『UNIXという考え方』を読んだ

※この記事は職場のバーベキューで酒と肉を腹いっぱい詰め込んで書かれた。

↑先輩社員からドワンゴエンジニア焼きそばの焼き方を伝授された。

うたもくプロに『UNIXという考え方』を貸された(事実としては僕が借りているのだが、僕ではなく彼の意思によってそれがなされたとき、どういう日本語で表現するのが適切なのだろう)ので読んだ。

素晴らしい本だと思う。細かい内容については自分で読んでほしいが、2001年出版にもかかわらず、2015年頃からの知識しかない僕にも納得できる内容ばかりで興味深い。名著は錆びない。

たとえば第3章で語られている「試作と試行錯誤を早く回すことで変化の激しい世界に対応する」という発想はアジャイル開発の思想だ。第6章の「すべてのプログラムはフィルタである」という主張は関数型プログラミングのことだし、第7章のマルチコアCPUが出てくるから並列化しろという主張はここ2年ほどのIntel・AMD両社の多コア化の流れを予言していたかのようだ。

実際のところ、この本が未来を予言していたのではなく、ずっとそういう流れ(アジャイル開発・関数型プログラミング・多コア化)は存在していたのだろう。僕が知らなかっただけだ。それでも、現在存在する技術が18年前はどう見られていたのかというストーリーは面白いし、その技術の価値を見極める助けになる。