20250615 WaylandでVivaldiを使う

のんびり起床。洗濯したりDota2したりプログラミングしたり。昼に外に出てヴァイオリンを弾いてみたが、あまりに暑く体調を崩しそうだったのでそこそこで退散した。夏、と言うかムシアツの到来を感じる(このブログを書いている現在のちゃおハウス、室温28.9度で湿度100%)

夕方は攻めの昼寝。

私物PCのUbuntuをWayland以降したく、いろいろ試行錯誤していた。問題が発生したのは日本語入力のfcitx5とVivaldi、及びその組み合わせだけだ。逆にDota2は何も問題なかったんだよな。

fcitx5がログイン時に起動しない問題は https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0859#sec7_h2 の通り

$ mkdir -p ~/.config/autostart && cp /usr/share/applications/org.fcitx.Fcitx5.desktop ~/.config/autostart

で解消した。

Vivaldiの方はもう少し複雑だったが、結局以下に落ち着いた。

# vivaldi:flags
Preferred Ozone platform: Auto
Wayland per-window scaling: Enabled
Wayland text-input-v3: Enabled
Wayland UI scaling: Enabled

# 設定
ハードウェアアクセラレーションを無効化

# GNOME拡張をインストール
https://extensions.gnome.org/extension/261/kimpanel/

まず、Ozone platform: X11にしてXWayland + NVidiaはチラつき・真っ黒化が頻繁に発生ししんどい。Ozone platformをWaylandにするとVivaldiは起動しなくなる。よってWayland + NVidiaなしのパターンに落ち着いた。ブラウザでGPUを使えなくなるが、まあ大して困らないだろう。

その上で日本語入力を動かすためにtext-input-v3の設定が必要であり、かつ変換候補の表示位置がそのままだと固定位置になってしまうので、入力位置に追従するようにGNOME拡張も入れた。それでもまだ少しずれているが、おそらくスケーリングを上手く読めていないのだろう。

この辺りをごちゃごちゃいじるたびに、日本語入力というのは恐ろしく困難なシステムだなと思う。文字入力とウィンドウシステムのそれぞれに依存しているため開発が振り回されやすく、モチベーションを持つ人間が英語圏に存在せず、辞書の作成・配布についてはライセンスの問題もつきまとう。そう考えるとこの辺りを一気通貫で提供するWindowsやAppleほどの安定動作を実現できないのも仕方のないことだろう。

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