自傷

※この記事は『STRONG9 グレープ』9%350mlを飲み干した直後に書かれた。

人生無理。人類は今すぐ社会を捨てて狩猟採集時代に戻れ。吐きそう。

ポケモン

※この記事は『アサヒ スーパードライ』を飲みながら書かれた。

今日は友人とポケモンの映画を見てきた。映画の感想は取り立てて語るほどのものではなく、夏のキッズ映画でポケモンブランドならこんな感じだろうという出来だった。

気心のしれた友人と映画を見るのは楽しい。鑑賞前に世間話をしながら作品への期待を語るのも楽しいし、鑑賞後に飲食店に長居してパンフレットを読みながらああでもないこうでもないと語るのも楽しい。

そういう友達を、僕はいつまで失わずにいられるだろうか。数日前に国家公務員志望の友人も就職を決め、同学年の友人の進路はほぼ決まった。就職して東京を離れる人もいるし、多忙で会えなくなる人もいるだろう。10年もすれば半分くらいは結婚して家族が第一になっているだろうし、残りの半分もいつまで大学時代の友人と関わってくれるかはわからない。

職場で趣味の友人を見つける…?あまりイメージできない。人生で激しく環境が変化する時期は終わりつつあって、目の前には76年間(僕は100歳まで生きる)の平坦な道のりが見えている。

もしかして人生が退屈になるからみんな結婚して子供産むの?

トンネルを抜けると完成であった

※この記事は『アサヒ スーパードライ』を飲んで腹痛に耐えながら書かれた。

ずっと小さい不具合に悩まされ続けてきた実験プログラムだが、今日唐突に完成した。シリアル通信に関する小さい問題を一つ修正した後、次は何をすべきだろうと考えたのだが、何も見つからなかった。なにか見落としがある気もするが、まあこんなもんだろう。

と言ってもプログラムが書けたら終わりではない。自分や身内で何度か実験を行ってパラメータを調整、実験参加者への説明方法などを確定させたうえで、先行研究から予想される効果の大きさを確実にキャッチするために必要な参加者数を計算、リクルート、謝金支払い。そして実験が終わったら分析してまとめてさらなる実験が必要かどうか判断する。

気が遠くなるほど遠い道のりだ。ガチで気が遠くなるというか率直に言って不安になる。研究は怖い。早く大学院を脱出したい。

計画性

今日は16時頃に休憩のために研究室を出て、安田講堂前の広場でお菓子を食べていた。この季節・この時間帯の組み合わせの奇跡だろうが、太陽の暖かな光とすこし涼しさを感じる風が組み合わさって素晴らしく心地よい時間だった。やかましく鳴いているスズメやせかせかと足を動かして歩くアリを見ているのも楽しい。

太陽が動く速さを感じたことはあるだろうか?授業中に鋭い角度で差し込んでくる光はいっとき眩しいと感じてもいつの間にか別の場所に動いている。僕は影の先端がじりじりと移動していくのを見るのが好きだ。

明日はゼミの発表担当回だ。僕は計画性がなくて、いつも準備が前日ぎりぎりになってしまう。ひとつ言い訳させてもらえば、発表準備というのは関連論文をどこまで読んで確認するかによって、無限に作業量を増やせてしまう。最初のうちは要点を押さえてわかりやすく発表しようと思っているのだが、読み進めて興が乗ってくるとどんどん深掘りを始めてしまう。そもそも発表の経験が少ないし、納得出来るだけの準備もしていないので、前回の反省点を活かして改善するということができない。毎回同じ失敗をしている。

書いているうちに気分が落ち込んできた。いつの間にか勝負の日というものが大の苦手になってしまった。数日前から不安になる。大学院入試のような大きなイベントのみならず、日常のちょっとしたことでも期限があって成果を見せなければならない場面はとても怖い。大学入試はそうでもなかったのは、事前に万全の準備をして、模試で結果の予想ができていたからだろうか。とにかく、こんな変なメンタルの癖がついてしまったのはここ数年のことだ。学部生時代がぬるま湯すぎて耐性を失ったのか。わからない。

こんな豆腐メンタルの僕が来年から働くことはできるんだろうか。大学院と会社の違うところを列挙して会社なら大丈夫だと自分を無理やり納得させることはできるが、実際のところはやってみなければわからない。社会は難しいが、かと言って社会から逃げ出したら僕は生存すらおぼつかない弱い個体だ。だましだましやっていくしかない。

日記スランプに陥って数日、だんだん気づいてきたのだが、書くネタがないというより文章をまとめられないということだ。数週間程度で僕の文章能力がガタ落ちするとは考えにくいので、疲労やスキマ時間の思考の減少と考えるべきだろう。