加者によるポスター発表が二本柱だ。前者はボスの発表を聞きながら、院生や研究員たちが少しずつ困難を克服して積み重ねた知識がまとまってひとつの体系となる様子を見て興奮していた。後者はユニークな研究が多くあり、発表者は皆話したくてたまらない人たちなので盛り上がる。研究の話なら語彙が限られるので外国人の研究者とも普通に話せてそれも楽しい。

こんなとんでもない実験を組むなんてオメーイカレてんな、最高だぜ!というやり取りはアツい。特に自分と同じ問題意識を持ってる人だと。面白い研究は持ち帰ってラボメンに紹介しようと思う。

らしくない、大学院生っぽい日記だ。

口内炎

修論は提出したが、提出前の無茶な作業によって発症した口内炎はすぐには治らない。何を食べても痛くて楽しめやしない。食事はプライオリティの高い娯楽なのでここが辛くなると人生が楽しくない。

明日は早い。夜に現地入りして翌日から活動するというパターンだと、街の見え方が夜と昼で全く違って面白い。

修士論文を提出した

とてもスリリングな提出だった。

期限は4日の15時。製本済みでないと受理されない。4日の2時ごろ書き終わって上野のキンコーズに行ったが、なんと17時までかかるという。それでは間に合わないと訴えたら同じく24時間営業の秋葉原店に電話で確認してくれたがやはり間に合わない。

絶望的な気持ちで他の店舗を当たり始めたところ、運良く田町店が24時間営業でしかも間に合わせてくれるという。タクシーで急行し入稿した。その後始発で一時帰宅して仮眠をとり、10時ごろに完成品を田町店で回収。そのまま本郷へ行き、手作業で一箇所修正したのち提出に向かった。

提出場所には二つの机があり、右の机は博士課程に出願する人、左はしない人だった。まるで人生の分かれ道だと笑ってしまった。右は順番待ちだったが左は空いており、簡単な確認作業ののち受理された。

教授に提出を報告し、上野キンコーズ周辺に乗り捨てた自転車を回収した。帰宅後しばらく寝て、翌日の学会の開催地に向かった。今は大阪のホテルで書いている。