食物依存性運動誘発アナフィラキシー?

2年くらい前から急に蕁麻疹が出て1時間くらいで収まることが何度かあった。最近はプールで泳いだ後に出るという規則性があり、医者の友人から「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」の可能性を指摘された。食後すぐに運動するとアレルゲンが急速に吸収されて蕁麻疹や呼吸困難を起こすというものらしい。

これを実験するために天丼(withエビ)を食べてからランニングをしてみたところ、過去にないほど強烈な蕁麻疹が出た。#7119で相談したら「呼吸困難がないなら救急車を呼ぶ必要はないが医者には行け」とのことで行ったところ、やはり食事と運動の組み合わせがよくなさそうとのことだった。ちゃんと運動をするようになったせいで発覚するのは皮肉だ。

蕁麻疹が出てしばらく痒いくらいなら自分で実験したろwと軽い気持ちだったが、ひどいアナフィラキシーが出ると命も危険だったので慎重になるべきだった。今日再び天丼を食べて、普通に歩いて帰宅して大人しくしていたら蕁麻疹は起きなかった。

という訳で私は甲殻類を食べた後は走らないので、ご承知おきください。

docker-composeのスタック名で結構苦労した話

そんなにちゃんと調べた記事じゃないです…

docker-compose upすると適当なstackが作られ、stack名はデフォルトでdocker-compose.ymlがあるディレクトリの名前になる。僕は複数のリポジトリでdocker-compose.ymlをdockerディレクトリの下に入れているから、複数のstackの名前が docker になって被る。そうするとstack内のコンテナとかボリュームの名前も docker-app とか docker-db とかになり、他のstackとぶつかりまくる。特にボリュームの名前の衝突は最悪で、特にハッシュ化とかしてないので同じボリューム名だとホストマシンの同じ場所にマウントされてDBのスキーマ違いますと怒られたりする。

stack名をちゃんと指定するにはdocker-composeの-pオプションを使うのだが、そもそもdocker-composeというのはupとdownしか覚えられない人間が使うもので、アプリケーションによって適切なオプションをつけて運用するのは不可能だ。結局僕はコンテナやボリュームの名前にアプリケーション名のプレフィックスをつけることで問題を回避したのだが、docker-compose.ymlのトップレベルにnameを入れておけば解決するらしい?(未検証)docker-compose.ymlの仕様(というかdocker系のドキュメント)、ググってもどれが信用できる情報かわからなくていつも適当にしちゃう。

2023年年末有給消化 総括

1日目

上野
https://chao.tokyo/archives/3489

2,3日目

三県境
https://chao.tokyo/archives/3496

4,5日目

アクアライン
https://chao.tokyo/archives/3509

6日目

シン・仮面ライダーを見た。よくわからなかった。ジムで上半身を鍛えた。

7日目

掃除をした。

8日目

1km泳いだ。

9日目

サザエさんを見る。

総括

やはり大きな旅行をやろうとすると事前の計画が必要なので、なんとなくで休暇に突入してしまうとできても小旅行になる。関東制覇が達成できたのは良かった。

2023年年末有給消化5日目 ノルマクリアのためだけの小旅行

4日目はのんびり自宅で過ごして夜通しRimWorldしてたら朝になってて、WBC決勝が始まっちゃったので見てすぐ寝た。起きたら17時頃で、このまま何もせずに5日目が終わるのは耐えられなかったので3日目に考えた千葉・神奈川制覇をやることにした。シンプルにやると秋葉原→市川→秋葉原→川崎のように戻りが発生してあまり楽しくなさそうだったので、川崎からアクアラインで木更津に渡り、そこからJRで東京に戻ることにした。

で、この通りやったのだが、あまり楽しくなかった。ほとんど電車がバスに乗ってる時間で(酔った)、出発が遅かったので外も暗くてよく見えなかったからだ。川崎駅前はかなり繁栄していて、アクアラインの入口にはよく写真で見るような配管だらけで煙を吐く謎の工場地帯があり、木更津郊外にはラーメン屋とラブホテルしかなかった。

木更津駅の売店で千葉土産として売られていたオランダ屋の苺ミルフィーユを買って、そのまま駅の待合室で食べた。

どうせなら東京駅で舟和の芋ようかんも買って帰ろうと思ったんだけどもう遅くて売店が開いてなかった。

最寄り駅まで戻ってきたら1日目にあったストリートミュージシャンがまたいた。

2023年年末有給消化3日目 流れついて三県境

2日目

3日目からは日帰りか1泊程度でどこかに行こうと考えていたのだが、考えるほどに特に行きたい場所が思いつかず、自分はなんて内向きでつまらない人間なんだろうと落ち込んでいた。

流れついて三県境

古河駅前

特に計画は立てられなかったが、なんとかなれーと思いながら電車で北へ。適当に乗り換えながら進んでいった結果、古河駅で一旦電車が途切れた。古河は茨城の西端の市だ。地図を見るとどうやら昨日一瞬調べた三県境が近いようなので、行ってみることにした。

古河駅から西へひたすら歩く。途中までは商店街で(謎にうなぎ屋が多い)、だんだん住宅や駐車場の割合が増えてくる。

三国橋

渡良瀬川を渡る三国橋が、素晴らしい絶景だった。巨大な渡良瀬川と整備されたゴルフ場、その手前の草地を橋の上から見渡すスケール感は普段の生活風景とは別世界で、写真では伝わらないが空も雄大で非常に気持ちが良かった。自然の豊かさや景観なんて全く意識しない適当な旅だったにもかかわらずこんな体験ができるとは思ってなかった。

渡良瀬川土手

橋を渡ったあとはしばらく土手を進むのだが、ここで運良く夕焼けを眺めることができた。これもまた格別に素晴らしい。空を遮る高層ビルがない広い平野に夕焼けが差し込み、空のグラデーションを背景に重層的な雲が複雑に彩られる。こんなに美しい空を見たのは何年ぶりだろう。

墓の頭頂部が反射光で輝く珍写真も撮ることができた(これいる?)

僕の祖父と高祖父は船乗りだったが、僕はこういう広大な平野に心惹かれる。遠くまで見渡せて、せいぜい2階建ての一軒家、農地、墓、線路、空に突き出すのは高圧電線だけで、遠くには山の稜線。美しいなあ。

三県境

三県境は農地の間にありちょっとした広場になっている。右側の箱にはスタンプと旅行者ノートが入っている。まあ、ただ県境という概念があるだけで特にすることはない。それがすごく良いなと思った。

旅の目的を事前にしっかりと決め込んでしまうと、それをクリアするチェックポイント通過型の意識になってしまいがちだ。だとすれば、発想を逆転させて、本当にチェックポイントとしての意味合いしかない場所を目的地にするのはいいアイデアかもしれない。そうすれば「どうせ着いたところで特に何もない」と思いながら歩くので、歩いている過程に集中して楽しめるようになる気がする。

この直後に日が暮れて真っ暗になってしまった。ここから最寄りの柳生駅までは農地の中の道で街灯が少なく、結構怖かった。

帰宅

柳生駅から東武日光線で栗橋駅へ。後はJRでどこへなりとも。実はここで再び北上して宇都宮で飛び込みの宿を取って翌日更に北上という攻めたプランもあったのだが、何も想定してなかったせいでスマホの電池が既にギリギリだったこと、南下する電車が先に来てしまったことなどからおとなしく帰宅した。足も痛かったしね。

古河は茨城で、三県境は群馬・栃木・埼玉なので今日一日で4県を制覇したことになる。1日目の上野を合わせれば5県だ。となると残りの休日でやるべきことは、千葉と神奈川を踏破して関東コンプリート…?

やるかどうかは未定です。

2023年年末有給消化1日目 上野動物園/Smart Stay SHIZUKU/送別会

特にそうしようと意図しているわけではないのだが、なんとなくで有給を余らせて、消滅寸前の3月になってまとめて使うというのがここ数年の恒例になっている。

上野動物園

大学時代上野は行動範囲だったにもかかわらず上野動物園に行ったことがなかったので、上野に詳しい友人を召喚して一緒に行った。生憎の雨だったが動物を見るという点ではそんなに関係なかったかな。寒かったし動物を見るために回避不可能な水たまりがあったりしたのは辛かった。

上野動物園と言えばパンダ。思い返すと本物を見たのは人生で初めてかもしれない。父親と母子は別で飼育されており、母子は60分待ちなのに父はフリーパスで謎の格差がかわいそうだったが、とりあえず父親の方だけ見た。岩にもたれかかって後傾姿勢ひたすら笹をちぎって食べていた。ただのおっさんじゃん。屋外の展示スペースの柵はそこまで高くなく、ちょっと本気でジャンプすれば脱出できそうな高さに見えた。パンダ語を話せない人間に囲まれて閉じ込められているのにパンダは脱出したくならないんだろうか。僕は人間語を話せない謎の生物に閉じ込められたら脱出を試みると思うけど…

ワニも見応えがあった。とにかく大きい。水槽に入っているので檻に入っている動物よりも近くでよく見えるという補正もありそうだが、この巨体で歯も顎も強力なんだから怖いなと思った。

爬虫類・両生類に比べると哺乳類はよく動く。使えるエネルギー量が違うのだろう。アルマジロがずっと走り回っていたのは面白かった(病的なのかもしれないが)。

トラは見れなかったのだが、トラの保護にまつわる展示物は面白かった。トラもその他の草食動物も現地の住民も企業も(密猟者等を除けば)悪いことをしているわけではないが、結果的には経済成長を追い求める人間による環境の変更によってトラが割を食っている、そうして作られた油は間接的に日本人も利用しているということが説明されていた。展示物には無邪気な子供のアイデアとして「現地民は豊かな生活を追い求めるのをやめて自然と共生せよ」などという強火な主張も述べられていたが、これは当然「そうはいかないでしょw」という反応まで予期して載せられたものだろう。お題目で腹は膨れない。

14時頃に入園して16時30分には閉園、それより早く展示終了する動物も多かったので回りきれてはいない。まあそのくらいが丁度いいだろう。子供の頃は動物園はシンプルに見て楽しい場所だったが、動物に関する研究・啓発活動、動物と人間の双方の安全のためのいろいろな工夫など、すごく考えられた施設なんだなあと感じた。

Smart Stay SHIZUKU

友人と別れてSmart Stay SHIZUKU 上野駅前店で一休みした。僕はサウナーではないのだがサウナーの友人がよく行っているらしい。風呂で体を温めて、新聞紙で濡れた靴下を乾燥させながらのんびり漫画を読んだ。映画だけ見たにわかなので『SLAM DUNK』は1巻と最終巻を、その後アニメ放送中の『もののがたり』1巻を読んでやっぱりこれ面白くないよなと確認。

送別会

就職で関東を離れる後輩の送別会が上野であり、そのまま参加。仲間うちでよく使う中華料理屋で、途中から人数が増えても柔軟に対応してもらえるのでありがたい。この日も5人スタートで結局9人になった。上野は大学時代の友人が集まりやすい土地であり、これが僕があまり遠くには引っ越したくない理由の一つだ。

一次会が終わったあと、僕は大抵あっさり帰宅するのだが、この日は公園立ち飲みの二次会にも参加した。許容量を超えた2本目のビールを飲んで激しく振動していた。

最寄り駅まで帰ってきたらストリートミュージシャンが歌っていたので聞いてきた。僕はストリートミュージシャンが好きだ。歌唱力や作曲センスはメジャー歌手には及ばないことが多いが、そこで歌っているというのが大事なことだ。街には音楽があったほうがいい。結構長く居座って聞いたのでお金を払った。

帰宅したらお腹が苦しくなった。最近よくあることだが、飲酒で酔っ払って吐くとかではなく胃に来るのだ。胃液が逆流するような気持ち悪さがしばらく続く。こうなると水を飲むのも苦しいのでおとなしく寝ているのだが、そのまま翌朝になってしまうと脱水で普通の二日酔いになる。幸い復活して少しずつ水を飲んでから寝ることができた。