郵便制度の欠陥

明朝はゴミ出しなのでゴミを整理しているのだが、郵便受けに放り込まれている宣伝チラシが非常に多く処理が面倒だ。僕にとって有益なチラシがあったことは一度としてないので受け取りを拒否したいのだが、よく考えると不可能だ。

それは、郵便受けを閉じることができないからだ。郵便受けには郵便局員とチラシ配りを区別する機能がない。だから必要な郵便物を受け取りたければ同時にチラシを受け取らねばならない。郵便物を一切受け取らないで暮らすことが可能なら素晴らしいが、現在の日本では大抵の身元確認は住所ベースで行われる。それは租税の単位が土地にあることにも関係しているだろう。つまりまともに社会的な生活を送りたければ住所確認を拒むことができず、そのためには郵便受けを開放せざるを得ない。これは明らかに仕組みがおかしい。郵便局員と住人のみが開けられる郵便受けが開発されるべきだ。

現代は広告の時代だ。とにかく情報を送りつけ続けることで人間の情報処理をハックし(参考)自社の製品を買わせる。コストをリターンが上回る限り企業は広告を縛って捨てる手間など考えてはくれない。

本当に許しがたい。僕の部屋が汚い原因は資本主義にある。

“郵便制度の欠陥” への2件の返信

  1. 友達の家のマンションとかだと、郵便受けのところに要らないチラシ入れを設置してる所があったりする。よく、ピザのチラシ拾っていって「お得なクーポン拾ってきたよ」って言うんだけど、いつも「なんで拾ってくるねん!いらんわ!」って言われたなぁ。

    1. 僕の友達のアパートも郵便受けの横にゴミ箱があって、チラシを突っ込まれた人はそれを部屋まで持ち帰らずにその場で捨てられるようになっている。それならチラシを配る人が直接ゴミ箱に入れてくれればいいのにと思う。ゴミ箱ではなく郵便受けに入れることで賃金が発生する世界は狂っている。
      ピザはやたらと値引きしてるので定価で買うほうが損している気がする。買ったことないけど。

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