20250102 RimWorld Mod紹介

今年は帰省はなし。血縁共同体への参加を諦め、自宅で孤独で穏やかな1月1日を過ごした(それっぽいことを何もしていないのでもはや正月ではない)。

休日は好きだが、あまりに長いと人生の意味について考えはじめて非常に精神に悪い。特に正月は30歳独身男性としての何の希望もない未来のことを。せっかく薬で意味のない思考をしないように止めているのに。

30歳になるとあらゆる挑戦心が枯れる。趣味も誰にも褒めてもらえないなら意味ないなとなるし、なにか技術的な勉強をしようかと思ったけど作ってみたいものが思い浮かばず結局大したことをしていない。「やりたいけど時間がない/他の欲求に負けた」のではなく、何事も別にそこまでやりたくないのだ。悲しいことだ。やりたいという欲求が薄まるので、欲求が満たされない苦痛すらそれほど感じない。だから平穏だ。平穏な死。

これまでの人生に満ちていた無意味な不安に比べれば、平穏な死であろうと平穏であることには価値があり、僕は今平穏を自ら望んで生きている。帰省していたら自分の人生にまだ何からの期待を持っている人と会わねばならないので、今年は避けて正解だったろう。

RimWorld Mod紹介

ポリシーとしてゲーム性を変化させるmodは入れない。UIと操作性の改善だけ。

  • Interaction Bubbles
    • 定番。にぎやかい。楽しい。
  • Colony Groups
    • pawnが10人を超えた辺りから前衛と後衛の衣類ポリシーの手動変更ポチポチが面倒になってきたので導入。一括変更が可能。
  • Numbers
    • 自分で好きなカラムを指定した表が見れる。各pawnの空腹度や睡眠を縦覧するときに役立つ
  • Moody
    • コロニー全体のmood上昇/下降要因を集約された形で見れる。やはり人数が増えてくると個人ではなく全体として確認し対応せねばならないので役に立つ
  • RimHUD
    • 定番。でも意外と必須でもないかも?
  • RPG Style Inventory
    • どうしても各装備のカバー範囲とレイヤーの概念を覚えられないので
  • Relations Tab
    • pawnの人間関係を一覧するために最も適した形はグラフであって、当然こういうmodが存在してしかるべきと考え、探したら案の定あった
  • More Graphs
    • 各種リソースの時系列グラフが確認できるようになる。コロニーが発展してくるとリソース管理も全体として捉える必要が生じる。

大規模集約型農業の苦悩

1人のpawnが1日に消費する栄養は20。年間(60日)だと1200。

米とトウモロコシの生産効率はほぼ同じなので米(およそ6栄養/6日)で考える。1年間のうち米が栽培できる期間は、気候によるが、温帯森林だと40日間なので6サイクル栽培できるとすると、諸々の計算の結果34タイル/pawnの栽培面積が必要になる(収穫失敗・火災・病害のリスクを含めるとさらにマージンが必要)。

10人いると340タイル。これはなかなかの規模だ。これだけの規模になると農作業・運搬作業のリソース軽減を考える必要が出てくる。

農作業のリソース軽減は、やはりトウモロコシ栽培だ。トウモロコシは米の約3倍の生育期間で約3倍の収穫が得られる。農作業が1/3で済むというメリットがあるが、収穫の頻度が落ちるので十分な保管庫が必要になる。火災・病害でロットがまるごとダメになると次の収穫が得られるのが20日後になり、非常にリスクが高い。

一般的なサイズの冷蔵庫はフル棚化して容量3倍にしても不十分になるだろう。その場合は冷蔵しない第2保管庫を立てるのか良い。常温でも1年位保つし、分散保管は火災へのリスクヘッジになる。常温保管庫を優先して非常食化するのも良い。

ディスプレイを買い替えた/ポケモン図鑑/ロングバケーション弱り

ディスプレイを買い替えた

3枚あるディスプレイの1枚、2017年1月から使ってたASUS VX24Aだが、断続的に画面に黒い横筋がチラつく状態になってしまった。PCからの入力でもSwitchからの入力でも同じだったので、ディスプレイ側の問題と確定。チラつきは不定期なので気にしなければ使えなくはないのだが、気になるので買い換えることにした。

ディスプレイのサイズと目からの距離は部屋とデスクのレイアウトから自動的に決まるし、それらと視力を合わせると適切な文字サイズ、さらにはDPIも決まる。今回の買い替えではこれらの要素に変化はなかったので、同じく24インチWQHDを探すことにした。実際のところWQHDだと少し上げた27インチの方が遥かに商品が多く、そちらに変えても良かったかもしれない。

ディスプレイを選ぶのは難しい。大して差がないからだ。24インチWQHD、HDMIとDPを各1以上、ノングレア、十分な調整機能のあるスタンド。ここまで絞り込んでしまうと、後は液晶の発色とか、ドット抜けの確率の低さとか、文字化されたスペックからは検討のしようがない領域に入ってしまう。僕は値段とメーカーの信頼を考慮して最終的にLG 24QP550にした。

以前から僕はドット抜け絶対許さないマンだったのだが、今回はたとえドット抜けがあってもメーカーが正常とする範囲内であれば我慢しようと決意していた。そもそもディスプレイに多少のホコリや汚れがついていても全然気にせず使っているのだから、ドット抜けゼロを目指すのはオーバークオリティというものだ。意味がない。鈍感力を身につけたいと思った。結果的には届いたものにドット抜けはなかった。

届いたら輝度とコントラストの調整。僕はいつも辻徳のデジタル写真塾の手順でやっている。やり始めると楽しくなってしまって、3枚とも調整したら結構時間がかかってしまった。前のに比べて少し見え方は違うものの、特に問題はなく使っている。

古い方は捨てなければならない。住んでいる場所の役所のホームページを見ると、提携業者に回収してもらうのが正しいようだが、これが結構高く、送料込みだと5000円くらいになりそうだった。なんとか方法はないかと考え、ハードオフに売ることにした。画面をバスタオルでガードして抱えてバスで移動。疲れる。故障品扱いなので売値は300円だったが(たぶんジャンクとして売られるのだろう)-5000円が+300円になったので大成功と言っていいだろう。

それにしてもハードオフは本当に利益出るんだろうか…?ジャンクディスプレイに旺盛な需要があるとは考えにくいし、売れないなら在庫を圧迫するか5000円払って処分するしかない。あるいは独自に安い処分ルートを持っているのか、自社で解体して金属パーツだけ売り払ったりしているのだろうか。規模の経済の魔法というのは不思議なものだ。

ポケモン図鑑

ポケモンスカーレットはDLC後編までクリアした。膨大にバラ撒かれたやりこみ要素をどうしようか…と思案していたが、これまでやった赤/ホワイトで果たせなかった図鑑埋めをやってみようと思った。幸いポケモンだいすきな友達が複数いて、今どきのポケモンはインターネット経由で交換ができるので、交換必須なポケモン達の収集も苦ではない。

現時点でパルデア図鑑395/400、キタカミ図鑑188/200、ブルーベリー図鑑150/240。ぼちぼち進めていく。

ポケモンをデータ上で収集するということに意味があるんだろうかと昔は思っていたが、意外とある。ポケモンのストーリーをじっくり味わって、いろいろな人に勝つために戦術を考えていくと、どんなポケモンにも生態系の中でそれぞれの生存戦略があり、対戦でもできることがあるとわかってくる。生物の種の豊かな広がりを感じるのは楽しい。

ロングバケーション弱り

仕事柄チームメンバーが休んでいるとコードレビューが進まないので、大多数が休む日は合わせて休むようにしている。なのでGWは30, 1, 2と標準的な休み方をして10連休になっているのだが、僕は連休があると気分が落ち込んでくる。仕事をしていないと、僕の人生には何もやることがないことを突き付けられるからだ。

ある種贅沢な悩みかもしれないとは思うが、特に何もしないまま平凡な日常を繰り返して人生が終わるんだろうなということを考えると悲しくなってくる。そもそも僕の人生が平凡だろうと波乱だろうと誰も気にしてないんだけど。