バカと煙

冷たい空気は体積が減少し、密度が増加し、その結果温かい空気の下に潜り込む。つまり高い場所は暑い。どういうことかというと、自室で冷房を使っていてもロフトベッドの上はあまり冷えないのだ。そして睡眠の質が低下する。

例年布団を床に降ろして寝ているが、今年は床が汚すぎて無理だ。掃除をする能力を失った。たぶん引っ越すまでちゃんと掃除しないと思う。今の部屋は15㎡だがロフトベッドと収納スペースがあるので実質はもう少し広い。しかしこの広さの部屋すら持て余している。どうせ自宅では寝てるかデスクに座っている。

『ビッグバン・セオリー』のようなシェアハウスに興味がある。共用のリビング・バスルームに寝室が2つ。しかし東京だと2人で家賃を出し合っても大した物件には住めないだろう。東京の過密は許しがたいが、過密であることに価値が発生してまた人が流入するのでどうしようもない。そもそも集まって暮らすのは合理的だ。

住居という概念は今後アップデートされることはあるんだろうか。自分が自由にできる安全な空間が必要なのは本能的な欲求だろうが、その手の身体・空間的な感覚はVR技術でハックできそうだ。VR出社なんてその萌芽ではないだろうか。

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